※本記事は、2016年9月21日に公開された記事をマケスト提供により一部再編集を行っております。

手間なく簡単にホームページを構築する手段として、CMSの利用が一般的となりつつあります。
従来のHTMLで作成されたホームページでは、ページを追加する際に都度、HTMLを記述する必要がありました。
しかし、CMSを利用すればHTMLの記述なしに手軽にホームページの解説や更新、管理ができます。

とはいえ、CMSを利用する際にはいくつか注意しなければならないこともあります。今回は、企業がCMSを導入するメリット・デメリットをご紹介します。

メリットとデメリットの把握は、導入のための第一歩です。CMSの導入を検討しているなら、ぜひ一読しておくことをオススメします。
あわせて代表的なCMSを9つご紹介しますので、自社の環境や欲しい機能などを参考に導入するCMSの検討をしてみてはいかがでしょうか。

CMSとは

CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは、ホームページ内のコンテンツを管理・更新することができるシステムのことです。
ホームページ作成ツールを使用したり、コードを書いたりしなくても、インターネット上で簡単に投稿、修正、更新、削除など行うことができます。

また、HTMLCSSといったホームページ作成時に専門知識が必要な部分についてはシステムに任せて、コンテンツの内容を作成することに集中しやすい環境作りも可能です。

企業がCMSを導入するメリット

1.HTMLやCSSの専門知識がなくてもホームページを作成できる

CMSではあらかじめコンテンツをはめ込むフォームがプログラミングされているため、自社で1から構築する必要はありません。
細かいカスタマイズを行いたい場合を除いて、HTMLCSSといった専門知識がなくてもホームページを作ることが可能で、その後の更新も簡単にできます。

2.ホームページ公開までの作業時間や費用の削減ができる

CMSでは、ID・パスワードを発行することで複数人でホームページを制作できます。
社内の各事業部ごとにページを制作してもらえば、一人で制作するよりも社全体のホームページを制作する期間を大幅に短縮できます。

また、社内で分担してページを制作することで、制作会社にすべてを依頼するよりもコストを削減できます。
どうしても自社では難しい部分のみ外部に依頼して、自社でできることはやってしまう、ということも可能です。

さらに、権限のレベル設定ができるシステムもあります。
情報漏洩やミスの防止に活かしましょう。

3.統一感のあるホームページが作成できる

テンプレートでページを作成しているので、デザインに統一感を持たせることができます。
ホームページ全体のデザインに統一感をもたせることは、見た目がよいだけではなく、ユーザビリティの面でも重要になります。

運用中に担当者が変更になった場合でも、CMSはホームページ立ち上げ時のプログラムに従って制作していくため統一性がなくなる心配がありません。

4.更新や修正に時間がかからない

従来のホームページの場合、コンテンツの更新や修正を行うためには専門知識が必要でした。
社内に専門知識を持つ人間がいなければ、都度制作会社に依頼しなければいけませんでしたが、CMSは専門知識なしに更新・修正が可能です。

5.プラグインやアプリなどが豊富

CMSによっては、プラグイン機能が充実している点もメリットに挙げられます。
例えば、オープンソースのWordPressであれば多機能なプラグインが無料・有料で常に追加されています。
専門知識が求められるような機能の追加もプラグインを活用することで簡単に実装できます。

企業がCMSを導入する上でのデメリット(注意点)

1.デザインに制限がある

CMSでは、あらかじめ決められたフォームの中にコンテンツをはめ込んでホームページを作成していきます。
そのため、フォームに沿わない例外的なページや、大幅なカスタマイズが難しくなります。

デザインやテンプレートそのものを編集する場合には、HTMLCSSの知識が必要になるほか、通常のHTMLで作成されたホームページよりも手間とコストがかかってしまう場合があります。

「デザインに制限がある」のは、ホームページのデザインに統一感を持たせることができる、というメリットの裏返しとも言えます。

2.CMSについて理解する必要がある

専門知識が不要とはいえ、導入時はCMSの操作方法やシステムについて一から理解する必要があります。
カスタマイズなども視野に入れている場合は、どんなファイルによって構成されているかは把握しておきましょう。

3.障害時の対応が難しい

CMSに不具合が出た場合、提供元の対応が終了するまでは自社で対応することができません。
特に、オープンソースのCMSだと細かなバグは次回アップデートまで改善をまたなくてはいけない場合もあります。
障害時の対応については導入時に提供元によく確認しておきましょう。

4.プラグインを使用する場合には注意が必要

CMSは、先にご紹介した“プラグインを使った拡張性の高さ”がメリットですが、使用方法によってはデメリットにもなります。
プラグインの使い過ぎによって、ホームページの動作が遅くなってしまったり、プラグイン同士が干渉して正常に動作しなくなったりする可能性があるからです。

また、CMS本体のバージョンとプラグインのバージョンで互換性が無いために、不具合が生じてしまう可能性もあります。
プラグインを追加する際は提供元が定期的に更新しているかも踏まえて検討しましょう。

そうしたプラグインの不具合によってホームページが閲覧できない、セキュリティ面に脆弱性が生まれるというリスクがあるのです。

おすすめのCMSツールをまとめて知りたい方は、こちらをチェック![マケスト提供]

オススメのCMS9選

1.Wordpress

WordPress.png
https://ja.wordpress.org/

利用料金:無料

国内外で最大規模のシェアを誇るCMSです。使用に関するライセンス費用は不要で、全世界のホームページのうち、4分の1はWordPressで作成されていると言われているほどです。

参考:全世界のサイトの4分の1はWordPressで作られている|GIGAZINE

デザインを決めるテンプレートは、世界規模で個人や企業が数多く配布しており、これが無料で使えるのかと驚くほど高品質なものばかりです。
これらのテンプレートを適用すれば、それだけでホームページを作ることができます。

また、多くのプラグインが配布されていることも特徴のひとつです。

WordPressは、2003年5月に公開されて以降、常にバージョンアップが続けられています。機能面の向上はもちろんセキュリティ対策の面でも常に進化しています。
しかし、その普及率の高さからサイバー攻撃の対象になるケースが多いため、セキュリティ対策は必須といえます。
使用の際は、必ず最新の情報に気を配るようにしましょう。

参考:WordPress乗っ取り対策しなかったらスパムの踏み台にされサーバー凍結、アップデート放置は危険!|はぴらき合理化幻想

2.Movable Type

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https://www.sixapart.jp/movabletype/

利用料金:5,000円〜/月

シックス・アパート株式会社が提供するCMSです。

既にホームページを持っている場合でも、Movable Typeへの移行は簡単に行えます。
通常、移行する際にURLの変更や、変更に伴うリダイレクト処理などの手間がかかりますが、Movable Typeはテンプレートの出力先URLを今あるURLに設定するだけで差し替えが可能です。

オープンソースのシステムではないため、WordPressなどに比べるとテンプレートが豊富とは言えませんが、汎用性の高いベースのテンプレートが提供されています。
Movable Typeでテンプレートを構築する場合は、「MTML」という特有の構築言語を使用します。
デフォルトで多くの機能が備わっているので、よほど特殊な機能でなければ事足りるでしょう。

また、スマホアプリから記事投稿をすることも可能です。
画像のリサイズや画質調整までアプリ内で行るので、頻繁に更新するブログを運営しているのであればオススメです。

9/26追記:「Movable Type」について一部誤った記述があったため訂正いたしました。大変失礼いたしました。

3.Jimdo

Jimdo.png
http://jp.jimdo.com/

利用料金:945円〜/月
無料プランあり

クラウド型CMSというシステムを採用したサービスです。
独自のソフトをインストールする必要はなく、インターネット環境があればどこでもホームページの編集を行うことができます。
ドラッグ&ドロップやクリックなど直感的な操作で大体の作業が完結します。

編集専用ページでホームページの出来上がりをイメージしながら更新していけるという、見たままの編集ができる点が大きな特徴です。

企業紹介のホームページやネットショップはもちろん、ブログなどさまざまな場面で使用できるテンプレートが170種類以上も提供されています。
大胆に画像を使用したデザインが多いので、特に写真や画像を使用して情報発信をするなら最適です。
必要に応じて、お問い合わせフォームや予約フォームなどのカスタマイズも可能です。

初心者の方でも気軽に使用できますので、これからホームページを開設する方にはオススメです。
無料プランも用意されていますのでまず試しに利用してみてもよいでしょう。

参考:
直感的にホームページが作れる「Jimdo」とは?使い方を解説

4.Wix

Wix.png
https://ja.wix.com/

利用料金:417円〜/月
無料プランあり

2006年にイスラエルで開発されたクラウド型CMSを採用したサービスです。
日本語の公式サイトもありますので、安心して利用できます。

ホームページのデザインやレイアウトを決定するテンプレートが非常に豊富な上にクオリティも高いため、まるでプロが制作したような仕上がりのホームページができあがります。

先にご紹介したJimdoと同様に、見たままで編集できるので、初心者の方でも使いやすい点もポイントです。
登録時はメールアドレスだけではなく、FacebookやTwitterアカウントが使用できる点も便利です。

Wixには、外部の開発者がアプリを提供できるプラットフォームが用意されています。
そのためカスタマイズ性も高く、例えば「Googleカレンダーを埋め込みたい」「インスタグラムのフィードを表示したい」といった、追加機能を導入する際に活躍してくれます。
さらに、管理画面内からアクセス解析を利用することもできます。
Googleアナリティクスがベースとなっていて、PV数やリファラー、ユニークユーザー数などを簡単にチェックできる優れものです。

お問い合わせフォームやアンケート、予約フォームなどを設置することは可能ですが、SSLには対応していないので注意してください。
特に個人情報を入力するフォームを作る場合は、セキュリティ面が脆弱になるリスクがあることを把握しておきましょう。

5. HeartCore[マケスト提供]

HeartCore.PNG
https://www.heartcore.co.jp/
CMSとMAの導入でお悩みならHeartCoreの詳細をチェックしよう[マケスト提供]

利用料金:
要問い合わせ

海外で3,500社以上、日本では450社が導入し、国内シェアNo.1を誇るCMSです(2017年5月時点)。

HeartCoreはCMSに必要な機能を網羅し、コンテンツ管理に関する基本を凝縮。
わかりやすさ・操作のしやすさを追及しており、Microsoft Office感覚で操作することができます。

また、デジタルマーケティングのすべてを1つのCMSで実行することができ、サイト来訪者が何を求めているのか、どのような情報を欲しているのかをあらゆる角度から分析。

国内外で高い支持を得ているHeartCoreは、業務の効率化だけではありません。
効率アップを図りながらも、コンテンツ利用者に対する「おもてなし」を意識したマーケティング戦略をサポートしています。

HeartCoreの導入・運用にあたっては、ハートコア社による導入サポートやパートナー企業による支援を実施。
充実した支援体制も、多くの企業から選ばれる理由です。

6.ferret One(フェレットワン)[マケスト提供]

ferret_One.png
https://ferret-one.com/
情報盛りだくさん!ferret Oneの特徴や導入実績はこちらから![マケスト提供]

●利用料金:
エントリープラン 初期費用 100,000円、月額利用料 50,000円
その他サポート・オプションあり

ferret One(フェレットワン)は、1つの管理画面でWebマーケティングに関するデータを扱うことのできるサービスです。
SEO順位チェックやWebページ作成、ユーザーの行動解析などを基本機能として搭載しているので、導入後すぐに利用することができます。

また、クラウドサービスのため、常に最新の状態を維持することができ、セキュリティ面も安心。
外部ツールとも連携可能で、有料の画像素材をリーズナブルに入手することができるのも魅力の1つです。

導入した企業の中には、数百万円ものコストカットや広告費用対効果の大幅改善を実現したという事例もあります。

7.Sitecore Experience Platform[マケスト提供]

sitecore.PNG
https://www.sitecore.com/ja-jp
Sitecore Experience Platformの情報をもっと知りたい方はこちら![マケスト提供]

●利用料金:
要問い合わせ

サイトコアが提供する「Sitecore Wxperience Platform」は、Webサイトを訪問したユーザーに最適なコンテンツを提供することで、ブランドイメージの向上や収益アップにつなげることができるツールです。

データの収集・分析からマーケティング実施までワンストップで行えるため、業務効率化が図れます。

また、ユーザーがサイトを訪れるたびに訪問分析を行い、最適なコンテンツを表示するので、ユーザーにとっての特別な空間を作り出し、おもてなしを感じられるWebサイトを作成できます。

Web導線をビジュアル化することで、効果測定が簡単にでき、迅速なサイト改善に貢献します。

8.CREAM(クリーム)[マケスト提供]

CREAM(クリーム).PNG
https://www.cream-cms.com/
気になるCREAM(クリーム)の詳細はこちらで確認いただけます![マケスト提供]

●利用料金:
プライベートプラン 初期費用 30,000円、月額利用料 15,000円
スタンダードプラン 初期費用 190,000円、月額利用料 30,000円

CREAM(クリーム)は、キュレーションサイトやオウンドメディアを構築するための機能が揃っているCMSツールです。

企業の予算やサービス内容に合わせて、自由に性能を選択できるので、より効果的なメディア構築を行うことができます。

また、直感的に操作できる管理画面なので、Web知識のない方でもスムーズに利用可能。

Web担当者の使いやすさを追及したCREAM(クリーム)なら、作業時間短縮はもちろん、長期的なサイト運営にかかる負担も抑えられます。

9.dino(ディノ)[マケスト提供]

dino(ディノ).PNG
https://revolver.co.jp/
あの会社も導入してる!dino(ディノ)の導入実績や特徴を大公開![マケスト提供]

●利用料金:
要問い合わせ

dino(ディノ)は、オウンドメディアの成長・拡大、収益化に向けたサポートが充実しているクラウド型のCMSです。

レスポンシブWebデザインを標準採用しているので、PC・スマートフォンを問わず表示を自動最適化できます。

また、セキュリティ対策や新機能の追加、アップデートは自動で行われるので、常に最新の状態で利用することが可能です。

クラウド型CMSならではのメリットを最大限に発揮し、柔軟な運用を実現します。

まとめ

CMSは、少人数でリソースがあまりない中小企業でも導入の敷居が低く、テンプレートを利用すればクオリティも担保されるので利用する企業や個人は増えています。

今回ご紹介したように多くのメリットがありますので、これからホームページの開設を検討している方はもちろん、すでに開設している方でもCMSを導入することを検討してみてはいかがでしょうか。

CMSの導入を決めたら、MAツールも比較・検討しよう[マケスト提供]