※本記事は、2015年8月9日に公開された記事をマケスト提供により一部再編集を行っております。

SEOの施策の1つとして「キーワード出現率の調整」が有効だと言われていた時代がありました。
SEO業界では「キーワード出現率が5%前後がいい」と言われていた時期もありましたが、現在5%という上位表示の出現率の調整をしたところで上位表示の効果は望めません。

今回は、キーワード出現率とSEO上位表示の現在の関係性について解説します。

そもそもなぜキーワード出現率の調整がSEOに有効と言われていたのか?

ユーザー検索エンジンで検索行動を取る際、必ず何かしらのキーワードを入力します。
その検索キーワードの内容と適合度の高いページを上位表示させる、というのが検索エンジンの基本的な構造です。

そのため、表示されるページにそのキーワードが多く含まれていれば、適合度が高くなるのではないかという考えから、キーワード出現率という言葉が生まれたわけです。

それを鵜呑みにした人たちが上位表示させたいキーワードとの適合度を高めようと、タイトルタグやディスクリプション、本文等に、整合性は無視してとにかくキーワードを入れ込むいわゆるキーワードスパムが流行しました。

キーワードスパムまではいかなくても、本文中におけるキーワードの出現率がSEOに影響があるという言説は根強く定着し、「キーワード出現率は5%(もしくは7%)程度にすると良い」という噂が出回ったこともありました。
以前からSEO対策を行っていた方は、キーワード出現率の調整に苦労したという方も多いのではないでしょうか。

キーワード出現率を気にしておかしな文章になるのは本末転倒

冒頭にお伝えしたとおり、キーワード出現率はSEOの上位表示効果はありません。
2011年にはGoogleのジョン・ミューラー氏が「キーワード出現頻度に気を向けるのではなく、文章を自然に書くことを勧める。」と発言しています。

参考:
キーワード出現頻度を話題にするのはもう止めない? by Google など10+2記事(海外&国内SEO情報) | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

検索エンジンの精度が劇的に向上した現在は、コンテンツの質が評価できるようになりました。
Googleユーザーの役に立つかどうかという評価基準を最も重視しているので、そもそもキーワード出現率を意識してユーザーにとってわかりにくい文章になってしまうのはユーザーGoogle双方の評価を落とすことに繋がり本末転倒です。
とはいえ、全くキーワードが含まれていない場合はGoogleが関連性を認識できない可能性も高いので、対策キーワードをはっきりと意識したうえでユーザーにとってわかりやすい文章を作成するように気をつけましょう。

スパムになっていないかどうかを判断する際には有用

自社ホームページテキストスパム扱いされていないかどうかを調べたいのであれば、キーワード出現率が1つの目安になります。
過剰にキーワードが含まれてしまっている場合はスパム扱いされてしまうので、ツール等を使って出現率を調べてみましょう。

参考:
キーワード出現頻度解析ツール | SEO 検索エンジン最適化

まとめ

このような噂が生まれたのは、SEO業界の多くが、Googleの方だけを向いて対策を行っていたという背景があります。
検索結果で上位表示させるためにはGoogleからの評価を挙げなければいけない、ではGoogleに評価するにはどうすればいいかということだけを考えていた結果、このような根拠の無い噂が出てしまったのでしょう。

Googleユーザーにとって有益な情報を届けることを最も重視しているため、本来考えるべきは「Googleに評価されるかどうか」ではなく「ユーザーに評価されるかどうか」です。
シンプルに、ターゲットユーザーに役に立つ内容は何かということを考えることが最もSEOに有効な施策になります。

SEOに有効な施策を考えるために、ツールを活用しよう![マケスト提供]

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