近年、FacebookやLINE、Twitterなどで「ライブ配信」を行うことができる機能の提供が盛んになっています。手軽に配信できる上にライブだからこその臨場感を楽しむことができるため、企業側・ユーザー側ともに利用している方も増えてきつつあるのが現状です。このような流れの中、Twitterはこれまで以上にライブ配信を手軽に行うことができるようにアップデートを発表しました。

今回は、アップデートによってこれまで以上に手軽にTwitterでのライブ配信が可能になった、Periscopeの使用方法をご紹介します。これまでのPeriscopeとは異なり、ライブ配信を行う際にその都度Periscopeアプリを起動させる必要がありません。配信方法をマスターすればライブ配信でTwitterをより効果的に使用することができますので、ぜひ本記事を参考に使用方法を覚えておきましょう。

Periscope(ペリスコープ)とは

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https://www.periscope.tv/

Periscopeとは、Twitterが提供しているスマートフォンでの生中継配信・閲覧が可能なアプリです。
アプリを起動すれば、簡単に撮影した映像をリアルタイム配信することができます。
2015年の3月にサービスの提供が開始されて以降、わずが4ヶ月で1,000万人のユーザーが登録したことでも話題になりました。

参考:
ライブストリーミングのPeriscope、登録ユーザー1000万人突破。1日の視聴時間は40年 | TechCrunch Japan

2016年12月15日にTwitter・Periscopeのアップデートが発表されたことにより、Periscopeのアプリを起動することなくTwitterからそのままライブ配信ができるようになりました。

Twitterは特に日本での使用率が高いため、Twitterでライブ配信を行うことで閲覧してもらえる機会が増えることはもちろん、新しいフォロワーの獲得機会につなげることも可能です。
これまでとは異なるSNSを活用したプロモーション方法を模索している方は、Twitterでのライブ配信を検討してみてはいかがでしょうか。

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Twitterアプリから直接ライブ配信を行う方法

2016年12月のアップデートで実装された、Twitterアプリからライブ配信を行う方法を解説します。

step1.

まず、Twitterアプリを最新のバージョンにアップデートします。
アップデートしていない場合は機能が実装されていない場合がありますので、注意してください。

step2.

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アップデート後、Twitterアプリを起動します。
通常ツイートを行うように、アイコンをタップしてツイート画面を表示してください。
すると、ツイート画面下に「ライブ」というアイコンが表示されていますのでタップしてください。

step3.

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初めてTwitterからライブ配信を行う際のみ、最初にチュートリアルが表示されますので「確認」をタップしてください。

step4.

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「いまどうしてる?」というメッセージが表示されている場所には、ツイート文を入力することができます。
ライブ配信したい映像の内容やタイトルなどを、140文字いないで入力してください。
なお、ツイートは入力しなくてもライブ配信を行うことが可能です。
ツイートを入力し、撮影の準備が整ったら「ライブ放送する」をタップします。

step5.

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ライブ配信を開始すると、同時にTwitterのタイムライン上でもライブ配信されていることが表示されています。
ライブ中は、画面左下に「ライブ」と表示されていますので、必ずライブ配信されているかを確認するようにしてください。

また、画面右下には2つのアイコン(画像赤枠部分)が表示されており、それぞれメニュー、視聴者の確認などが行えるようになっています。

step6.

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「…」と表示されているアイコンでは、メニューを選択することができます。

・フォローをリクエスト:ライブ配信の視聴者へ自分のTwitterアカウントをフォローしてもらうようにリクエストを送ることができます。
・共有をリクエスト:ライブ配信を共有してもらえるようにリクエストすることができます。
・ライブ放送を共有:他のユーザーに、ライブ配信を共有することができます。
・スケッチをはじめる:ライブ放送中に描画することができます。
・チャットを非表示:ライブ放送中はチャット機能を使用することができます。チャット機能を使用したくない場合はここをタップしてオフししてください。再度チャット機能を使用したい場合は、ここをタップすればオンになります。
・カメラを反転:インカメラ/アウトカメラの切り替えが可能です。

step7.

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人型のアイコンでは、ライブ配信の共有・チャット機能の使用が可能です。
共有したい場合は「共有」をタップして共有先を選択してください。
チャット機能は、この画面上で使用することができます。
また、ライブ配信を閲覧している視聴者を確認することも可能です。

step8.

8.jpg
ライブ配信が終了したら、画面右上の☓アイコンをタップします。
終了後、ライブ視聴者数や視聴時間を確認することが可能です。
また、配信後に動画が再度再生された場合は「リプレイ視聴者数」としてここに表示されます。

step9.

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ライブ配信中は、Twitterのタイムライン上で画像のように表示されています。
終了後は「終了しました」というメッセージが動画の右下に小さく表示されています。

Periscopeアプリの使い方

Twitterアプリから直接配信できるようになりましたが、Periscopeアプリも引き続き利用できます。

Periscopeは自分で配信する使い方と他ユーザーの配信を視聴する使い方があり、どちらも共通する初期設定が必要です。

共通設定

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アプリをインストールして起動すると、まず会員登録の画面が表示されます。
Twitterまたは電話番号でログインするように求められますので、いずれかで登録してください。

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ここでは、Twitterで登録します。Twitterにアクセスしてもいいか問われますので、問題なければログインしてください。

ログインすると、アカウントの利用を許可するかどうか画面が表示されます。Twitterアカウント情報を入力してログインしてください。これで登録完了です。

自分で配信する方法

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ペリスコープを起動すると、画面下に4つのアイコンが表示されています。
左から3つ目のカメラアイコンをタップしてください。

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「ライブ放送を始める」というメニューが立ち上がります。
それぞれの項目をタップして、カメラやマイク、位置情報などを有効にしてください。

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これで放送を開始することができます。

公開範囲を選択することができますので「公開」または「限定公開」のいずれかを選択してください。続いて、ライブ放送のタイトルを入力してください。
「放送をはじめる」をタップすると、放送開始です。

「ライブ放送をはじめる」という赤いバーの上に、4つのアイコンが並んでいます。
それぞれ、左から順に以下のような内容を意味しています。

・位置情報のオン/オフ
・公開範囲の切り替え(限定する場合は、グローバルマップには表示されず、選択したユーザーにのみ公開される)
・チャット機能の切り替え(ペリスコープを利用している全てのユーザー/相互フォローしているユーザーのみ)
・Twitterへの投稿のオン/オフ

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中継を終了する際は、画面上部を下にスワイプしてください。すると「ライブ放送を停止」というボタンが表示されますので、タップします。これで中継は終了です。

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終了後は、ライブ視聴者数やリプレイ視聴者のレポートが表示されます。

どれくらい中継が見られていたのかリアルタイムで知ることができます。

8.png
レポートを確認して画面のどこでもタップすると、中継した動画を再度確認することができる画面が表示されます。自分が配信した動画はすべてここで確認できます。

確認したい動画をタップして再生してください。動画再生中に画面を左にスワイプすると、レポートを確認することもできます。

また、削除したい場合は該当の動画を左にスワイプして削除してください。

9.png
中継した映像は、自動でTwitterに投稿されます。
Twitterに投稿されたくない場合は、あらかじめ限定公開に設定してください。

他ユーザーの放送を視聴する方法

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左から2番めの地球マークを選択すると、他ユーザーの放送が一覧で表示されます。デフォルトではマップから地域別に選ぶことになりますが、上部メニューのリストに切り替えるとペリスコープ側が選んだおすすめユーザーが一覧で表示されます。Androidの場合は、真ん中2つのメニューから視聴しに行くことができます。

Periscope06.jpg
青い丸が過去の放送で、赤い丸が現在放送している放送です。

放送終了後のアーカイブを観る方法

ペリスコープは生放送の視聴が基本ですが、アーカイブ(過去の放送)も見ることができます。ただし、アーカイブは過去の放送なので、ハートやコメントをこれらの動画に付けることはできません。

Periscope09.png
アーカイブを観る方法は、まず下部メニューの地球アイコンを選択し、上部に表示される虫眼鏡アイコンを選択します。

Periscope10.png
検索ボックスが表示されるので、気になるキーワードを入力すると表示されます。上部はライブ放送ですが、下にスワイプしていくとアーカイブ方法の一覧が表示されています。

アーカイブ放送は、ハートやコメントを付けることはできませんが、動画の画面を長押しすることで、シークバー(再生画面に表示される棒状の操作領域)から操作できます。過去の配信画像を見たい箇所から視聴することができます。

また、以前のアーカイブは24時間を経過すると自動的に削除されていましたが、現在は「#save」機能で保存することができます。

ユーザー検索をする方法

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虫メガネアイコンをタップします。日本語でも英語でも検索でき、探したいユーザーを検索することができます。

配信者へハートやコメントを送る方法

コメントを投稿する

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配信映像に対してのコメントは画面下部からできます。コメント入力欄の右側に表示されている数字は、現在のライブ配信の視聴者数です。コメントを入力すると、そのコメントが画面に表示されます。

投稿したコメントは自分と動画の配信主だけではなく、その他の視聴者にもリアルタイムで表示されます。また、配信主がコメントに返信することはできませんが、ユーザー同士でコメントを返信し合うことはできます。その場合は、コメントをタップすれば「返信」が表示されて、内容を投稿することができます。

ハートを送る

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コメントを送る場合は、他の視聴者も見ているのできちんと考えて送る必要があります。ハートは気軽に意思表示したいときに便利です。

ハートは画面をタップした数だけ送ることができます。料金は一切発生しないことも気軽さを促進させている要因の1つと言えます。Facebookの「いいね!」と同じような意味だと理解していただくと、使うシーンが具体的にイメージできるでしょう。

プロフィールを設定する方法

ペリスコープにTwitterで登録すると、Twitterのプロフィール情報がそのまま引き継がれます。そのため、Twitterでプロフィール画像を変更するとペリスコープ側でも自動で変更されます。

ペリスコープ独自のプロフィールを設定したい場合は、ペリスコープアプリから行ってください。

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アプリを起動すると、画面下部に4つのアイコンが表示されます。
そのうち一番右のアイコンをタップしてください。

すると「ユーザー」という画面が表示されます。
画面右上に人型のアイコンがありますので、タップします。

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プロフィール画面が表示されます。

画面右上の「編集」をタップすると、プロフィール画像や情報などを編集することができます。編集終了後は「完了」をタップしてください。

退会する方法

退会する場合は、アプリを削除するだけではなくアカウントを削除する必要があります。

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2016年9月時点、iPhoneアプリ版およびWebサイトでは削除機能が提供されていません。Androidアプリ版のみ削除機能が実装されています。
アカウントを削除したい場合は、Twitterで登録しているメールアドレスから、運営元の「help@periscope.tv」へ「Delete Account」といタイトルでメールを送信してください。
なお、メールの本文には、Twitter名とペリスコープのアカウント名の両方を記載してください。

ペリスコープ利用の注意点

ネット回線速度の問題

ペリスコープは映像をリアルタイムで配信(受信)するサービスのため、ネット回線が遅い環境ではストレスを与える(感じる)ことになってしまいます。視聴者に問題があるケースであれば、個人の問題だと割り切って映像から離脱する程度で済みますが、配信側に問題があると、その映像を受信している全てのユーザーに対してネガティブな印象を与えることになってしまいます。よって、ペリスコープを使って映像を配信する際は、必ずその配信環境を整えてから配信するように気をつけましょう。

公開範囲を間違えないようにする

ペリスコープは映像を公開する対象を選択することができます。「公開」または「限定公開」のいずれかを選択でき、「限定公開」であれば選択したユーザーにのみ公開される仕様です。
ただし、本来であれば「限定公開」すべき映像を「公開」してしまうと、全世界に公開されてしまいます。気をつけましょう。

まとめ

これまで、Twitterでライブ配信を行う際はPeriscopeアプリを起動してから動画を撮影する必要があったため、TwitterアプリとPeriscopeアプリを連携しなければなりませんでした。しかし今回のアップデートにより少ないタップ数でライブ配信が可能になっただけではなく、コメント機能やいいね!機能をTwitterから直接使用することができるため、TwitterとPeriscopeの親和性が高まっています。

Twitterがライブ配信に本格的に対応したことで、これまで以上に盛んに行われることは想像に難くありません。難しい操作はありませんので、早めにライブ配信機能を使いこなせるようにしておきましょう。

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