ホームページを運営する上で、訪問ユーザーがホームページ上のどこをよく閲覧しているのか、どのような動線でコンバージョンに至っているのかのチェックは欠かせません。なぜなら、訪問ユーザーの動きを知ることで、ホームページの改善を図ることができるからです。

しかし、一般的なアクセス解析では数値から行動履歴が追えるだけで、細かな訪問ユーザーの動きを知ることはできません。そこで必要となるのがヒートマップです。

今回は、訪問ユーザーの行動を可視化して、ホームページの改善点を見つけることができるヒートマップツール7選を比較してご紹介します。
自社に最適なツールを見つけて改善に役立ててみてはいかがでしょうか。

比較表

ツール名 料金(月額) 機能数 無料トライアル
Clicktale ask ask
VWO 50,000円〜 1ヶ月
Appsee 75,000円〜 2週間
Pt engine 30,000円〜
USERDIVE 50,000円〜 ask
SiTest 50,000円〜
User Heat 0円 無料

※この情報は執筆時点(2016/3/24)のものです。

オススメのヒートマップツール7選

1.Clicktale

Clicktale.png
https://www.ctale.jp/

利用料金:要問い合わせ

イスラエルで開発され、現在では世界で約100,000社が導入している解析ツールです。
ユーザーの行動を可視化するために、リアルタイムモニターやフォームの解析、コンバージョン・ファネルなどの機能が実装されています。

メインの機能であるヒートマップ機能では、マウスの動きを集計してマウスヒートマップとして表示してくれます。
訪問ユーザーがどこに注目しているのかが可視化されるため、それをヒントにホームページの改善につなげることができます。

また、訪問ユーザーがクリックしたあらゆる場所も可視化されますので、コンバージョンに至るまでの動線を見直す手助けにもなるでしょう。
日本語でのサポート体制も整っていますので、導入時はもちろんツールの活用法なども相談することが可能です。

2.VWO

VWO.png
https://vwo.com/jp/

利用料金:50,000円〜/月
無料トライアルあり

ヒートマップが実装されているA/Bテストツールです。
HTML/CSSの知識やデザイナーがいなくてもA/Bテストを実施することができます。

A/Bテスト以外にも、ヒートマップで仮設設定をすることが可能です。
この機能ではホームページ内のどこがよくクリックされているのかを把握し、訪問ユーザーの行動を可視化することができます。

また、訪問ユーザー別のマウスの動きをデータとして取得することができますので、コンバージョンに至るまでの動線を最適化することも可能です。
スマートフォンのホームページにも対応してるほか、フォームを分析してどこの項目で離脱が起きたのかというデータを抽出、そのデータを元にフォームの最適化、多岐にわたるセグメント機能によって細かな分析ができます。

なにより直感的に操作できるため、誰でも簡単に使用できる点もオススメポイントです。

参考:
『VWO(Visual Website Optimizer)』全世界4,500社が導入するA/Bテストツール

3.Appsee

Appsee.png
http://www.appsee.net/

利用料金:75,000円〜/月
無料トライアルあり

アプリの利用状況を可視化してくれる分析ツールです。
アプリ画面すべてにおける、ユーザーのタッチジェスチャーが記録されます。
記録されたデータはヒートマップとして可視化されますので、ユーザーがよくタップしている箇所や関心を持っているエリアなどが分かり、ユーザー行動を理解する手助けとなります。

コンバージョンに至るまでの動線でユーザーからあまりタップされていない要素の分析や、アプリ内のどこでユーザーが時間を使っているのか、離脱率の多いスクリーンなど、アプリの利用分析などを行うことができますので、アプリユーザビリティ向上を検討するなら最適なツールです。

4.Pt engine

Pt_engine.png
https://www.ptengine.jp/

利用料金:30,000円〜/月
無料プランあり

ヒートマップが搭載された解析ツールで、パソコンはもちろん、スマートフォンなどマルチデバイスに対応しています。

外部リンクフォームのクリック数といった定量的な情報から、サーモグラフィー機能による訪問ユーザーのクリック、タッチした部分を定性的に可視化します。
これによって訪問ユーザーが頻繁にアクションを起こす部分がひと目でわかるようになります。

また、分析レポートは、ワンクリックで発行されるURLで簡単にシェアすることができますので、チームメンバーと連携して改善を行う際に非常に便利です。
WordPressプラグインとしても用意されています。

5.USERDIVE

USERDIVE.png
https://www.uncovertruth.co.jp/userdive/index.html

利用料金:50,000円〜/月

ホームページに訪問したユーザーのマウスの動きや滞在時間などをヒートマップで確認できるUX解析ツールです。
数値データだけでは掴めない、マウスの動きやクリック、スクロールなどのデータをヒートマップとして可視化することが可能です。

特徴的な機能として、ユーザーの行動を動画で再現する動画分析機能が実装されています。
ホームページ内の訪問ユーザー行動をありのままに可視化し、各訪問ユーザーがどのような動きをしているのか定性的に判断することもできます。

詳細な分析を行うために、19のフィルター機能が搭載されていますので、ホームページ全体の流れはもちろん、より細かな分析が可能です。
アプリの利用状況を分析する「USERDIVE for Apps」も提供されていますので、アプリを運営している担当者の方にはこちらがオススメです。

6.SiTest

SiTest.png
https://sitest.jp/

利用料金:50,000円〜/月
無料トライアルあり

人工知能が搭載された解析ツールです。
人工知能がA/Bテストを行ってホームページを自動最適化してくれるほか、比較分析機能によって施策前後のヒートマップを照らし合わせ、ボトルネックがどこにあるのかを判断できる点も特徴の一つ。

専門的な知識や人員いらずでA/Bテストが実施できる「SiTest」は、スクロールやマウスの動き、クリック解析など8つの視点でヒートマップ解析を行ってくれるため、どこを改善すればコンバージョン率向上が期待できるのかを可視化することができます。

7.User Heat

User_Heat.png
http://userheat.com/

利用料金:無料

無料で使用できるヒートマップ解析ツールです。
訪問ユーザーがホームページ内のどこをクリックしたのかやどこを閲覧しているのかなど基本機能が利用できます。

分析結果が直感的にわかるため、初心者の方でも簡単に課題を発見することができます。
また、ホームページ上のマウスの動きを取得して閲覧することもできますので、訪問ユーザーの興味関心、離脱ポイントなどを探ることも可能です。

機能数としては少ないですが、無料ですべての機能を利用することができますので、ヒートマップツールを初めて導入する方にはオススメです。

まとめ

今回ご紹介したように、訪問ユーザーの行動を可視化してくれるヒートマップツールを使用することでホームページの改善点を発見しやすくなります。
なによりヒートマップツールだからこそ、数値上では気がつかなかったコンバージョンへの障害が見つけやすく、訪問ユーザーのニーズを把握するうえでも有効と言えます。

Googleアナリティクスなどのアクセス解析と併せてヒートマップツールを使用し、定量と定性的に分析してみてはいかがでしょうか。

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ランディングページ(LP)を最適化する際、ページ内のユーザーの動きを知ることが重要です。「クリック、スクロール、どこまで読まれたか、どこでスクロールを止めたか」などページ内での動きがわかるととても助かります。ヒートマップを使えば新たな気付きが得られます。