訴求力のあるLPランディングページ)でアクセス数は稼げているものの、コンバージョン率が上がらないときは、入力フォームに原因があるかもしれません。
「面倒な半角全角の指示」や「わかりにくいエラーメッセージの表示」など、ユーザーが入力しにくいと感じるフォームは多いです。

訪問したユーザーをコンバージョンに導くためには、フォームを改善するのが効果的。入力フォームの改善はEFO(入力フォーム最適化)とも呼ばれ、リードを獲得する上で重要なポイントです。

この記事ではユーザビリティの高い入力フォームを設置する方法と、LPでのフォーム入力率を増やす方法について解説します。おすすめのフォーム作成ツールも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. LPにはフォームを設置したほうがよい?
  2. LPにフォームを設置する方法
  3. LPに設置できるフォーム作成ツールを選ぶポイント
  4. LPにフォームを設置できるツールおすすめ4選
  5. フォーム機能がついているLP作成ツールおすすめ3選
  6. LPのフォームを最適化すべき理由
  7. LPのフォームデザインを改善して入力率を増やす方法
  8. LPの入力フォーム改善でコンバージョン率をアップ
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LPにはフォームを設置したほうがよい?

LPにフォームを設置すると、どのようなメリットがあるのか解説します。

フォームを設置するとコンバージョン率が上がる

LP内にフォームを設置すると、ページ間を遷移する回数が減るため、コンバージョン率が約1.5~2.5倍アップすると言われています。

フォームページを別で作りLPからリンクで遷移させると、ユーザーは面倒に感じアクションを起こす前に途中離脱してしまう可能性があります。

LPの目的は商品やサービスの購入・申し込み、資料請求の獲得です。LP内にフォームがあれば、LPを読んで意欲が高まったままフォームに入力してもらえるので、アクションにつながりやすいといえます。

フォーム入力項目の全容が見えると安心感がある

LP内にフォームを設置すれば、ユーザーはフォームに何を、どのくらい入力すればよいのかひと目でわかるため、安心してアクションを起こせます。

LPから別ページフォームに遷移しないといけない場合には、それが何のフォームなのか、どんな情報を入力しないといけないのかがわかりません。

フォーム入力によるメリットが明確でないと、ユーザーはフォームに対して不安を感じ、途中で離脱してしまいます。LP外のフォームへ遷移しない可能性もあるでしょう。

LP内にフォームを設置し、どのような項目を入力すればいいのかがわかるようにし、ユーザーに不安を感じさせないようにしましょう。

LPにフォームを設置する方法

LPにフォームを設置するには「LP作成ツールに搭載されたフォーム機能を使う方法」と、「フォーム作成ツールでフォームを作成する方法」があります。

LP作成ツールのフォーム機能

LP作成ツールとは、テキストと画像素材を挿入するだけで簡単にLPを作ることのできるツールのことです。LPに特化したテンプレートがいくつも用意されているので、HTMLCSSの知識は必要ありません。

LP作成ツールにはフォーム機能が搭載されており、項目を選択するだけで簡単に入力フォームを設置できます。

ただ、LP作成ツールによっては、入力完了画面の表示がない場合や、プルダウンメニューやラジオボタン、チェックボックスなどの機能をつけられない場合もあります。

LP作成ツールのフォーム機能では作りたいフォームが作れないという場合は、フォーム作成ツールの利用をおすすめします。

フォーム作成ツールで作成して設置

フォーム作成ツールとは、LPやWebサイトに設置する入力フォームを簡単に作成できるツールのことです。

資料請求やイベント予約、会員登録などさまざまなタイプのテンプレートが用意されており、HTMLCSSなどの専門知識がなくても、運営側の意図やユーザーの回答形式に合わせたフォームを作成できます。

入力確認画面や入力完了画面、自動返信メール機能が搭載されているので、ユーザーに対してより丁寧な印象を与えられます。

フォーム作成ツールによっては、メール通知機能や自動集計機能、フォーム経由で獲得した顧客情報を一括管理できる機能が搭載されているので、問い合わせ業務の最適化と自動化に役立ちます。

LPに設置できるフォーム作成ツールを選ぶポイント

どのような点に気を付けてフォーム作成ツールを選ぶべきか解説します。

自社に必要な機能が搭載されているか

自社に必要な機能が搭載されたフォーム作成ツールを選びましょう。LPのフォームで行いたいことは企業によって変わってくるので、目的に合った機能を持ったフォーム作成ツールを選ぶ必要があるのです。

例えば、マーケティングを重視したいなら、メール配信や顧客管理機能が搭載されたツール、問い合わせの業務効率化を重視するなら案件管理や通知連携機能などをチェックします。

フォーム運用によりデータが蓄積されれば、ユーザーに合わせてLPの改善ができるようになり、問い合わせ管理の体制も構築できます。コンバージョンの獲得につなげるためにも、LPの最適化やリード獲得に必要な機能が備わったフォーム作成ツールを選びましょう。

無料プランやトライアルで操作性をチェックできるか

無料プランやトライアルがあるツールを選びましょう。操作性を確かめてから導入すると失敗がありません。

フォーム作成ツールは、高性能・高機能ゆえに操作が複雑なものや、HTMLの知識が必要なものがあります。デザイン性が高くても、使いにくければ長期的に運用するのは難しいです。

無料プランに必要な機能が含まれていない場合は、有料プランに無料トライアル期間が設定されているかをチェックします。操作の難易度や複数名での運用に適しているかがわかれば、導入後の運用もスムーズです。

セキュリティは万全か

LPに設置するフォームは個人情報を扱うため、セキュリティ対策が重要です。不正アクセスなどにより情報が漏えいしてしまうと、賠償責任や企業の信頼低下につながります。

ほとんどのLP作成ツールやフォーム作成ツールではセキュリティ対策がなされていますが、ツールによってセキュリティレベルは様々です。中にはセキュリティ対策が充分と言えないようなツールも存在するため注意しましょう。

SSL化やISOの認証など、ツールごとにセキュリティの対応は異なるため、セキュリティ面でどのような対策がなされているか、安心して利用できるかを確認する必要があります。

LPにフォームを設置できるツールおすすめ4選

LPにフォームを設置できるツールを紹介します。

フォーム作成ツールおすすめ4選.png

1.formrun(フォームラン)

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→ formrun公式サイト

formrunは弊社が提供しているフォーム作成ツールです。

iframeタグを使って簡単にフォームを埋め込めるため、社内にエンジニアがいなくてもLPにフォームを設置できます。HTMLCSSを使ったカスタマイズにも対応しています。

40種類以上のフォームテンプレートが用意されており、ニーズ別・ターゲット別・商品別に複数フォームを作成すれば、スピーディーなLP改善施策を実現できます。バリデーション機能や住所の自動入力機能など、ユーザーの負担を減らせる機能も充実しています。

さらに、顧客からの問い合わせ情報を「カード」として視覚的に扱えるため、顧客管理ツールとしても運用可能です。ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、リアルタイムで進捗状況を共有できます。

料金プラン

初期費用無料 ※14日間無料トライアルあり

プラン名 Free BEGINNER STARTER PROFESSIONAL
月額料金 無料 5,980円 12,980円 25,800円
フォーム作成数 1個 5個 50個 無制限
メンバー数 1人 2人 5人 10人

2.フォームメーラー

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→フォームメーラー公式サイト

フォームメーラーは、株式会社フューチャースピリッツが提供するフォーム作成ツールです。

問い合わせや申し込み、アンケート、注文フォームなど、利用シーンに合わせた多様なテンプレートが用意されています。完成したフォームに「受付定員」や「受付期間」を設定することも可能です。

LPへの埋め込みに対応しており回答を集計して分析することはできますが、顧客管理機能は搭載されていないため、フォーム機能のみを使いたいときにおすすめです。

料金プラン

初期費用無料 ※14日間無料トライアルあり

プラン名 Free Pro Business
月額料金 無料 1,375円 2,063円
フォーム作成数 5個 10個 20~100個

3.SECURE FORM(セキュアフォーム)

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→ SECURE FORM公式サイト

SECURE FORMは、株式会社イー・ネットワークスが提供するフォーム作成ツールです。

「プルダウン」「テキストフィールド」などの基本パーツと、「名前」「メールアドレス」など回答欄とセットになったパーツを組み合わせることで、スピーディにフォームを作成できます。

単色やストライプなどのデザインパーツが100種類以上用意されており、LPのイメージに沿ったフォームを作成できます。無料プランは広告が表示されるため、広告を非表示にするには有料プランに切り替える必要があります。

料金プラン

初期費用無料 ※無料トライアルなし

プラン名 フリー ベーシック ビジネス
月額料金 無料 990円 1,980円
フォーム作成数 3個 10個 50個

4.formzu(フォームズ)

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→ formzu公式サイト

formzuは、フォームズ株式会社が提供するフォーム作成ツールです。

フォームに入力された情報を保存する機能や、送信ステップ機能(回答の進捗率を表示)などが搭載されています。有料プランのみ「フォーム最適化(EFO機能)」を利用でき、各項目の入力回数や入力時間などの情報を確認できます。

オンライン決済(PayPal連携)に対応しているため、商品やサービスの購入はもちろん、オンラインセミナーやイベントの参加費の事前決済も可能です。

料金プラン

初期費用無料 ※無料トライアルなし

プラン名 フリー パーソナル ビジネス プロフェッショナル
料金(3カ月) 無料 1,900円 3,300円 8,500円
フォーム作成数 無制限 100個 100個 50個

フォーム機能がついているLP作成ツールおすすめ3選

LP作成ツールおすすめ3選.png

1.LP One(エルピーワン)

LP One_キャプチャ.png
→ LP One公式サイト

LP Oneは、BtoB事業に特化したLP作成ツールです。

パワポ感覚で操作できる「見たまま編集」機能。HTMLなどの専門知識は一切不要で、テンプレートを選んでテキストや画像を差し替えていくだけで簡単にLPができ上がります。もちろんスマホ対応済みです。複製も1クリックで簡単。

フォーム作成機能も項目を追加・設定するだけ。フォームをLP内に設置できるのはもちろん、CTAボタンから遷移させたりすることができるため、「お問い合わせ」と「資料ダウンロード」などユーザーの検討度合いに合わせて複数のフォームを設置することが可能です。

リード管理機能もついているので、セミナーなどLPから申し込みした方の管理・対応をしたい場合にも便利です。

料金プラン

初期費用:3万円 ※14日間無料トライアルあり

プラン名 ライト プラス メガ
料金 9,800万円 29,800円 49,800円
公開ページ数の上限 5ページ 50ページ 無制限

2.ペライチ

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→ ペライチ公式サイト

ペライチは、株式会社ペライチが提供するLP作成ツールです。有料プランのみ、フォーム作成機能や決済機能を追加できます。

フォームを作成・設置するには費用がかかりますが、豊富なテンプレートが用意されており、文章や画像を挿入するだけでLPを作成できます。テンプレートによっては、すでにフォームが用意されているため、イチからフォームを作成する必要がありません。

また、オプション機能を追加することで、アクセス解析やメルマガ配信などの機能を利用できます。

料金プラン

初期費用無料 ※30日間無料トライアルあり

プラン名 スタート ライト レギュラー ビジネス
料金 無料 1,078円 2,178円 3,278円
公開ページ数の上限 1ページ 3ページ 5ページ 20ページ

3.Jimdo(ジンドゥー)

img_jindo.jpeg
→ Jimdo公式サイト

Jimdoは、ドイツのJimdo GmbH社が開発し、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが運営しているLP作成ツールです。

ドラッグ&ドロップの簡単操作でLPを作成できる「ジンドゥークリエイター」と、質問に答えるだけでAIが自動でLPを作成してくれる「ジンドゥー AI ビルダー」の2つがあり、どちらも無料プランでフォーム機能を使えます。

ただ、Jimdoには顧客管理機能は搭載されていないため、獲得したリードの顧客情報はエクセルなどで別途管理する必要があります。

料金プラン

「ジンドゥークリエイター」初期費用無料 ※無料トライアルなし

プラン名 Free Pro Business SEO PLUS PLATINUM
月額料金 無料 965円 2,460円 4,110円 5,190円
サーバー容量 500MB 5GB 無制限 無制限 無制限

「ジンドゥー AI ビルダー」初期費用無料 ※無料トライアルなし

プラン名 Play Start Grow
月額料金 無料 990円 1,590円
サーバー容量 500MB 5GB 15GB

LPのフォームを最適化すべき理由

LPに設置するフォームは最適化すべきです。LPのフォーム最適化とは、フォームへの到達率・入力率・通過率を上げてコンバージョン獲得数を増やすこと。

ここでは、フォームを最適化するとどのようなメリットがあるのか解説します。

LPの成果を最大化できる

フォームを最適化することで、LPの成果を最大化できます。

LPを読んでフォームまで到達したユーザーは、商品購入や無料サンプル請求、会員登録など明確な目的やアクションを起こす意欲を持っています。

購買の意欲が高まった状態でフォームの入力を提示すれば、多くのユーザーは「今申し込まなければならない」と感じ、フォームに入力する可能性が高くなります。

LPを読んで意欲の高まったユーザーがフォームに入力をするように、フォームを最適化する必要があるのです。

フォームに問題があるとユーザーは離脱してしまう

フォームに問題があると、ユーザーは入力を途中でやめて離脱してしまう可能性があります。ユーザーの購買意欲や興味関心に対し、入力フォームの負担が上回ると途中離脱の原因になるのです。

ユーザーは、フォーム入力で得られる商品やサービス、ニュースレター購読やプレゼントなどのベネフィットを期待しています。何かを得ようとフォームに入力を開始したのに、項目や操作性に不安や面倒さを感じてしまうと、意欲よりも負担のほうが強くなってしまうのです。

コンバージョン獲得まであと一歩のところで、購入や申し込みに積極的になっているユーザーが離脱してしまうのはもったいないことです。LPではユーザーの意欲を損なわないよう、フォームを最適化させる必要があります。

LPのフォームデザインを改善して入力率を増やす方法

ここからは、フォームの入力率を増やす具体的な方法を紹介します。ちょっとした工夫で数値が改善されるケースもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

ユーザーにとって妥当な項目数にする調整する

LPに設置するフォームの項目は、必要最低限の数に抑える必要があります。項目数が多いと、ユーザーは入力を面倒だと感じ離脱してしまいます。

ユーザーは「お試し価格だから」「無料で資料請求できるから」「無料トライアル期間だから」といった気軽な気持ちで入力を始めたにもかかわらず、項目が多すぎると入力をためらってしまうのです。

ただし、項目数を減らしすぎてしまうと必要な情報を得られなくなってしまうため、状況に応じて項目数を調整しましょう。フォームの項目数を調整するだけではなく、ユーザーが得られるベネフィットも明記することで、入力率の向上が期待できます。

疑問を感じるような項目(質問)は入れない

ユーザーがフォームを入力している途中で、疑問を持つような内容は入れないようにしましょう。項目の意味がわからなかったり、なぜ入力が必要なのかと疑問を持つような項目を作るとユーザーは入力をやめてしまいます。

例えば、会社名や役職、生年月日などの個人情報は、商品の購入やサービスの利用に必要あるのか、疑念を抱かせてしまう可能性があります。また、どの項目が必須なのか、英数字で書くべきかなど、疑問を持ちがちなポイントも補足文として記載しておいた方がよいです。

ユーザーがフォームの入力に集中できるよう、警戒心を抱かせる項目は省き、必要性が認識できる順番でフォームを作成します。

ユーザーの手間を省くアシスト機能をつける

入力フォームに郵便番号や自動住所入力などのアシスト機能をつけることで、ユーザーの負担を減らすことができます。

一般的に、住所の入力には郵便番号や都道府県、市町村、番地、ビル、マンション名など項目が多く手間がかかります。

また、CTAボタンをクリックしてからエラー表示が出てしまうと購買意欲が一気に低下するため、以下のような機能を積極的に活用しましょう。

機能名 概要
住所入力補助機能 郵便番号から自動で住所欄を埋める
リアルタイムアラート機能 入力エラーを即座に表示する
ガイドナビゲーション機能 残り項目数を自動でカウントする
スマート入力機能 過去に入力した情報を自動的に表示する

CTAボタンは「送信」以外に設定する

「送信」だけでは、このボタンを押すと次にどうなるか明確にならないため、CTAボタンのテキストを動詞にしましょう。

「購入」の場合は「購入する」など、ユーザーの行動を示す文言に修正しましょう。ボタンは大きく目立つ場所に配置し、他の色と混合しないようなデザインを意識することも重要です。

LPの入力フォーム改善でコンバージョン率をアップ

LPにはフォームを設置したほうがよいですし、今では簡単に設置できるツールがたくさん作られています。LP作成ツールやフォーム作成ツールを利用することで、高機能なフォームを簡単に設置できます。

また、良質なLPを作成しても、入力フォームが原因でユーザーが離脱してしまっては意味がありません。LPのフォームを改善することで、ユーザーがフォームに入力する負担を軽減でき、コンバージョン率の向上につなげることができます。

手早く簡単にLPの入力フォームを改善したいなら、フォーム作成ツールのformrunがおすすめです。

最短30秒でフォームを作成でき、簡単操作でLPにフォームを埋め込めます。セキュリティ対策も万全で、顧客管理機能を活用することで、獲得したリードに対して効率的にアプローチできます。

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