Googleは2020年5月28日、検索ランキングの指標の変更を発表した。Core Web Vitalsと既存のシグナルを組み合わせるという。

参照▶︎Google、Google検索で良いページ体験を届けるための4つのシグナルを発表
参照▶︎Evaluating page experience for a better web

Core Web Vitalsとは

Core Web Vitalsとは、すべてのWeb体験にとって重要な共通のシグナルのこと。具体的にはローディング・エクスペリエンス、インタラクティブ性、ページ・コンテンツの視覚的安定性が挙げられる。

参照▶︎Introducing Web Vitals: essential metrics for a healthy site

Core Web Vitalsの指標

pasted image 0.png出典：Chromium Blog

Largest Contentful Paint （LCP）

読み込みパフォーマンスを測定。ページが読み込みを開始してから2.5秒以内に表示する必要がある。

First Input Delay （FID）

インタラクティブ性を測定。ページのFIDは100ミリ秒未満でなければならない。

Cumulative Layout Shift （CLS）

視覚的な安定性を測定。ページは0.1未満のCLSを維持する必要がある。

この3つの指標をまとめてCore Web Vitalsと呼び、これがが検索ランキングの指標になる。

参照▶︎Web Vitals

GoogleのUX指標「Core Web Vitals（コアウェブバイタル）」とは？LCP・FID・CLSを解説

GoogleのUX指標「Core Web Vitals（コアウェブバイタル）」とは？LCP・FID・CLSを解説

Googleは2020年5月28日、検索ランキングの指標を「Core Web Vitals（コアウェブバイタル）」と既存のシグナルを組み合わせると発表した。今回はCore Web Vitalsを構成する3つの指標、LCP・FID・CLSについて解説していく。