Googleはユーザーに有用な信頼性の高い、高品質なページコンテンツを提供するため、定期的にコアアップデートを行っています。

コアアップデートが実施される度に、自社サイトやコンテンツに何か大きな影響があるのではと心配している担当者も多いのではないでしょうか。

本記事ではGoogleのコアアップデート概要最新情報に加えて、コアアップデートが起きたら確認すべき項目・対処法を解説します。

Googleコアアップデートの傾向やトレンドを捉え、アップデートが実施されたときも慌てずに対応できるようしっかりと準備しておきましょう。

この記事で分かること

・最新のGoogleコアアップデート情報とこれまでの歴史
Googleコアアップデートが起きた時の対処法と意識すべき点
Googleのコアアップデート時に参考になるサイトとよくある質問

目次

  1. Googleコアアップデートとは
  2. 最新のコアアップデート情報(2023年11月7日現在)
  3. Googleコアアップデートの歴史とトレンド
  4. コアアップデートが起きた時の対処法
  5. 改善する上で意識すべき点
  6. Googleのコアアップデート時に参考になるサイト4選
  7. Googleコアアップデートに関するよくある質問
  8. コアアップデートの一番の対策は、日頃の高品質なコンテンツ作り

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Googleコアアップデートとは

Googleコアアップデートとは、Googleが定期的に実施する「コアアルゴリズムアップデート」のことです。ユーザーがより有用かつ信頼できる情報にリーチできるよう、Googleが行う検索アルゴリズムの見直しや変更のことを指します。

検索アルゴリズムが更新されると、ページの検索順位が変動するなどの影響が発生します。そのため、Googleコアアップデートはその都度大きな注目を集めているのです。

● 頻度は年に数回。ただし今後は多くなる可能性も

小規模な更新は毎日のように実施されていますが、コアアップデートのような大規模な更新・変更は年に数回2〜4回)程度です。ただし最近ではコアアップデートの頻度が高くなっているため、今後はより多く実施される可能性もあります。

コアアップデートが行われる際にはGoogle Search CentralのX(旧Twitter)アカウント等で告知があります。アップデートの情報を見逃したくない人はGoogle Search CentralのXGoogle公式のX(旧Twitter)アカウントGoogle Search Status Dashboardなどを定期的に確認しましょう。

最新のコアアップデート情報(2023年11月7日現在)

最新のコアアップデートは2023年11月2日(日本時間11月3日)に告知され、2週間程度で完了するとのことです。この一つ前のコアアップデートは10月5日〜19日まで実施されていました。

● 2023年夏以降は3ヶ月連続でアップデートあり

これまでGoogleコアアップデートは3〜4ヶ月に1度・年2〜4回ほどの頻度で行われてきましたが、2023年の夏以降は8月のコアアップデート、9月のヘルプフルコンテンツアップデート、10月4日のスパムアップデートとアップデートが連続しています。アップデートの頻度やサイクルが早まっていることも、これまでにはない動きと言えるでしょう。

なお11月2日から実施中のコアアップデートは、前回(10月5日〜19日)のコアアップデートとは異なるシステムの改善を図っているようです。

参考:Google、2023年11月のコアアップデートを実施、ついに寄生サイト対策を導入か?|海外SEO情報ブログ

Googleコアアップデートの歴史とトレンド

Googleは検索サービスを2000年から開始しましたが、開始年からさまざまなアップデートを繰り返し今日に至ります。

ただ、2010年頃の検索エンジンは仕組みが今ほど成熟しておらず、AI活用も進んでいませんでした。そのため、ユーザーが望む通りのコンテンツがすぐに表示されなかったり、ページ内にキーワードさえ挿入されていれば質の低いコンテンツでも上位表示されたりなどの問題を抱えていました。

2011年以降のアップデートではこれらの点を是正すべく、大きなアップデートが次々と実施されています。ここでは、2011年以降に行われた主要なコアアップデートをいくつかピックアップして紹介します。

  • 2000〜2010年までのアップデート
  • 2011年2月:パンダアップデート
  • 2011年11月:フレッシュネスアップデート
  • 2012年4月:ペンギンアップデート
  • 2013年9月:ハミングバードアップデート
  • 2014年12月:ベニスアップデート
  • 2015年4月:モバイルフレンドリーアップデート
  • 2017年12月:健康アップデート
  • 2019年10月:BERTアップデート
  • 2020年5月:Core Web Vitalsの発表
  • 2022年12月:品質評価ガイドラインにE-E-A-Tが追加

Googleコアアップデートの歴史とトレンド.jpg

出典:A brief history of Google’s algorithm updates | yoast

2000〜2010年までのアップデート

2000年にGoogle検索サービスが開始されて以来、10年間で14回のアップデートが行われました。

具体的にこの期間では、ユーザーの検索履歴やアクセス履歴から最適な検索結果を表示する「パーソナライズド検索」や、検索結果にWebページ以外のコンテンツも表示させる「ユニバーサル検索」などのアップデート等が実施されました。

2011年2月:パンダアップデート

2011年2月に実施されたパンダアップデートは、コンテンツの質に着目したアップデートです。ウェブサイトの評価について白黒はっきりつける、という意味からこの名がついたと言われています。

パンダアップデートでは低品質なコンテンツのサイト評価を下げ、逆に高品質なコンテンツのサイト評価は上げて、上位表示させるようにしました。

Googleは高品質なコンテンツを上位表示させることが、ユーザーにとっての利益につながると考えたためです。

2011年11月:フレッシュネスアップデート

2011年11月には、最新情報・タイムリーな情報を検索結果の上位に表示させるようにしたフレッシュネスアップデートが実施されました。

特にニュースや注目のトピックなど、タイムリーな情報が求められるコンテンツについては、時事性の高い情報が掲載されたページが優先的に表示されるようになり、ユーザーの利便性がさらにアップしました。

2012年4月:ペンギンアップデート

ペンギンアップデート外部リンクの質に注目したアップデートです。ペンギンアップデート以前は、外部から被リンクを受けることが検索結果の上位表示につながるとされていました。

そのため外部リンクを購入したり、外部リンク用のサイトを大量に生成したりと、低品質な被リンクをたくさん集めて上位表示を狙うサイトが多く存在していました。

しかしペンギンアップデートにより、外部リンクの件数でなくコンテンツの質で判断されることになり、低品質な被リンク集めをしている悪質なサイトは淘汰されていきました。

2013年9月:ハミングバードアップデート

2013年9月に実施されたハミングバードアップデートは、会話のような検索を可能にしたアップデートです。

ハミングバード導入以前は、例えば「ここから一番近いコンビニはどこ?」と検索しても、検索エンジンは「近い」「コンビニ」という単語のみを認識し、知りたい情報が表示されないケースも多くありました。

そのため「○○(具体的な地名・駅名)コンビニ」など、Googleが意図を汲み取れるよう、単語を区切って検索する必要があったのです。

しかしハミングバード導入後は「ここから一番近いコンビニはどこ?」といった会話に近い文でも、ユーザーの検索意図に沿い、現在地から最も近いコンビニの場所が表示されるようになりました。

2014年12月:ベニスアップデート

ベニスアップデートは、ユーザーの位置情報をもとに最適な検索結果が表示されるようになったアップデートです。このアップデートによって常に現在地に関する情報が表示されるようになり、利便性がさらに向上しました。

例えば「レストラン」と検索した場合、東京にいる時は東京のレストランの情報が、大阪にいる時は大阪のレストランの情報が検索結果に表示されるようになりました。

ベニスアップデートでは美容室や居酒屋・スーパーなど、位置情報に関係する店舗のキーワードに影響があったと言われています。

2015年4月:モバイルフレンドリーアップデート

モバイルフレンドリーアップデートとは、スマートフォンで見やすく使いやすいレイアウトになっているページを評価するアップデートのことです。

スマートフォンなどモバイル端末の利用者の増加により、PC検索よりもモバイル検索の数が上回ったため、検索結果の表示においてもモバイル端末での利便性向上が求められるようになりました。

このアップデートでは、モバイル用に指でタップすることを踏まえたコンテンツであるかや、モバイル面で表示できないコンテンツが含まれないことなどが高評価の条件とされています。

2017年12月:健康アップデート

2017年12月には医療や健康に関する情報の精査を目的に、健康アップデートが実施されました。

医療・健康ジャンルのコンテンツはユーザーの生活や健康に直接影響を与えるため、医学的根拠のない情報や信頼性の低い情報を扱うサイトを上位表示させることは、ユーザーにとって望ましくありません。

このアップデートによって、医療情報や医療機関専門家などから提供された、専門性・信頼性が高い情報を提供するサイトやコンテンツが上位表示されるようになりました。

Googleの公式ガイドラインでも医療・健康ジャンルを筆頭に、金融や税金、天災等、ユーザーの人生に直接影響を与える分野をYMYLと定義しています。YMYLは今後も特に高い専門性が求められる分野だと言えるでしょう。

2019年10月:BERTアップデート

BERTアップデートとは、BERT(バード)と呼ばれるAIをベースにした自然言語処理技術を活用し、文脈やニュアンスを汲み取った上で検索結果の表示を可能にしたアップデートです。

BERTアップデートによって、ユーザーの潜在ニーズを突いた検索結果が表示されやすくなり、ユーザーの利便性がより向上しました。

2020年5月:Core Web Vitalsの発表

2020年5月に発表されたCore Web Vitals(コアウェブバイタル)とは、Googleが新しく提示したUX指標のことです。2021年5月からGoogle検索のランキング要因に組み込まれています。

Web Vitalsとはユーザーが検索エンジンをより快適に使うために重視される指標のことを言います。Core Web VitalsとはWeb Vitalsの中でも、特に重要な以下の3つの指標を指します。

● LCP:ページの読み込み速度(表示時間)

LCP:Largest Contentful Paint
ページ内のメインコンテンツの読み込みが早いほど評価が高い。2.5秒以内が望ましい。

● FID:ブラウザの反応速度(反応時間)

FID:First Input Delay
ユーザーの行ったクリックやタップ等のアクションに対するリアクションが早いほど評価が高い。

● CLS:レイアウトの安定性

CLS:Cumulative Layout Shift
ページ内のレイアウトのずれや崩れが少ないほど評価が高い。「ズレが生じた表示領域の比率×距離の比率」で計算される。数値は0.1未満が望ましい。

自社サイトがCore Web Vitalsに対応できているかは、Google Search Console等で確認可能です。画像を圧縮してデータ量を減らしたり、Javascriptの多用を避けたりなど、必要に応じて対策を講じましょう。

関連記事:GoogleのUX指標「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」とは?LCP・FID・CLSを解説

2022年12月:品質評価ガイドラインにE-E-A-Tが追加

2022年12月にはGoogleの検索品質評価ガイドラインに定義されているウェブサイトの評価基準が更新され、既存のE-A-T、つまりExpertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)に、新たにE「Experience(経験・体験)」が付け加えられました。

これによって以下のような、作成者の経験・体験が反映されているコンテンツであるかが、評価の重要な指標の一つとなりました。

  • 商品を使用した上でのレビュー
  • ある場所に実際に訪れた経験
  • イベントに参加した体験

参照:品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加

コアアップデートが起きた時の対処法

続いて、コアアップデートが起きた時の対処法を4つ解説します。

  • E-E-A-Tを高める
  • ユーザーエクスペリエンスを高める
  • ユーザーが求める情報を提供する
  • サイトの流入数の変化をチェックする

E-E-A-Tを高める

対処法の一つとしてまず挙げられるのはE-E-A-Tを高めることです。

E-E-A-Tとは先に挙げたように、Experience(経験・体験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取ったものです。例えば以下のような対策が有効です。

  • ページに制作者自身の経験・体験を盛り込む
  • 専門家の監修を入れ、情報の専門性を高める
  • 指名検索やフォロワーを増やし権威性を高める
  • 公的機関の発表など信頼できる情報を参照し、信頼性を高める

関連記事:E-E-A-Tとは?YMYLとの関係やSEO対策のポイントを解説

ユーザーエクスペリエンスを高める

ユーザーエクスペリエンス(UX)を高めることも重要です。ユーザーの利便性を高めることで、Googleからの高評価も期待できます。具体的な対策は以下の通りです。

  • ページの読み込み速度を早める
  • スマートフォンでも見やすいデザインにする
  • 文字入力やスクロールがしやすいレイアウトにする
  • ページのセキュリティ安全性を高める

ユーザーが求める情報を提供する

ユーザーが求める情報をサイトやコンテンツ内で提供することも、コアアップデート対策として有効です。

Googleコアアップデートの肝は「ユーザーファースト」です。そのためキーワードから検索意図を読み解いてニーズを捉え、ユーザーが求める情報をどのページよりも分かりやすく提供することが重要となります。

サイトの流入数の変化をチェックする

Googleアナリティクスで流入数を調べるには、[オーディエンス>概要]をクリックし、表示されるグラフとその下の[セッション][ユーザー][ページビュー数]などの項目を確認しましょう。コアアップデートが起こった月から、半年くらい遡って比較してみてください。

流入数が増えた、もしくはほとんど変わらない場合は、今まで通りの運用でいいでしょう。しかし流入数が減っている場合は対応を検討しなければなりません。

● 流入数が微減の場合

流入数がわずかに減っている場合は、必ずしもコアアップデートの影響とは言い切れません。季節要因や流行などによる一過性のものとも考えられます。

コアアップデートの影響を受けたとしても、一度順位が下がり、また元通りになることもよくあります。引き続き流入数と順位をチェックし、変化に目を光らせておきましょう。

● 流入数が大幅減少の場合

流入数が大きく減っている場合は、次のうちどちらに該当するかを確認します。

・キーワードの順位が全体的に落ちている
・特定のキーワードだけの順位が落ちている

キーワード順位はGoogle Search Consoleや他のSEOツール、または直接そのキーワードで検索をすることで確認できます。

● 全体的に順位が落ちている場合

どのキーワードも大幅に順位が落ちている場合、サイト全体がGoogleから低評価を受けている可能性があります。まずは低品質ページを改善することを考えましょう。

ただ、修正せずに一定期間様子を見ていると順位が回復することもありますので、慌てて修正はしないように注意したいところです。

Googleが公式発表している品質評価ガイドラインを参考にしながら、サイト全体の「専門性」「権威性」「信頼性」「経験」に加え、表示速度やモバイル対応などの「利便性」を確認してみましょう。

参考:Google 品質評価ガイドライン解説(日本語解説)|DENTSU DIGITAL
General Guidelines(英語)

● 特定のキーワードだけが落ちている場合

特定のキーワードの順位だけが落ちている場合、ページ単位で低評価を受けている、または競合のページの方が高評価を受けて順位を抜かされた可能性が考えられます。したがって、該当ページを改善することで順位の回復が期待できるでしょう。

コンテンツの品質については、Googleウェブマスター向け公式ブログにて自分のコンテンツの品質を確認する質問リストが公開されています。

Google_のコア_アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと.jpg
出典:Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと

これらの質問に答える形でコンテンツの品質を振り返ると同時に、競合との比較も重要です。「取りこぼしはないか?」「どの点で競合が優れているのか?」などを分析し、競合を超える高品質なコンテンツ作りを目指しましょう。

Googleのコアアップデートの最新情報はこちら

最新版:予測不可能なこれからのGoogleコアアップデート対策

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Googleコアアップデートに悩まされないSEOの3つのポイントについてご紹介致します。

改善する上で意識すべき点

Googleのコアアップデートで順位が下がったからといって、必ずしも「サイトが低評価を受けた」「ペナルティを受けた」「ページに問題があった」というわけではありません。

コアアップデートはユーザーの利便性を高め、ユーザーにより質の高いコンテンツを届けるために行われるものです。コンテンツやサイトの評価基準が変更になったため、別サイトが上位に表示されるようになったとも考えられます。

今後も定期的に行われるコアアップデートの度に慌てないためには、日頃からGoogleの理念を理解して、高品質なコンテンツを作成することが大切です。

Googleの理念である「ユーザーファースト」を第一に考え、ユーザーが探している情報を、ピンポイントで届けられるコンテンツ作りを心がけましょう。

Googleのコアアップデート時に参考になるサイト4選

Googleのコアアップデートが実施された際、情報収集に役立つサイトを4つ紹介します。

Google 検索セントラルブログ

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出典:Google 検索セントラルブログ

Googleからの公式のお知らせなどは、このサイトから確認可能です。更新されたらすぐに通知を受け取れるようにしておきましょう。またGoogle Search CentralのX(旧Twitter)アカウントGoogle Search Status Dashboardもフォロー・確認しておくといいでしょう。

海外SEO情報ブログ

海外SEO情報ブログ.jpg

出典:海外SEO情報ブログ

SEOに特化したブログで、国内で最も有名なSEOブログの1つです。株式会社Faber Companyの取締役Search Advocateである鈴木謙一さんの個人ブログです。

Googleのコアアップデートに関することはもちろん、SEO全般に関する最新情報が更新されています。海外の情報もいち早く発信されるため、SEO対策をするなら必見です。

Google品質評価ガイドライン解説|電通デジタル

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出典:Google品質評価ガイドライン解説 (03:最新版・更新履歴)

株式会社電通デジタルが運営する本サイトは、Google品質評価ガイドラインがアップデートされる度に詳しく解説したコンテンツが更新されます。情報が整理されており網羅性もあるため、英文のガイドラインを読むのが難しい人はこちらの解説を読むだけでも十分です。

Googleが掲げる10の事実|Google

Googleが掲げる10の事実|Google_border.jpg

出典:Googleが掲げる10の事実

コアアップデートはGoogleの理念に基づいて行われています。「Googleが掲げる10の事実」にはGoogleの理念が凝縮されて記載されているため、何度も目を通しておさらいしておくことをおすすめします。

Googleコアアップデートに関するよくある質問

最後に、Googleコアアップデートに関するよくある質問と回答をまとめました。

Googleコアアップデートの頻度は?

Googleコアアップデートは年に2〜4回程度実施されています。ただし最近ではコアアップデートの頻度が高くなっているため、今後はより多く実施される可能性があります。

コアアップデートの情報はGoogle Search CentralのX(旧Twitter)アカウントGoogle Search Status Dashboardなどで確認できます。

不自然なリンクを削除したら検索順位は上がる?コアアップデートの影響は?

Googleコアアップデートでは、サイトやコンテンツが信頼性の高いものであるかどうか、ユーザーの検索意図と関連性の高いものであるかどうかで評価されます。

そのため、不自然なリンクが信頼性を損ねていたり、ユーザーの検索意図と関連性がないと判断されたりすると順位に影響があるでしょう。

ただし単純に不自然なリンクを削除しただけでは、コアアップデートへの対策や検索順位の向上にはつながりにくいと考えられます。

順位が下がったらすぐに対策を講じるべき?

アップデートが完全に完了するまでには1〜2週間の時間がかかり、途中で微調整が入ることもあります。

そのため、すぐに行動はせずアップデートが完全に完了して数日経過するまで、まずは様子を見て慎重に行動することをおすすめします。

コアアップデートの一番の対策は、日頃の高品質なコンテンツ作り

Googleのコアアップデートが起きた際の対処法には以下の4つがあります。

  • E-E-A-Tを高める
  • ユーザーエクスペリエンスを高める
  • ユーザーが求める情報を提供する
  • サイトの流入数の変化をチェックする

ただし、Googleのコアアップデートは、小手先のテクニックでは対処できません。そのため、日頃から高品質のコンテンツを作っておき、コアアップデートの波に耐えられるようにしておくことが重要です。

コアアップデートが行われたら、まずは落ち着いてサイトへの影響を確認し、正しい対処を行いましょう。

Googleのコアアップデートの最新情報はこちら

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