営業ツール

テレワークだと営業がしにくい、と感じる方も多いでしょう。営業の基本は対面ですが、ツールを活用して新しい人脈を獲得したり、顧客との関係性を深めたりすることも可能です。対話は電話やWeb会議を通じて行えるので、オンライン上に営業先のデータを取り込んで一元管理することで、かえって営業活動がしやすくなるかもしれません。

Sansan

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出典:Sansan

クラウド名刺管理サービス「Sansan」は、スキャナーやアプリケーションで名刺を正確にデータ化し、人脈の管理や共有ができるビジネスプラットフォームです。社内の名刺を一括管理できるため、営業部や他部署間で連絡先を共有するのにも活躍します。

Facebookのような投稿ツールもあり、タイムラインで名刺交換した人の近況も確認したり、転職状況を把握できたりできます。紙の名刺だと相手が退職したらそれまでですが、Sansanで繋がっていければ新しい情報に更新され、関係が持続するのです。
さらに、オンライン上で名刺交換することも可能。直接会えなくても気軽に名刺交換でき、テレワークでも円滑なコミュニケーションをとりやすくなります。新しい営業ツールとしても活用できるでしょう。Sansanは法人向けサービスですが、個人向けに同様のサービス「Eight」も展開しています。

料金は名刺の枚数によって変動しますが、ライセンス金額は月額5万円から。スキャナーのレンタル代が月額1万円で、初期費用としてライセンス金額1年分がかかります。
参考:Sansan
クラウド名刺管理サービス Sansan、「オンライン名刺交換機能」を発表

「テレワーク」という選択肢のメリットは大きい

テレワークは導入時のハードルこそ高いものの、実現すれば生産性の向上、業務効率化、コスト削減、ダイバーシティ、人材確保、事業継続性向上など、働き手にとっても企業にとってもたくさんのメリットをもたらします。また、介護などで生活が不規則になりがちな人も働きやすくなり、これからの少子高齢化にも対応しやすく離職率を下げることも期待できるでしょう。

社内制度だけでテレワークを実現するのには限界があるため、必要に応じてオンラインツールを導入し、場所や時間にとらわれない労働環境を構築するのがおすすめです。まずはテレワーク導入の課題を洗い出し、どうしたら課題解決できるか明確にしてからツール検討し、テレワークという新しい選択肢を作りましょう。

テレワークを快適にする「Web会議ツール」は?

テレワークでも快適に働くために。自社に適した「Web会議ツール」の選び方

テレワークでも快適に働くために。自社に適した「Web会議ツール」の選び方

2019年4月から始まった働き方改革や昨今の新型ウイルスの影響により、働き方の見直しが早急に進められています。テレワーク(時間と場所を選ばない働き方)もその一助を担っており、オフィスにいなくても自宅やシェアオフィスで働くメンバーと、オンライン上で会議ができる「Web会議ツール」の需要が高まりつつあるようです。