株式会社メルカリと株式会社丸井が、マルイ店舗・ECサイト「マルイウェブチャネル」と、メルカリグループの各種ソリューションを連携。両社の事業拡大を目指す。本提携により、メルカリと丸井は、マルイ店舗へのメルカリステーションの出店、メルペイ決済の導入、データ連携による顧客体験の拡張など、一次流通と二次流通の連携を視野に入れるとのこと。

今春、新宿マルイ本館に「メルカリステーション」を出店

今春、メルカリは初となる旗艦店「メルカリステーション」を新宿マルイ本館に出店。同店では、メルカリの使い方が学べる「メルカリ教室」や、出品したい商品が撮影できる撮影ブース、売れた商品がその場で発送できる無人投函ボックス端末などを展示。メルカリを体験しながら学べることを狙っている。

マルイとマルイウェブチャネルでメルペイ決済導入

2020年4月より数店舗でメルペイ決済の導入を予定。今後はマルイ全店とマルイウェブチャネルで導入と決済に連動したクーポン施策などを目指す。

データを連携したソリューションの検討

両社の顧客体験向上のため、マルイウェブチャネルとメルカリのデータを連携したソリューションの検討に取り組む。例えば、メルカリ内で検索をした際、マルイウェブチャネルの商品を表示し選択肢を増やしたり、マルイウェブチャネルで購入した商品をメルカリの持ち物リストと連携して出品しやすくしたりするなど、利便性向上を目的とした施策を検討するという。