
EIZO株式会社、特定用途向けのモニターの設計開発にPTC CreoとAdvanced Assembly Extensionを導入
【2016年6月3日】PTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原 宏昭)は、本日、EIZO株式会社 (本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)が特定用途向けモニターの設計開発に導入された、PTCの統合3D CADソフトウェア「PTC(R) Creo(R)」と、3D設計オプション「PTC Creo Advanced Assembly Extension」の導入事例を公開しました。
EIZO株式会社は、コンピュータグラフィックス制作/CADやCT/MRIなどの医療用画像の表示、航空管制といった映像を見ながら作業を行う特定用途向けの高性能モニターをはじめとする、映像表示システムを開発・製造・販売しています。高い品質の映像表示を保ちながらも高いデザイン性を実現する開発プロセスの変更に、3D CAD「PTC Creo」と3D設計オプション「Advanced Assembly Extension」が大きく貢献しています。
概要:「PTC Creo」によるトップダウン設計を採用することで、外装デザインの向上や作業工程削減を図る
EIZO株式会社では、ブラウン管(CRT)から液晶(LCD)に置き換わるタイミングに伴い、2次元設計手法から3D CADの採用に移行しました。これにより、試作の容易化や、映像表示品質の向上、開発効率の向上を実現した一方、構想設計が省かれた状態で構成部品のモデリングが先行することにより、結果的に製品の大型化やデザイン性に欠ける課題が生じました。そこで、「PTC Creo」の導入によりトップダウン設計を採用し、外装デザインの向上および作業工程の削減を図りました。
導入効果:トップダウン設計の導入により製品の優れたデザイン性を実現、後工程の作業を50%削減。開発プロセス全体では25%の工程削減を目標に
EIZO株式会社では、CRT時代に採用していた構造設計を再導入し、構造設計に後工程で行う作業のフロントローディングをしました。アセンブリのフレームワークの計画を可能にするスケルトンモデル機能を有した「PTC Creo」および3D設計オプション「Advanced Assembly Extension」を導入することにより、トップダウン設計が実現しました。これにより、優れたデザイン性を実現し、後工程を半減、開発プロセス全体では工程の25%の削減を目標にしています。
EIZO株式会社 機能ユニット開発部 造形設計課 シニアエンジニアの小島 研太郎氏は「スケルトンモデル機能では、簡単にモデルを作ったり、そのモデルにCAEを適用したりできる。この機能のおかげで構想設計の中であれば『手戻りをどんどんやろう』というくらいの意気込みでいろんなことを試せるようになった」と述べています。
<PTC Creo活用事例 ―EIZO―>
- “重厚感のある”EIZOモニターが流麗なデザインに生まれ変わった理由
http://support.ptc.com/WCMS/files/170583/ja/PTC-Creo-EIZO-JP-0616.pdf
【EIZO株式会社について】
1968年に株式会社ナナオ(現 EIZO株式会社)の前身である羽咋電機株式会社を設立。電子機器の開発、生産、販売やテレビゲーム機(テーブル型)の開発などを経て1985年にコンピュータ用CRTモニター、1997年にはコンピュータ用液晶モニターを開発、生産し販売を開始、以降その高い品質と信頼性を保ち続けている。石川県白山市を本社拠点とし、現在コンピュータ用モニターをはじめとする映像表示システムを国内外で開発、生産、販売をしている。2013年にEIZO株式会社に商号変更。
Webサイト:http://www.eizo.co.jp
【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の PTC Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のPTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、技術情報の作成・管理・提供を合理化するダイナミック パブリッシング システムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad、IoTアプリケーション プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)プラットフォームのVuforiaといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
Webサイト:http://www.ptc.com
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PTCソーシャルメディア: (2020年8月13日時点でページが存在しないためリンクを削除しました)
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* PTCの社名、ロゴマークおよびすべてのPTC製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- フレームワーク
- フレームワークとは、アプリケーションソフトを開発する際によく必要をされる汎用的な機能をまとめて提供し、アプリケーションの土台として機能するソフトウェアのことです。 元々は枠組み、下部構想、構造、組織という意味の英単語です。アプリケーションのひな形であり、これを開発に利用することで、大幅な効率の向上が見込めます。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- サイクル
- サイクルとは、スタートしてゴール、そしてまたスタートと、グルグルと循環して機能する状態のことを言います。まわりまわって巡っていく、といった循環機構をさすことが多いです。水の循環サイクルというように、実は繰り返しになってしまう使われ方もすることもしばし。また、自転車に関する事柄として、サイクルスポーツなどという使われ方をされることもあります。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- コンサルティング
- ビジネスはより高度化し専門的になっています。そこで、事業者のみならず専門家を呼び、彼らからアドバイスを受けながら、日々の活動を確認したり、長期の戦略を考えたりします。その諸々のアドバイスをする行為自体をコンサルティングといい、それを行う人をコンサルタントと言います。特別な資格は必要ありませんが、実績が問われる業種です。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- ソーシャルメディア
- ソーシャルメディアとは、インターネット上で不特定多数の人がコミュニケーションを取ることで、情報の共有や情報の拡散が生まれる媒体のことです。FacebookやTwitterなどのほか、ホームページ上の掲示板もこれにあたります。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- ソーシャルメディア
- ソーシャルメディアとは、インターネット上で不特定多数の人がコミュニケーションを取ることで、情報の共有や情報の拡散が生まれる媒体のことです。FacebookやTwitterなどのほか、ホームページ上の掲示板もこれにあたります。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- LinkedIn(リンクトイン)とは、2003年に米国でサービスを開始した、ビジネス用途に特化したSNSです。ビジネス系のSNSでは世界で最大規模、登録ユーザーは3億人を超えています。日本国内ではまだあまり利用が広がっておらずユーザー数は100万人に留まっています。
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