提案や企画で使えるフレームワーク

オズボーンのチェックリスト法

アイデア出しに限界を感じたとき、既存のアイデアをさらに展開していけないかを考えるのに役立つのがオズボーンのチェックリスト法です。

既存のアイデアが1つあるとしたら、次の9つの方法で展開できるかを考えます。

1.転用してみたらどうか?
2.応用してみたらどうか?
3.変更してみたらどうか?
4.拡大してみたらどうか?
5.縮小してみたらどうか?
6.代用してみたらどうか?
7.置き換えてみたらどうか?
8.逆転させてみたらどうか?
9.結合させてみたらどうか?

「○○したら?」と制限を加えて考えることで、さらなるアイデアが湧いてくることも多く、新しい企画を打ちだせるでしょう。

マインドマップ

マインドマップはアイデア出しや企画立案はもちろん、自分の思考を整理したり、記憶力を高めたりなど、あらゆる場面で活用できるフレームワークです。

マインドマップの作り方

大きな無地の紙とペンを用意し、今考える課題を1つ真ん中に書き丸で囲みます。その周りに線を数本伸ばし、線の先に関連する事柄を書いていきましょう。
さらに、関連の事柄から線を伸ばし、さらに連想される事柄を書いていきます。

いわゆる連想ゲームのように単語や事柄を書いていくことで、その中からアイデアが出てくるというものです。

Webディレクターの思考整理に活用したいマインドマップ作成術

業務遂行で使うフレームワーク

6W2H

社内でのホウレンソウ(報告・連絡・相談)や、業務遂行、計画の実行、さらに企画提案まで幅広く使えるフレームワークです。

誰もが英語で習った8つの疑問詞がビジネスで役に立ちます。

What(何を)…何の仕事をするのか
Why(なぜ)…なぜその仕事をするのか
Who(誰が)…誰がその仕事を行うのか
Whom(誰に)…誰の何に対するものなのか
When(いつ)…いつから始めて、期限はいつまでか
Where(どこで)…どこで仕事を行うのか
How(どうやって)…どうやって完遂、または実現するのか
How much(いくらで)…予算や費用はいくらかけるのか

もとはWhomとHow muchを除いた5W1Hでしたが、ビジネス向けにさらに要素が加わりました。上司への報告書や企画書の提出から、自分が仕事をする意味の再確認などに利用してみましょう。

PDCA

業務遂行やプロジェクトの進行管理などに使われるのがPDCAです。
基本中の基本でありながら、スムーズに業務を進めたり最速で結果を出すための重要なフレームワークなのできちんと覚えて使いこなしましょう。

Plan(計画)…業務遂行の具体的な計画を立てる
Do(実行)…なるべく計画通りに実行する
Check(確認、評価)…Doを振り返り、計画通りにいったのかどうか、計画通りにした けどどこがうまくいかなかったのかなどをなるべく定量的に確認し、評価する
Action(改善)…Checkの結果、失敗した理由を考え、次にうまくいくための改善策や、計画通りにできた場合にはさらなる成果を出すための改善策を考える。

P→D→C→Aと進んだら、またP→D→…と何度も繰り返すことでより高い効果を出すのがこのフレームワークの特徴です。

【テンプレート付】PDCAとは〜改善の王道パターンを徹底解説