
ノーコードで変わる、サイト運用における生産性とは?【前編】〜株式会社ギャプライズ 甲斐社長の視点〜
新型コロナウイルスの影響もあり、昨今のDX加速は言わずもがなとどまる所を知りません。
中でもWEBマーケティングにおいては、手法や環境を変えざるを得ない状況となっており、頭打ちになっている方も多いのではないでしょうか。
そこで『ferret』の運営元、株式会社ベーシックが提供するSaaSツール『ferret One』※1の導入企業に、環境の変化が実際に生産性にどう影響したのか、弊社代表の秋山がインタビューいたしました。
今回は、イスラエルを中心としたグローバルマーケットから発掘したテクノロジー群、いわばSaaS商社の株式会社ギャプライズ 代表取締役CEO 甲斐 亮之氏に、ferret One導入の背景と変化した生産性について、お話を伺いました。
※1『ferret One』WEBページ制作からメール配信、LP制作、サイト解析までがワンストップでできるCMSツール
甲斐 亮之(かい りょうじ)
株式会社ギャプライズ 代表取締役CEO
2005年、ギャプライズへ参画。
ECサイト設計・構築・運用・プロモーションを中心に、プロデュースからディレクション、広告選定、ランディングページ構築までマーケティングを包括的に担当。
2010年より執行役員WEBマーケティング責任者としてギャプライズのマーケティングサービスを統括。2013年より現職。
秋山 勝(あきやま まさる)
株式会社ベーシック 代表取締役社長
高校卒業後、企画営業職として商社に入社。1997年、グッドウィルコミュニケーション入社。物流倉庫の立ち上げやEC事業のサービス企画を担当。2001年、トランス・コスモスに入社し、Webマーケティング関連の新規事業など数々の事業企画を手がける。2004年、ベーシックを創業。「問題解決の集団として、情熱を妨げる世の中のあらゆる問題解決をやり抜き、多種多様な企業が強みに集中できる世界を創造する」をミッションに、オールインワン型BtoBマーケティングツール「ferret One」、フォーム作成管理ツール「formrun」のSaaS事業と国内最大級のWebマーケティングメディア「ferret」や「フランチャイズ比較ネット」などのメディア事業を展開。一般社団法人マーケターキャリア協会(MCA)理事。
ビジネスモデル故の見えてきた課題
秋山:
まず初めに、事業内容をお伺いできますか?
甲斐氏:
当社ギャプライズは海外のスタートアップが展開するツールを国内企業にソリューション提供する、言わばSaaS商社を行っています。現在は、SimilarWebをはじめ約15ツール程取り扱っていますね。
SssS商社のビジネスモデルを10年やっており、今はデジタルマーケ領域で多種多様なサービスを展開しています。今後はデジタルマーケティング以外の領域にも進出し、より多くのスタートアップ企業とのアライアンス増加を目指しています。
秋山:
ありがとうございます。現在サービスサイトのほとんどをferret Oneに載せ替えていただいてますが、その背景はどのようなものでしたか?
甲斐氏:
全てのサービスを『株式会社ギャプライズ』で紹介してしまうと、たくさんツールがありすぎてサイトを見ているお客様が当社が何屋さんなのか把握できなくなってしまいます。ですので、サイトを切り出していく必要があったんですよね。仮に、15ツールあれば15サービスサイトを、ただでさえ、リソースが足りていないエンジニアが人力で作ってました(笑)。
ただ、15サービスだけなら何とか回るかもしれませんが、今後20〜30と増加させていく計画を立てたいんです。それを伝えると、サイト構築の工数を懸念して、現場の顔がどんどん曇っていくんですよね(笑)。
実はビジネスモデル上では社内のエンジニア工数はあまり必要ではないというのもあり、サイト制作や更新、Salesforce等々のCRM周りの連携作業などがあると、数少ないエンジニアは色んな部署から引っ張りだこの状態でした。
ですので、1番手間がかかるのは、エンジニア工数の調整ですね。上司にかかる工数を報告した上で依頼をしていたので、結果、新しい事を進めるのに時間がかかってました。
海外のパートナー企業もスピード重視なので、鬩ぎ合いでした。
秋山:
依頼する側も結果を出すためにはなるべく早く終わらせたいですもんね。最近ですとどの様なサービスを展開しているのですか?
甲斐氏:
最近ですと、アパレルの大規模ECサイトに対して、画像検索レコメンドツールだったり、決済の不正検知して最適化する、クレジットカードの不正利用チャージバックのサービスを展開してます。
秋山:
次から次へ新しい商材を展開してますね。採用したツールの利用を増やし、また新しい商材を増やす、業績を伸ばす為の掛け算ですね。サービスが増えるとやはり、エンジニアのリソースの問題が出てきますね。
甲斐氏:
はい、結果スピードが担保出来ないことが起きていました。
何年も1人か2人しかいないエンジニアをずっと取り合っていました。かと言って先程同様、ビジネスモデル上、エンジニアを採用するかといったらそこまでではなく。
従来どおりエンジニアに依存し続けるのも限界を感じてました。少人数で回しているので何かあったらリカバリーが効かない、パートナー企業にも影響することなので、もう属人化させている場合じゃないと思いました。
その時に、救世主(笑)ferret Oneが現れ、導入を機に一気にエンジニアに頼らない運用フローを整理しました。
薄々感じていた危機感からの脱却
秋山:
今までWordPressで従来型の制作方法で運用を続けていた訳じゃないですか、
SaaS商社をやっているのであれば、色んな商材を知っていると思うんですよね。
様々な問題が出てきた時、外注や他ツールなどの代替えの方法もあり得たのではと思っているのですが、そこは考えなかったのですか?
甲斐氏:
そこは弊社の取り扱いサービス、Optimizelyで無理矢理に運用してました。特に社内のリソースが使えなくて外注費も払えないような、細かな修正したい場合などはいじれるメンバーに制作をお願いして利用してました。
本来は、A/Bテストやパーソナライズをする為のツールなんですけど、100%表示にしてページを出してましたね。限定的に活用するものだったら良かったんですけど、サービスサイトとして作るのには適しておらず、小手先でどうにか粘ってきましたが、限界がありました。そこからまた新しいツールを展開することになったその時、ちょうどferret Oneに出会えたので、タイミングが非常に良かったですね。
大きく成長し続けてきて、ちょうどこの1年ほど経営者としてひとつの踊り場に差し掛かったと感じていたこともあり、事業のみならず、組織構造、社内の取り組みを抜本的に見直す機運が高まりました。
秋山:
成長し続けていく中、その課題に気づいてたけど騙し騙しでいけたんですね。
甲斐氏:
課題は何となく感じていたものの、同じことをさせるのは経営判断としては駄目だと思いました。
これまで取り組んできたやり方で運用を続けていた。
限界は近いとわかりながらも具体的な解決策が見えずにいた。
『ノーコード構築』との出会い
**[primary]秋山:[/primary]**初め、甲斐さんにセミナー効率化の相談をされた時に打ち合わせしたのがferret Oneご紹介のきっかけでしたよね。
**[primary]甲斐氏:[/primary]**そうですね、実は以前から秋山さんからferret Oneの話しを聞いてましたが、いまいちイメージが付かず、弊社に合うのか分からなかったんですよね。でも、秋山さんからその日デモ画面を見せて頂いて・・・衝撃が走りました。
甲斐氏:
「ノーコードでサイトが制作出来るの!?」って。我々のエンジニアリソース不足問題がこれで解決出来ると思いました。
秋山:
すっと話していたのに、ferret Oneのデモをお見せしたらすごい表情変わりましたよね(笑)あの時お見せしてよかったです。
**[primary]甲斐氏:[/primary]**本当にあの時、ご相談して良かったです(笑)。
秋山:
ありがとうございます。
どのような課題感をもっている企業がferret Oneに合うと思いますか?
甲斐氏:
まず、弊社のように複数事業を持っていてそれらをサイトで紹介するような企業は合うと思いますね。次に組織人員に開発やデザイナーを抱えていない企業。どちらにしてもリソース不足や構築出来る人がいないなど、課題感を持っている会社は多いと思いますね。
秋山:
他社の導入企業様もそう言った状況は往々にしてありますね。アセットを持っていなくて、毎回情報システム部にお願いして更新してもらわないといけない、そうするとスピード感が出なくなってしまう。なるべくアセットが無い組織でも実行力高めたい方が、ferret Oneを採用いただくケースは増えてきてますね。
甲斐氏:
更新や改善したいけど、担当の手が埋まってしまってたら本当時間が掛かって仕方がないです。ferret Oneで制作したサイトは9個あるのですが、運用改善されて本当に助かってます。
ferret Oneの便利さに慣れてしまったら、もう人力でやっていた頃には戻れないですよ。
秋山:
結構大胆に改善してくださいましたよね、これからのferret Oneでの成果、楽しみにしてます。本日はありがとうございました。
まとめ
前編では甲斐さんに課題と脱却への道のりについてお話をしていただきました。
後編では実際にferret Oneを活用しているマーケティンググループの勝見 理恵氏に
導入前と導入後の変化について詳しくお話を伺います。
ferret Oneとは
サイト制作(CMS)からお問い合わせ管理・メール配信・A/Bテスト・LP作成・キャンペーン管理など、BtoBマーケティングに必要な機能を一通り揃えたオールインワンツールです。
現在、生産性向上策のホワイトペーパーを無料公開中
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- SaaS
- SaaSとは、Software as a Serviceの略で、ユーザーにソフトウェアの「機能」をインターネット経由で提供することを言います。
- SaaS
- SaaSとは、Software as a Serviceの略で、ユーザーにソフトウェアの「機能」をインターネット経由で提供することを言います。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- CMS
- ホームページを作成するための様々な作業を、一元的に管理できるシステムのことをCMS(コンテンツ マネージメント システム)と言います。ホームページを作成するには文章や画像などのコンテンツの作成からHTML、CSSを使った構成・装飾の記述、リンクの設定などが必要ですが、CMSを使用すればこれらの作業を自動的に行なうことができます。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- ランディングページ
- ランディングページ(landing page)とは、ユーザーが検索エンジンあるいは広告などから最初にアクセスしたページのことです。「LP」とも呼ばれています。ただしWebマーケティングにおいては、商品を売るために作られた1枚で完結するWebページをランディングページと呼びます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- SaaS
- SaaSとは、Software as a Serviceの略で、ユーザーにソフトウェアの「機能」をインターネット経由で提供することを言います。
- SaaS
- SaaSとは、Software as a Serviceの略で、ユーザーにソフトウェアの「機能」をインターネット経由で提供することを言います。
- SimilarWeb
- SimilarWeb(シミラーウェブ)とは、イスラエルで立ち上がった新進気鋭のホームページサービスです。このホームページを使いますと、競合他社のホームページのアクセス数などがわかります。その数字は、統計的な推測値ですが、ある程度の近似値が得られるという認知が広がっています。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- CRM
- CRMとは、Customer Relationship Managementの略で、直訳すると顧客関係管理となります。
- WordPress
- WordPressとは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の1種で、ホームページ管理システムのことです。ブログ感覚で記事の修正・追加が行えるうえ、通常のホームページ並みのデザインを作成することができます。
- SaaS
- SaaSとは、Software as a Serviceの略で、ユーザーにソフトウェアの「機能」をインターネット経由で提供することを言います。
- A/Bテスト
- ホームページを作るときや何か商品を売りたいときに掲載する写真、あるいはデザインで迷ったときに、不規則ででたらめな順番でホームページや画像のデザインを変えて表示し、利用者がどちらをより多くクリックしたのか、より多く購入につながったのか、ということを試験できる技術やサービスまたは行為自体をA/Bテストといいます。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- セミナー
- セミナーとは、少人数を対象とする講習会のことです。講師からの一方的な説明だけで終わるのではなく、質疑応答が行われるなど講師と受講者のやり取りがある場合が多いようです。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- CMS
- ホームページを作成するための様々な作業を、一元的に管理できるシステムのことをCMS(コンテンツ マネージメント システム)と言います。ホームページを作成するには文章や画像などのコンテンツの作成からHTML、CSSを使った構成・装飾の記述、リンクの設定などが必要ですが、CMSを使用すればこれらの作業を自動的に行なうことができます。
- A/Bテスト
- ホームページを作るときや何か商品を売りたいときに掲載する写真、あるいはデザインで迷ったときに、不規則ででたらめな順番でホームページや画像のデザインを変えて表示し、利用者がどちらをより多くクリックしたのか、より多く購入につながったのか、ということを試験できる技術やサービスまたは行為自体をA/Bテストといいます。
- キャンペーン
- キャンペーンとは、インターネット上のサイトにおいて、ファン数を増やし、購買行動を促すためにおこなう懸賞キャンペーンなどのマーケティング活動のことです。キャンペーンにはファン数を増やすだけでなく、ファン獲得以上のリアル店舗の来店者数を増やす、資料請求者を増やす、実際の購買を増やすなどの目的があります。
- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- ホワイトペーパー
- ホワイトペーパーは、もともとは政府や公的機関による年次報告書つまり「白書」を意味しました。しかし近年ではマーケティング用語としても用いられており、特定の技術や商品について売り込む目的で、調査と関連付けて利点や長所をアピールする記載がなされることが特徴です。