CtoCとは、Consumer to Consumerの略で消費者個人同士が直接行う取引の形態をいいます。同じような言葉で、企業と消費者または企業と企業間の取引のことをそれぞれBtoCBtoBと呼びます。

CtoCとの取引自体は、フリーマーケットなどの方法で古くから行われてきましたが、近年盛んに行われるようになったのは、ヤフーオークションなどのネットオークションが広く利用され始めた時期以降です。その後も、多くのフリマアプリがリリースされたり、個人での出店も容易なECサイトやECサイト構築サービスなど増えてきており、ますますCtoCの取引が盛んにきています。近年は物販だけではなく、マッチングサイトを利用した知識販売サービスなども現れてきており、CtoCで取り扱う商材が多様化してきています。

CtoCにおける課題の一つに、「面識のない個人間での料金の支払方法をどうするか」というものがありましたが、PayPalなどの始めとした個人間決済を仲介する仕組みが登場したことでその課題が解決されつつあります。そのような課題が解決されつつあることがCtoCが盛んになった大きな要因の一つです。

使いかた

インターネットがなければここまでCtoCは盛んにならなかっただろね」
「今後は、もしかしたらCtoCとかBtoCとかいう考え方自体が意味がなくなってくるかもしれないね」
CtoC取引では、やっぱりまだ色んなリスクがあるからそれなりに注意しないといけないよ」