2014年、インターネット界隈で流行したキーワードの1つに「バイラルメディア」がありました。「バイラルメディア」はSNSで拡散され、そこから流入を獲得することを目的として作られたメディア群のことを言います。海外では数年前から流行しはじめていましたが、日本でも2014年初め頃よりバイラルメディアに注目が集まるようになってきました。

新しく勢いのあるメディア群だっただけに、この1年だけで様々な話題を振りまいてくれました。
今回は時系列でバイラルメディア関連のニュース記事をまとめました。
バイラルメディアが短期間にどのような変遷を遂げてきたのかを見てみましょう。

【1】1/21「バイラルメディア」流行の兆し

URL:http://thepage.jp/detail/20140121-00000009-wordleaf#fb-...
 いま、インターネット上では米国を中心に「バイラルメディア」が急成長を遂げています。そのブームは日本にも上陸し、ここ数ヶ月で複数のバイラルメディアが誕生しました。しかし「バイラルメディアってなに?」と...

【2】3/8 バイラルメディアによく見られる「共有圧力」への危惧が生まれる

URL:http://itnp.net/story/634
今、流行の兆しを見せる「バイラルメディア」とは、動画や画像でニュースなどを伝え、FacebookやTwitterで拡散させることを狙ったサイトのことを言う。

【3】6/29 バイラルメディアの拡散力を活用し驚異的な流入数を実現

URL:http://www.venturenow.jp/news/2014/06/29/1554_022708.ht...
ユニークな動画や画像などのコンテンツで、ソーシャルメディアでの拡散を狙うバイラルメディア「grape」が、サービス開始3カ月で月間ユニークユーザー数が370万UU、ページビュー数1,100万PVを達成した。同サイトを運営するレディアが27日、明らかにした。

【4】7/9 CuRAZYが国内バイラルメディア初の1億円超えの資金調達

URL:http://jp.techcrunch.com/2014/07/09/jp140709-curazy/
思わず友人にシェアしたくなるような、バズを生みやすい動画や画像、まとめなどを中心にコンテンツをキュレーションして提供し、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアでの拡散を狙うブログメディアである「バイラルメディア」が国内で急増している。米国ではBuzzFeedやUpworthyがその代表例だが、国内でもCuRAZYや ViRATES、Whatsをはじめとして、数多くのバ...

【5】7/18実際にバイラルメディアを認知しているのは全体の4%程度

URL:http://internetcom.jp/research/20140718/1.html
周りとシェアしたいと思うようなコンテンツを配信し、ソーシャルサイト上での拡散を狙う「バイラルメディア」をご存知だろうか? インターネットコムと NTT コムリサーチでは「バイラルメディア」に関する調査を行った。

【6】7/27バイラルメディアが普及し、露出が増えて否定手的な意見も目立ちはじめる

URL:http://blogos.com/article/91338/
最近、ソーシャルでやたら目立つのが、「バイラルメディア」の乱立です。最初にいっとくマジでウザイ!!ウザすぎる「バイラルメディア」っていってもわからない人がいるかと思うが、動物動画とか、面白動画とか、面白い記事(ガセかどうかは置いといて)をYouTubeとかTw

【7】7/28ワシントン・ポストなども流入を稼ぐためにバイラル市場に参入

URL:http://blogos.com/article/91365/
海外では、伝統メディアもソーシャルからの流入を目指して、バイラルメディアを立ち上げる事例も出てきています。今回は3つの事例の紹介です。ワシントンポスト:KnowMore ワシントンポストが昨年10月にスタートした「Know More」というメディアが

【8】8/1オリジナルコンテンツを自分たちで作成できるかどうかが成功の分かれ目

URL:http://news.mynavi.jp/news/2014/08/01/051/
最近良く聞く「バイラルメディア」ってどんなものか分かりますか?なんとなく分かっているつもりの今どきマーケティング用語を、SMMLabがやさしく解説します!

【9】8/29 法律に関する知識が不十分なまま運営するとハイリスクを背負うことに

URL:http://csi.sproutgroup.co.jp/archives/000024.html
新しいインターネットメディアの形として注目を集める「バイラルメディア」のあり方を...

【10】9/1検索エンジン依存を抜けだした革命的な存在か、一過性のメディアか

URL:http://www.nikkei.com/article/DGXMZO76335180Z20C14A8H56...
 インターネットや交流サイト(SNS)で「バイラルメディア」「バイラル系」という言葉が目立つようになった。バイラル(viral)とは「ウィルス性の」という意味で、「伝染しやすいメディア」を意味する。

【11】10/9 収益面等の影響でバイラルメディアの継続困難性が徐々に明らかに。著作権法違反も問題視される

URL:http://newsphere.jp/national/20141009v-1/
「バイラルメディア」、「ネイティブアド」、「キュレーションアプリ」…。ここ1,2年ほど、ネットメディアで話題となった概念、サービスは数多い。特に、良くも悪くも議論を呼ぶ存在が、バイラルメディアだろう。本記事では、特徴や海外との比較などを概観する。

【12】10/15 バイラルメディア=劣化コピーメディアという否定的な見方が主流に

URL:http://blogos.com/article/96562/
ちょっと前ですが、LINEの田端さんのインタビュー記事が話題になってました。・バイラルメディアは二重の意味でダサい NewsPicks歯に衣着せぬ田端さんならではの、痛快インタビューなんですが、バイラルメディアについても「ほとんどのバイラルメディアはどこかで見たような記事の劣化コピーである点。もうひとつは、経済合理性がないというか、儲からない点。」の二点から二重にダサいと一刀両断しています。

【13】10/28 国内大手バイラルメディアの1つ「BUZZNEWS」が著作権侵害で提訴される

URL:http://special.smartguide.yahoo.co.jp/kawanagare/201410...
スマートフォンを使って、さまざまな実験を行うこの企画。第117回は、悪質バイラルメディアにはどう対処すべきかを調査します。

【14】11/7バイラルメディア「spotlight」違法アップロードされた動画と気付かずに取り上げ拡散

URL:http://blogos.com/article/98266/
 渡辺将基さんというサイバーエージェント社長室の人が、自社の展開するバイラルメディアで違法アップロードの歌手映像を紹介して「拡散した」とか騒いでおられるようで、ああサイバーエージェントだなあと思うわけです。Spotlightで配信したあややの記事が拡散した結果

【15】11/27バイラルメディアの先駆けである「BuzzFeed」が今後目指すのはデータ基盤の強化・拡張

URL:http://markezine.jp/article/detail/21474
 日本進出を名言している米バイラルメディアBuzzFeedは10月28日、ニューヨークを拠点とするスタートアップTorando Labsを買収。データ基盤を強化する。

まとめ


今年初めから急速に盛り上がりを見せ、その参入障壁の低さから次々に新たなバイラルメディアが立ち上がりました。しかし、その急速な盛り上がりと同じぐらいのスピードで淘汰も始まりました。


日本国内でのバイラルメディアの先駆けは、2013年12月にスタートした「dropout」でした。当時新たなメディアとして注目を浴びましたが、2014年5月頃から更新停止しています。数十個あったバイラルメディアも次々と更新停止し、一方で大手の「BUZZNEWS」や「Spotlight」は著作権侵害が問題でネガティブな印象を持たれ、苦境に立たされている状態です。


今まで実現し得なかった、検索エンジンに依存せずに流入を獲得する手段を生み出したという点ではバイラルメディアは革命的であり、劣化コピーと揶揄されるだけの存在になるのはもったいないとも思われます。バイラルメディアの老舗である「BuzzFeed」は優秀な記者を多数採用し、オリジナルコンテンツの作成に力を入れています。


国内のバイラルメディアも、今後生き残っていくためにはコピーコンテンツメインから早々にオリジナルコンテンツメインに切り替えてくるなど、来年も動きに注目です。

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