2018年は「SaaS元年」と呼ばれ、多くのスタートアップ企業がSaaS事業に参入しました。ここ数年の盛り上がりでSaaSという言葉を耳にしたことがないという方は少なくなってきているのではないでしょうか。

そんなSaaSは大きく「Horizontal SaaS(ホリゾンタルSaaS)」と「Vartical SaaS(バーティカルSaaS)」の2種類に分けられることをご存じでしょうか。それぞれの意味と具体的なサービスを紹介します。

Horizontal SaaS(ホリゾンタルSaaS)

Horizontalとは「水平」を意味する単語です。その意味の通り勤怠管理やMAツールのような業界・業種に関係なく「人事向け」や「マーケ向け」など特定の職種が使用するSaaSを指します。「取引先と同じMAツールを使っていた」なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。

Vartical SaaS(バーティカルSaaS)

VarticalとはHorizonalの対義語で「垂直」を意味する単語。Horizontal SaaS(ホリゾンタルSaaS)との違いは業種ごとに特化した機能を持つ点です。その特性から「業界特化型SaaS」とも呼ばれます。
日本ではHorizontal SaaSが主となっており、Vartical SaaSはまだまだ黎明期と言えるでしょう。

バーティカルSaaSの一例

ABEJA Insight for Retail

ABEJA Insight for Retailは小売業界に特化したSaaSです。店内に設置されたカメラと連携することによりリピート推定や動線分析など今まで可視化されていなかった来店客の動向を可視化します。

https://abejainc.com/insight/retail/ja/

コドモン

コドモンは保育業界に特化したSaaSです。日報作成や保護者との連絡、登降園管理など保育に関する様々な業務が行えます。
保護者向け、保育士向けの連携アプリもあり、その場でお子さまの情報を確認したい保護者にとっても嬉しい機能もあります。

https://www.codmon.com/

KAMINASHI(カミナシ)

KAMINASHIは食品製造現場でのペーパレス化を目的としたSaaS。簡単な操作性でIT慣れしていない年代の従業員や外国人従業員の多い現場でもストレスのない運用が可能です。また、企業や工場ごとで異なるチェック項目にも柔軟に対応できます。

https://kaminashi.jp/

まとめ

ホリゾンタルSaaSとバーティカルSaaSの意味とその主なサービスを紹介しました。多くのSaaSが登場した現在、会社の課題に合ったSaaS選びが重要となります。それぞれの特性を活かし働き方をアップデートしてみましょう。