企業や人々のストーリーを伝える

近年は「企業の顔が見えるか」が人々の購買行動に影響を与えています。

もっと企業について知ってほしい、働く人々にフォーカスを当てたい…そんなときには、企業や人々のストーリーを伝えるオウンドメディアがおすすめです。

2019年は特にこの点に注目した人が多く、様々な企業が「自社について知ってほしい」と新たなオウンドメディアを開設しました。

アンダーアーマー

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参考:アンダーアーマー|note

スポーツ用の快適な衣料を開発しているアンダーアーマーでは、「note」というプラットフォームを活用したオウンドメディアを開設しました。

製品の開発秘話や、チームやアスリートたちのストーリー紹介などを通して、アンダーアーマーというブランドについて知ってもらうことが目的です。

ブランドの愛用者やスポーツマンはもちろん、普段運動をしない人にもスポーツの楽しさや感動を伝えるような内容となっています。

CREW

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参考:CREW Blog
「近くを走る誰かの車に乗せてもらう」という斬新なアイデアでスマート送迎アプリを開発したCREWは、自社ホームページ内に「CREW Blog」のページを開設。

CREWの利用者を通して体験談を紹介したり、ドライバーの愛用車や想いをインタビューした記事などを掲載しています。

「CREWって何?安全なの?」という不安を解消する他、「ドライバーも利用者も、ちょっと面白そうかも」という興味を湧き立たせるようなコンテンツが満載です。

マルマン

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参考:Story is ...|maruman
文具メーカーのマルマンでは、「Story is ...」をテーマにしたオウンドメディアを2019年から運営開始しました。

マルマン文具を利用する人や開発者のストーリーを紹介したり、開発の裏側をチラ見せしてくれるコンテンツを多数掲載しています。

文具のこだわりというよりも、開発者や実際のユーザーに焦点を当てることで、「マルマン」という企業価値そのものを高めているのが特徴的です。

青山学院

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参考:アオガクプラス|青山学院を、発見する。
幼稚園から大学院まで教育機関を展開している青山学院では、オウンドメディア「アオガクプラス」を運営しています。

卒業生や在校生をインタビューした記事や、青山学院の特徴と新たな一面、そして礎となっているキリスト教の教えなど、青山学院に関する情報が満載です。

青山学院について深く知れるオウンドメディアとなっており、これからの新入生やその保護者にアピールする資料にも活用できたり、在校生の活躍の場になったりと、幅広い可能性を秘めているでしょう。

スマートニュース

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参考:スマQ(スマキュー)|スマートニュースの「はたらく」をみつける
ニュースアプリを提供しているスマートニュースでは、様々なニュースを知ってもらうことはできても「スマートニュース株式会社」という会社について知ってもらうことが少ないことに気付き、自社に特化したオウンドメディアを開設しました。

「スマートニュースに関するQuestion」という意味で「スマQ」と名づけ、スマートニュースで働く人々に焦点を当てています。

今までは「媒体」としか見ていなかった人でもスマQを読めば会社そのものに愛着が湧き、自分や会社が紹介されることで働く人のモチベーションアップにも繋がります。

五反田バレー

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参考:五反田計画
五反田をベンチャーやスタートアップの集積地として様々な活動を行なっている一般社団法人五反田バレーでは、五反田の企業×地域を紹介する「五反田計画」というオウンドメディアを開設しました。

五反田で立ち上がったプロジェクトやキーパーソンへのインタビュー、地元情報といったコンテンツを掲載し、企業と地域の活性化をはかりっています。

「五反田」という地域に絞り込むことで検索上位に入りやすく、アクセスも増えやすいため、より認知を広めやすいという強みがあります。