Instagramは、いま、国内で最もユーザー数が伸びているSNSだと言われており、企業利用も1万社を超えています。「インスタ映え」という言葉が近年、流行語大賞にも選ばれ世の中に浸透しましたが、最新のInstagram事情は、少し様変わりしてきているようです。

そこで本記事では、Instagram運用をしている、あるいは、これから始めようとしている人に向けて、Instagram運用で押さえておくべきポイントの最新情報をお伝えします。

Instagramの現状と、ビジネス活用する意義

まずは、Instagramの利用ユーザー層などについて最新状況を押さえておきましょう。

Instagramのユーザー層の現状

Instagramは、他のSNS(Facebook、Twitter)と比べても現在、日本国内において最も勢いよくユーザー数が伸びているSNSです。男女問わず、その利用者層は20代〜40代がメインとなっています。投稿のシェア機能が無いため、情報の拡散性はTwitterやFacebookと比べて弱くなりますが、24時間で投稿内容が消える「ストーリーズ機能」もあり、気軽に投稿しやすいところもポイントです。

少し前には「インスタ映え」という言葉が流行し、「キレイな写真」「カッコいい写真」「映える写真」を投稿しなければならない、といったイメージを抱いている人も多いと思います。しかし現在では、より「雑多な情報」が広がっており、「生活に役立つ情報を見る」「買い物や来店の情報源・参考元にする」といった使い方に移り変わってきているということを理解しておきましょう。

「ググる」より「インスタでタグる」

例えば、「ランチをするお店を探す時」「コスメを探す時」「好きなテイストのファッションのコーディネート写真を探したい時」「次に美容院へ行ったら、なりたいヘアスタイルの写真を探す時」など、自分自身ならインターネット上でどんな行動を取りますか?

少し前なら「ググる」、つまり「Googleで検索する」という行動が主流だったと思います。しかし近年の消費者は、「Instagramでハッシュタグ検索する」という行動に移り変わっているのです。この行動をタグる」とも言い、特にアラウンド20世代の女性において顕著に見られるとも言われています。

つまり、「来店・購買のきっかけはInstagramから」という流れが強まってきている、というわけです。

Instagramを企業利用するメリット

ビッグデータ分析ベンチャーの「株式会社ユーザーローカル」の調査によると、日本国内だけでもInstagramをマーケティングに活用している企業は1万社を超えているそうです。(※2016年1月時点でのデータ)

どの企業もこぞってInstagram運用に参入している時代だとも言えますが、ユーザー側にはどう受け止められているのでしょうか。

Instagramの公式発表によると、

  • Instagramでビジネスアカウントをフォローしている割合:80%
  • テレビCMでよく見かけるブランドをInstagramで見ることに対して好意的と回答している割合:57%

というデータが明らかになっています。

かつては、SNSで企業投稿や広告が流れてくるとユーザーに敬遠される側面もありました。しかし昨今のSNSユーザーは、「自分の好みに合っている」「自分に役立つ(メリットのある)情報を日々届けてくれる」という要件を満たせば、必ずしも企業投稿を敬遠するわけではない、それどころか、むしろ好意的に受け止め、自分から積極的にフォローしに行くようになっているとも言えます。

つまり、企業がInstagramを上手く活用することによって、「日頃から消費者とタッチポイントを持つ」「自社のブランドメッセージを届ける」「見込み顧客を、購買者に引き上げる」といった可能性が高まると言えるのです。