マーケティングや営業などでゴールとなる目標値を定めているものの、思うように成果が出ずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。もしかすると、成果が出ない原因は目標設定の仕方にあるかもしれません。

AmazonやFacebook、Dropboxなどの海外企業は、「ノーススターメトリック」という最先端の指標を目標とすることで急成長を遂げました。ノーススターメトリックを導入すると、短期的な業績向上だけでなく、企業やサービスの継続的な成長が可能です。

そこで、今回はノーススターメトリックの概要や具体例、導入のメリットなどをご紹介します。企業で経営戦略やマーケティング施策に携わっている担当者の方はぜひ参考にしてください。

ノーススターメトリックとは?Amazonも取り入れる最新経営資料を説明!

ノーススターメトリックとは?Amazonも取り入れる最新経営資料を説明!

グロース企業が取り入れる最新経営指標とは?

海外の有名企業も取り入れるノーススターメトリックとは?

ノーススターメトリックは日本語で「北極星指標」と訳される指標です。北極星が常に北の方角を示し航海などの指針となっていたように、企業が成長するために取り組むべき方向性を示す目標値がノーススターメトリックと呼ばれます。

ノーススターメトリックは、世界的に有名となった複数のシリコンバレー企業で使われたことで、注目されるようになりました。Dropboxの創業期にマーケターとして参加し、ユーザー数を飛躍的に伸ばした実績を持つショーン・エリス氏も、ノーススターメトリックの重要性を強調しています。

ショーン・エリス氏は、商品やサービスに仕掛けた機能によってユーザーを獲得する「グロースハック」という考え方を生み出した人物です。広告宣伝による一方的なマーケティングが通用しなくなってきた現在では、ユーザーが心から価値を感じられるようなグロースハックの仕組みが求められます。

そして、グロースハックを実現するための指標として、ノーススターメトリックが重要です。

ノーススターメトリックの具体例

ノーススターメトリックの特徴として、次のような条件が挙げられます。

  • ただ1つの指標として定められること
  • 売上や利益など業績の向上に繋がること
  • 企業側だけでなく、顧客側が体験する価値も向上すること

例えば、Facebookが初期に定めていたノーススターメトリックは「登録から10日以内に7人以上の友人と友達になる割合」というものです。この指標を向上させるための施策に取り組むことで、サービス内容の改善やユーザー数の増加を実現しました。

そのほか、海外の有名企業で定められるノーススターメトリックの例は以下の通りです。

企業名 ノーススターメトリックの例
Amazon プライム会員1人あたりの購入金額
Dropbox トライアル開始から1週間で3人以上のアクティブユーザーがいる企業数
Airbnb 宿泊の予約数
Salesforce 顧客あたりの平均レコード作成数