ライブ配信プラットフォームごとの特徴とは?

ライブ配信を行うには、まずどのプラットフォームを使うかから考える必要があります。そこで、主要プラットフォームの特徴について解説します。

YouTube Live

YouTube Liveは、かなり幅広い層が視聴しているのが特徴。これは動画共有サービスとしての歴史が長いこと、配信者の年齢層が幅広いことも起因していると思われます。有名なプラットフォームで、特別なアプリがなくてもWebブラウザから視聴できるので、視聴者にとっても見やすいプラットフォームと言えます。

ニコニコ生放送

一時期、生配信といえばニコニコ動画という時代がありましたが、最近ではやや停滞気味という印象。特に個人の配信者がYouTube Liveに流れたこともあり、アニメやゲーム関連の企業の放送が主体となっています。視聴者の年齢層は幅広いものの、コアなユーザーが多く、匿名性が高いためコメント率が高いという特徴があります。

Facebook Live

SNSプラットフォームであるFacebookのライブ配信サービス。Facebookは実名登録が基本のため、やや年齢層は高め。主にビジネスパーソンが多いので、業界向けのライブ配信ならばリーチしやすいかもしれません。一方、不特定多数の人への配信にはあまり向いてないと言えるでしょう。

LINE LIVE

今やコミュニケーションツールとして利用者数8,300万人以上を誇るLINE。ほとんどのスマートフォンにインストールされていると考えると、視聴者層はスマートフォンユーザー全体と言えるかもしれません。また、企業の公式アカウントと友だち登録されていれば、配信の際に通知されるため、見逃し防止にもなります。何より、ユーザー個人へダイレクトに届けられるという大きなメリットがあります。

参照:LINE株式会社 2019年第4四半期決算発表

Instagram

写真共有SNSのInstagramでもライブ配信が可能です。Instagramは女性ユーザーが多いのが特徴。いわゆる「インスタグラマー」と呼ばれる人たちも女性が多いので、女性に向けた商品やサービスを配信するのに適していると思われます。

ツイキャス

Twitterと連携して動画配信が行えるサービスです。Twitterと連携しているため、Twitterでのマーケティング活動が活発な企業ならば、親和性が高いと言えます。サービス全体の認知度はありますが、実際にマーケティング活動に使われている率は少なめのようなので、使い方によっては高い効果が望めるかもしれません。

参考:
ライブ配信サービスの認知は75.5%、知っているサービスの上位は「ニコニコ生放送、YouTube LIVE、ツイキャス」、利用上位は「YouTube LIVE、Instagramライブ、ニコニコ生放送」と認知サービスと差|MMD研究所

ライブ配信プラットフォーム比較|MONSTER DIVE