コンテンツマーケティングが普及し、オウンドメディアが急増している今、記事コンテンツ制作に携わる方が増えています。
Web担当者様も、自分で記事を作成したり、クラウドソーシングや外部企業に記事制作を依頼したりする機会が増えているのではないでしょうか。

自分で書くにしろ、誰かに依頼するにしろ、記事の品質を一定に保つためにはまず「原稿チェックシート」を利用しましょう。

記事作成者本人がチェックシートに沿って内容を確認するだけで、編集・校正など、記事チェックにかかる時間を大幅に短縮できます。

今回は、記事チェックシートに最低限入れ込んでおきたい項目をご紹介します。
ライターや編集の専業ではないけれど記事のクオリティをコントロールしなければいけない立場の方や、クラウドソーシングで仕事単価を上げたいライターさんはぜひチェックしてみてください。

原稿作成後に最低限チェックしたい10項目

1.表記揺れは無いか

「WEB」 「ウェブ」「Web」「web」など、1つの単語には様々な表記があります。
どれも間違いではありませんが、表記は統一した方が読みやすさが向上します。

表記方法については記事単体というよりメディア単位で統一するべき部分です。
メディア立ち上げ時に、よく使う単語についてはあらかじめ表記方法を定めておきましょう。

2.文末の表現は統一されているか

「ですます調」と「だ・である調」は混在しないようにするのが一般的です。
文章作成時の基本的なルールではありますが、記事作成をしていると意外と見落としがちな部分です。

読みやすさを担保するのに不可欠な要素でもあるので、必ず確認しましょう。

3.一文が長くなりすぎていないか、文章のねじれは起きていないか

一文が長くなると、文章のねじれ(主語と述語が噛み合わなくなること)が起こりやすくなります。ねじれた文章とは、例えば以下のようなものです。

「私の仕事は、国内企業を対象としたマーケティングコンサルをしています。」

主語の「仕事は」に対し、述語が「しています」になっており、呼応していません。
ねじれを解消すると以下のような文章になります。

「私の仕事は国内企業のマーケティングコンサルです。」
「私は国内企業のマーケティングコンサルを行っています」

修飾語や間に入る語句が多くなればなるほど主語と述語の関係が見えづらくなってしまうため、一文はできるだけ短く切りましょう。

一文の適切な長さは内容にも異なりますが、まずは40〜50文字程度を目安にしてみましょう。

4.短い間隔で同じ単語を繰り返し使用していないか

1つの文章の中で同じ単語を繰り返し使うと稚拙な印象を与えてしまいます。
固有名詞の場合は繰り返す必要のない場合が多いため、同じ単語がいくつも出てきてしまう場合は削っても違和感のない部分を探してみましょう。

5.見出しのつけ方が間違っていないか

記事内容をわかりやすく伝えるためには、記事の構成にも気を配る必要があります。
どのような内容の記事であれ、h2,h3,h4の見出しを使うことがほとんどかと思いますが、見出しの順序は守るようにしましょう。
h2のすぐ後にh4を持ってきたり、h3の枠内にh2を入れたり等、見出しのルールを守らずに使うと、項目の関係性や重要性がわかりづらくなってしまいます。

6.引用元の情報は信頼できるか

メディアの信頼性を担保するためにも、記事内で引用する情報の質も確認しましょう。

【信頼性の高い情報元】
・内閣府、消費者庁などの公的機関
・新聞社などの報道機関
・大手調査機関

信頼できる主要調査機関については以下の記事を参考にしてみてください。
マーケティングに必須!統計データ・調査データを提供するサイト・サービス10選https://ferret-plus.com/1463

7.著作権法に抵触していないか

メディアとして情報を発信する以上、著作権法についてはしっかり理解しておきましょう。
著作権侵害するつもりがなかったのに事実上著作権侵害になってしまうケースも起こりえます。
記事作成の段階で著作権に抵触していないかを確認しましょう。

著作権法については以下の記事で詳しく解説しています。
著作権とは|Web担当者、デザイナーが知るべき著作権
https://ferret-plus.com/1934

8.記載しているデータは最新か引用するデータは、情報元の信頼性だけでなく、公開日も確認しましょう。

例えばFacebookの利用者について言及する際、その根拠として3年前の記事を持ってくるのはNGです。
記事作成時点での最新情報を入れるようにしましょう。

9.主観的・定性的な表現をしていないか

業種やメディアの趣旨にもよりますが、ビジネス寄りの話題を扱う場合はできるだけ主観を排除し、データに基づいた話になるように心がけましょう。
(業界内の権威や著名人など、その人自身の言葉に価値がある場合は例外です。)

10.冒頭で「誰向けの記事なのか」が明確になっているか

記事のタイトル、リード文で、「読みたい」「読むべきだ」と思っていただけなければ、ユーザーは読み進めることなく離脱してしまいます。
自分ごとと思っていただくために、タイトルとリード文で「あなた向けの記事です」ということがすぐに理解できる表現を心がけましょう。
最もわかりやすいのは「○○でお悩みではありませんか?」「○○な方は必見です」という風に、ターゲットとするユーザーの属性を明記することです。タイトルやリード文のノウハウについてはランディングページの作成方法を参考にすると良いでしょう。

参考
ランディングページ(LP)はファーストビューで興味を惹こう
https://ferret-plus.com/48