マーケティング課題に対して、ferretに掲載の資料からピックアップして解決のヒントをお伝えする本企画。

今回は「EC/D2C事業の広告費」のお悩みに対して、ECプラットフォームを提供する、株式会社SUPER STUDIOの資料をもとに回答します。

解決のヒントになるお役立ち資料

顧客獲得単価と予算から見える課題

顧客獲得単価と予算から見える課題

黒字経営のEC/D2C事業者が押さえているポイントを解説します

Q.EC/D2C事業の広告費が高騰している。黒字経営できている事業者は何が違う?

EC/D2C事業で広告費が高騰していますが、対処方法がわからず悩んでいます。
黒字経営できているEC/D2C事業者はどのような取り組みを行っているのでしょうか?

A.分析環境の整備や、CPAを抑えてLTVを最大化する取り組みを行っている

黒字経営できている事業者とそうでない事業者の違いとして、「分析環境の整備」と「CPAを抑えてLTVを最大化する取り組み」という2つのポイントが挙げられます。それぞれのポイントの詳細は次の通りです。

効果分析を行うための環境整備

EC/D2C事業者を対象としたアンケートでは、「効果分析は充分にできていますか」という項目への回答で、黒字化できている事業者とできていない事業者の間に違いが見られました。

黒字化できている事業者では「効果分析ができている」という回答が69.0% だったことに対して、黒字化できていない事業者では36.7% にとどまっています。このデータから、効果分析のノウハウや環境が整っていることが、黒字化に重要な要素であると考えられます。

効果分析に関するアンケート結果

出典:資料「顧客獲得単価と予算から見える課題」

効果分析は、施策が成功または失敗した要因を考え、次の施策に活かすために必要な取り組みです。効果分析を定常的に行うための環境整備が、EC/D2C事業の黒字化につながります。

CPAを抑えてLTVを最大化

月平均の新規顧客獲得単価(CPA) に関するアンケートでは、5,000円~10,000円未満がボリュームゾーンとなっていました。

黒字化できていない事業者の直近1年間のLTV金額は5,000円~10,000円未満がボリュームゾーンで、CPAとLTVがほとんど同額のため充分な収益が得られていません。一方、黒字化できている企業はLTV金額のボリュームゾーンが10,000円~15,000円未満で、CPAよりもLTVが上回る状態となっています。

CPAとLTVに関するアンケート結果

出典:資料「顧客獲得単価と予算から見える課題」

これらのアンケート結果から、EC/D2C事業を黒字化するためには、CPAを抑えてLTVを最大化する取り組みが重要ということがわかります。

黒字化している事業者が具体的にどのような施策を行っているかについては、下記の資料で詳しくご覧いただけます。EC/D2C事業の担当者の方はぜひ参考にしてください。

▼情報をより詳しく知りたい方は、該当資料をダウンロードできます

顧客獲得単価と予算から見える課題

顧客獲得単価と予算から見える課題

黒字経営のEC/D2C事業者が押さえているポイントを解説します

▼この記事が含まれる特集

【特集】悩み解決のヒント!マーケティングQ&A

【特集】悩み解決のヒント!マーケティングQ&A

マーケティング課題に対して、ferretに掲載の資料をもとに解決のヒントをお伝えします。