本記事で学ぶ内容

・Webプロモーションにおいて登場するデータ指標で優先すべきもの
・登場するデータ指標で優先すべき理由

Web広告を自社や代理店経由で依頼したとき、戻ってきたレポートには必ず、様々な指標が登場します。一例を挙げると「表示回数、クリック数、CTRCVR、CPA、CPM」などです。

##広告のログデータにおいて見るべき重要指標はひとつ

特に1つのWeb広告を展開していると、まず、「ホームページにどのくらい来訪させることができたのか」を知りたくなるため、「クリック数」などに目を向けがちです。

しかし、前回解説したように、本来の広告の効果とは「投資対効果」なので、「売上に寄与するもの」を優先して考えると良いでしょう。Web施策において、まず見るべき効果測定の指標は「CPA(顧客獲得単価)」です。

なぜ「CPA」が重要なのか? CV数ではないのか?

たとえば、ある商品が1,000円で売れたとしましょう。この時に重要なのは、「1,000円で何個売れたか?」よりも「1,000円の売上を作るためにいくら使ったのか?」です。

1,000円の商品を売るた