毎朝ひとつ、BtoBマーケ観を更新するferretのツイート連載を一本の記事にまとめた「One day, One UPDATE.」

今回のテーマは「クリエイティブな仮説の作り方」について。

データ分析に基づく地道なPDCAが中心の、BtoBマーケティングを楽しむコツ。それは「データを見て→考える」から「クリエイティブな仮説を立てる→データを確かめる」に変えること。「休日でも今すぐ検証したくなる」ような仮説が見つかるようになればしめたものです。

こうした仮説は「ふと」思いつくものですが、毎週「ふと」思いつく状態にするには「情報の下ごしらえ」が必要。異質な断片(情報)を意識的に頭にインプットする習慣をつけましょう。

「ふと」した閃きを、「狙って」生むためのルーティン。

日常的にクリエイティブな仮説を生むためのヒントとして、ジェームズ.W.ヤング「アイデアのつくり方」など様々な書籍で共通して述べられているのは、アイデア生成には「プロセス」があるということ。ヤングはこれを「アイデアとはT型フォードを生産するように、誰でも生むことができる」と表現しています。余程の天才でもない限り、いやむしろ天才ほど、発想を得るためのルーティンを大切にしているのです。

アイデア生成の基本4ステップ

アイデア生成は大きく①情報の収集→②情報の咀嚼→③しばらく寝かせて→④パッと閃く という4ステップに分かれます。他の人みたいに斬新な視点を生み出すのが苦手、という人は①~③を飛ばして④を待っているということはないでしょうか?名コックといえど食材の調達なくして料理は作れず、です。

アイデア生成プロセスにおいて情報の①収集と②咀嚼が分かれているのは、ちゃんと噛まずに「資料を集めて満足」するケースが世の中に多いためではないでしょうか。集めた情報は何度か取り出して眺めて、アタマの中で転がして・・という作業をしながら消化することではじめて自分の腑に落とすことができます。

クリエイティブなアイデアとは0から1を生む発明ではなく、既にある情報同士の斬新な組み合わせによって生まれるといわれます。そのためには、脳内に異質な情報の断片が多数存在している状態が必要。業務に直接関わることと、アートや科学など他領域の断片を大胆に掛け合わせる。そのためにも読書は有効です。

異なる領域同士の概念を「越境」して出会わせる。

領域をまたいだ情報・視点の掛け合わせは新鮮な意味を吹き込みます。たとえば料理雑誌でおなじみの「時短」「作り置き」も、BtoB領域に持ってくるとなんだか新鮮。MAツールは「時短術」文脈で、テンプレートを「作り置き」文脈で語り直すことで、親近感を出したり新たなワザや価値創出ができるかもしれません

マーケの世界で記憶に新しいものでは、DSPなどのアドテクノロジーも領域をまたいだ変革の一例。リーマンショックで金融市場が停止した際、才能を持て余した金融工学のプロ達が広告配信領域に参入して作り上げたと言われています。1つずつの配信ごとに入札を行うRTB(リアルタイムビッディング)なんて、まさに典型的な株式トレードの発想ですね。

BtoBマーケの実務に掛け合わせられそうな他領域とは?たとえばリードナーチャリングやカスタマーサクセスの業務改善を考えるために、コーチングの最新の考え方を勉強してみるのはうまくいきそうです。この視点を持つと、何気ないスポーツ観戦の見え方も俄然エキサイティングに変わってきますね。

ferretの新連載企画「BtoBマーケティングアカデミー」を要チェック!

ferretではこれからBtoBマーケティングを志すマーケターに向けての新連載「BtoBマーケティングアカデミー」を連載中。BtoBに特化したマーケティングツール『ferret One』の顧客支援を通じて得た生のマーケノウハウを、新たに体系立てて読者にお届けしていきます。

ビジネスの動力は、若手の「手」でつくる。BtoBマーケティングアカデミー

ビジネスの動力は、若手の「手」でつくる。BtoBマーケティングアカデミー

先輩のように瞬時の切り返しトークはできなくても、それをコツコツとコンテンツ化することはできる。全ての「打ち手」を積み立てられる。資産運用のように、どんどん成果が膨らんでいく。それが、BtoBマーケティングの魅力。

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また同時に、通勤電車や在宅ワークの始業のお供として、平日毎朝8:00にBtoBビジネスをテーマとするモーニングツイートを配信中。毎朝一つずつ、読者に「気づき」をお届けします。気になる方はferretの公式Twitterアカウントをフォロー!

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