2020年、新型コロナウイルス感染症により、在宅勤務、営業自粛、休業、イベント中止などによる企業の経済的負担は増すばかりです。また、外出自粛やテレワークが広がったことで消費者の行動も大きく変わり、コロナウイルスが落ち着いた後にも影響を及ぼすでしょう。

こうした社会的混乱が続く今、飲食店のテイクアウトやデリバリー、美容やコスメ業界の美容カウンセリング、大学や専門学校などのオープンキャンパス、塾の授業、イベントの開催など、様々な業界でオンライン接客や非接触型接客への切替対応が急がれています。

今回は、LINEやFacebookなどのSNSを使って、企業がすぐにオンライン接客を実現する方法だけでなく、コロナウイルスの影響が落ち着いた後も継続的にお客様とコミュニケーションをとっていく方法を紹介します。

目次

  1. オンラインツールを使いこなす
  2. 飲食店のテイクアウトミニアプリ
    1. 飲食店を取り巻く環境変化
    2. テイクアウトの注文、来店予約、決済を自動対応
    3. テイクアウトミニアプリの始め方
  3. LINEやWebサイトのチャットでお客様対応
    1. 対顧客営業職を取り巻く環境変化
    2. オンライン美容コスメコンサル
    3. 営業担当者(保険、車、不動産等)のオンライン接客
    4. チャットでオンラインカスタマーサポート
    5. 担当者、進捗、社内コメントを一括管理
  4. イベントは動画配信で参加者管理
    1. イベント開催を取り巻く環境変化
    2. オンラインオープンキャンパス・授業の始め方
  5. 早速導入してみよう!

オンラインツールを使いこなす

この状況下で企業が考えるべきことはとても多く、オンライン接客への切替時に利用するオンラインツールを検討するにあたり、以下重要視している企業が多いです。

  • 無料や安価で迅速に導入できる
  • 簡単に運用できる
  • コロナ後にも企業にとって役に立つ

この記事では、オンライン接客のシチュエーションに特化して、LINEやFacebookなどのミニアプリを使うanybot、ビデオ会議を使うZoomなど、社内チャットを行うSlackなどの様々なツールを使いながら企業がコロナウイルスの影響を乗り越えるための施策を、具体的な業界の活用事例を使って紹介していきます。

飲食店のテイクアウトミニアプリ

飲食店を取り巻く環境変化

コロナウイルスによる外出自粛の影響で、日本各地の飲食店で来店客数が激減。賃料やスタッフへの給与支払いのためにも、テイクアウトやデリバリーを始める飲食店が増えています。

そこで、お店のLINEやFacebook、Webサイト内のミニアプリを使うことで、テイクアウトやデリバリーの注文、決済、受取日時の予約を自動対応させることが可能です。LINEやFacebookをまだ始めていないお店も、0円からスタートすることが可能です。

ミニアプリとは?

また、お店が管理できるSNSのため、テイクアウトやデリバリーのアプリと異なり、コロナウイルスの影響が落ち着いた後も、お店の馴染みのお客様に新メニューやクーポンの配信が可能となり、長期的なお客様との関係づくりにも最適です。

飲食店のテイクアウトミニアプリの特徴

  • お店のSNSやWebサイトだから、馴染みのお客様に届く
  • 発注・決済・受取日時の予約まで自動対応(お店にはメール、LINEで自動通知)
  • コロナ後は、SNSを通じて新メニューやクーポン配信に利用

テイクアウトミニアプリの始め方

  1. テイクアウトを受け付けるプラットフォームを用意(LINE, Facebook, Web)
  2. anybotのテイクアウトミニアプリのテンプレートにメニューを登録
  3. SNSやチラシでテイクアウトを始めたことを告知

anybotのミニアプリなら、Google Mapの検索結果に直接リンクを貼り付け可能!

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anybotのテイクアウトミニアプリの利用イメージ

LINEやWebサイトのチャットでお客様対応

対顧客営業職を取り巻く環境変化

BtoC業界の営業職やカスタマーサポート職にもコロナウイルスの影響が及んでいます。

  • 保険、不動産、車などお客様に担当が割り当てられる営業職
  • コスメ商品を提案する美容コンサル
  • EC販売商品や契約に関する相談に返答するカスタマーサポート、など

お客様からお話を伺い、適切な案内をする接客を必要とする職種では、お客様に対して営業担当者が割り当てられて進捗管理を行ったり、コロナ後にも継続して関係を保つことができたりする長期的なお付き合いが必要です。

店頭での接客が難しくなった今、電話やメールだけでなく、LINEを使うことで、お客様とのチャット内容や進捗管理をデータベースに自動保存し、お客様にとっても慣れないメールよりも友だちと話をするようにチャットで簡単に相談することが可能になります。

営業担当者(保険、車、不動産など)のオンライン接客の始め方

  1. anybotに登録して、LINE等のチャットボットを設定
  2. ミニアプリを営業担当者のGoogleカレンダーと連携
  3. 営業担当者がanybot管理画面からチャットで相談

※Zoomなどのリンクとパスワードをチャットで送信することで、ビデオチャットを行うことができます。

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anybotオンライン営業対応の利用イメージ

オンライン美容コスメコンサルの始め方

  1. anybotに登録して、LINEなどのチャットボットを設定
  2. LINEなどにオススメ商品を登録
  3. 美容コンサルがanybot管理画面からチャットで相談

※ミニアプリの日時予約機能で、動画レッスン配信や来店予約の自動受付も可能!

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anybotの美容コスメコンサルのオンラインカウンセリング利用イメージ

LINEやWebチャットでオンラインカスタマーサポート

  1. anybotに登録して、LINEなどのチャットボットを設定
  2. 問い合わせフォーム入力後、カスタマーサポートのメールやSlackに自動通知
  3. カスタマーサポートがanybot管理画面からチャットで相談

※Zoomなどのリンクとパスワードをチャットで送信することで、ビデオチャットを行うことができます。

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担当者、進捗、社内コメントを一括管理

LINEチャットでオンライン接客を導入後、LINEチャットで返答すると自動で担当者を紐づけ、進捗管理もワンクリックで行うことが可能です。

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anybotオンライン接客進捗管理

ここ最近、社内コミュニケーションでチャットツールを使う企業が増えています。オンライン接客中、特定のお客様について社内コメント機能で他の担当者に質問することができます。

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anybotの社内コメント機能

イベントは動画配信で参加者管理

イベント開催を取り巻く環境変化

コロナウイルス対策として、密閉、密集、密接の「3つの密」を避けることや、「Stay Home」として自宅にいる対策が薦められています。それにより数多くのイベントは中止になりました。

しかし、大学や専門学校などの教育業界にとって、学校応募に興味をもってもらうためにもオープンキャンパスの開催は重要です。そこで動画の配信がオープンキャンパスの開催の代わりとなる方法として注目されています。

イベント開催で運用できれば、そのままオンライン授業配信を行うことも可能です。

オンラインオープンキャンパス・授業の始め方

  1. オープンキャンパスや授業の動画を撮影し、YouTubeなどで限定公開
  2. anybotに登録して、LINE等のチャットボットと動画配信URLを設定
  3. 動画を配信し、閲覧完了者にイベント・授業参加後の情報を配信

※個別面談等を行う場合、Zoomなどのリンクとパスワードをチャットで送信することで、ビデオチャットを行うことができます。
※イベント参加日時をもって、参加後のアンケートを自動で送信することができます。

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anybotオンラインオープンキャンパス・授業の配信イメージ

早速導入してみよう!

様々なオンラインツールを使ってみましょう。

ミニアプリやチャットボットを作るanybotも無料で利用できます。

  • Webチャットボットであれば完全無償
  • テイクアウトミニアプリも初期費用・3ヶ月無料
  • LINEなどのチャットボットやミニアプリも、月額15,000円~

お急ぎの方、ご相談だけでも知りたい方は、ぜひエボラニにご連絡ください。

その他にも多くの無料ツールを有効活用しましょう!

LINE公式アカウントは月額無料で、月に1000通の配信まで無料で利用可能です。
Facebookページを無料で作って、お客様が連絡を取れるようにしましょう。
Zoomも無料で始めることが可能です。ビデオ参加時にパスワード設定をしましょう。
YouTubeで動画配信するには、YouTubeチャンネルを作ります。Googleアカウントを使って簡単に作ることが可能です。