ついに無料で使えるマーケティングオートメーション登場！「Bow Now」徹底解説

見込み客を獲得し、商談数を最大化させるために必要なマーケティングオートメーション（MA）。導入する企業が増え続ける中、中小企業にとっては「高価格」であることや、「高機能すぎて使いこなせない」ことが原因で、なかなか導入の決心がつかない方も多いのではないでしょうか。

今回はスターティアラボが提供する「無料」で使えるMA「Bow Now（バウナウ）」をご紹介しつつ、実際の管理画面をお見せしながら使い方もご紹介します。

マーケティングオートメーションの現状

MAとは、「獲得した見込み客の情報を一元管理し、主にデジタルチャネル（メール、SNS、Webサイトなど）におけるマーケティングを自動化、可視化するソフトウェア」のことです。

展示会で出会ったお客様、Webから資料ダウンロードをしてくれたお客様、過去の商談済みのお客様など、企業には様々なチャネルで接触した「見込み客」を保持しています。

またインターネットを使って、発注先を検索することが当たり前となった現代では、「お問い合わせ」をする時にはすでに発注先がほぼ決定していることが多いです。

つまり、企業としては「様々なチャネルで出会ったお客様」に対して、「お客様に合ったマーケティング」を行い、「商談」を「効率的に」創出することが求められています。

しかし多様なチャネル、様々なニーズを持つお客様に対して、それぞれ個別のアプローチをするには工数がかかりすぎます。そのため、あらかじめ設定したシナリオに沿って自動化されたアプローチをすることで、効率的に、そして効果的なマーケティングを実現するのがMAの本質的な価値です。

マーケティングオートメーションは中小企業には使えない？

多様化するデバイス、チャネル、お客様のニーズに対応していくためにはMAはもはやどの企業にも必須なツールだといえます。

しかし、中小企業のマーケティング担当者は1～2名程しかおらず、細かいシナリオを設計しながら施策を回すことができずにいるのが現状です。

また、現在市場で販売されているMAの多くは高額であるため、金銭的なコスト負担が重かったり、機能が多すぎるため使いこなせなかったりと、中小企業にとっては導入に踏み切れない場合も多いのではないでしょうか。

無料で使えるマーケティングオートメーション「Bow Now」とは

サービスサイトへ

スターティアラボ株式会社が提供する「Bow Now（バウナウ）」は無料で使えるマーケティングオートメーションツールです。（毎月5万PVまで）

Web制作実績が1,400件を超える同社の多くのクライアントはBtoBビジネスを営む中小企業。中小企業にとって、Webサイトを公開するだけでは、お問い合わせの獲得は難しく、商談を創出する場所として活用できていないケースが多いです。

スターティアラボは、そんな中小企業のWebサイトに関する悩みをヒアリングする中で、「無料で使える」Bow Nowの開発に至りました。

Bow Nowの魅力はWebサイト来訪者の企業名を可視化できること

Bow Nowは無料ながらマーケティングオートメーションに必要な機能が揃っています。

・リード登録機能（一括・個別）
・企業IP取得
・企業ごとのアクセス解析機能
・個人ログ取得＆閲覧機能
・フォーム作成機能
・条件抽出機能
・会員限定コンテンツ管理機能
・セグメントメール配信機能
・グラフィカルレポート生成機能
・ABM（アカウントベースドマーケティング）活動管理機能
・営業ダッシュボード機能

Bow Nowは中小企業でWebサイトは持っているが、マーケティングオートメーションを導入していない企業向け、もしくはすでに導入したが高価格でコスト負荷が高い、高機能すぎて使いこなせないという悩みを持つ方向けに特化して開発されています。

特に自社が既に保有している見込み客の育成（リードナーチャリング）、さらには商談すべき見込み客の選定（リードクオリフィケーション）を図るための機能も充実しているため、BtoBの事業者にとって重要な「適切な商談数」の増加に貢献します。

Bow Nowを用いた超効率的な営業アプローチ手法

マーケティングオートメーションツールであるBow Nowですが、特筆すべき機能として「企業IP取得」による「Webサイト来訪者の企業名の可視化」が挙げられます。

Webサイトを作っても「お問い合わせ」をしてくれたユーザーが少ないと、Webサイトの効果を実感することが難しいかもしれません。

しかし、Bow Nowを導入すると、Webサイトに来訪したユーザーのIPアドレスから企業名を判別し、「どんな企業がWebサイトに来訪したか」を把握することができます。つまり何らかの目的でWebサイトに訪れてくれたユーザーの所属する企業名を把握することで、「自社に興味のあるユーザー（企業）」をリストアップできることになります。（もちろんターゲット属性にあったものだけをリスト化する必要があります）

さらにBow Nowでは自社で保有している見込み客情報（企業名や個人名など）と、IPアドレスを紐付けることで、「どの企業のどんな人が、Webサイトでどんな行動をしているのか」までを全て可視化することができます。

そうすることで、営業パーソンがひたすら営業名簿にテレアポをするような非効率な営業ではなく、「自社の商品、サービスへの関心度が高いお客様」にだけテレアポやメールマーケティングでのアプローチをすることができ、商談化率（アポ率）を向上させることができます。

Bow Nowはマーケティング部門の担当者が活用するだけでなく、営業部門が自らWebサイトの来訪者を可視化して、商談を創出するために必要な機能が揃っています。

Bow Nowを用いてWebサイト来訪者から見込み客リストを作る方法

実際にBow Nowを使ってWebサイト来訪者データから見込み客リストを作る方法を紹介します。

まずはBow NowのWebサイトからフリーアカウントを発行します。その際に導入したいWebサイトのドメインを登録します。

その後、入力したメールアドレス宛にIDとパスワードが送信されるため、ログインするとダッシュボード画面に遷移します。

左側のメニューより、「システム設定」をクリックして、トラッキングコードを発行します。トラッキングコードをWebサイトのHTML内に設置するだけでBow Nowの利用を開始することができます。
（トラッキングコードの設置方法はこちらを参照ください）

実際にトラッキングコードが設置され、データの取得が可能になると、ダッシュボード上で様々なデータを確認することができます。

それではWebサイトに来訪している企業を見える化していきます。左側のメニューから「企業情報」を選択し、中央左手の「検索条件」を開くと、様々な条件でWebサイトに来訪している企業を絞り込むことができます。

上記の図では「直近1ヶ月の間に「2回以上」Webサイトに来訪している企業」を検索し、下部には企業の一覧が表示されます。

また検索結果に表示された企業名をクリックすると、その企業の詳細を見る事ができます。事前に自社で保有する顧客情報や営業リストをBow Nowにアップロードすることでより詳細なデータを取得することができます。

Webサイトに来訪するユーザーのうち、問い合わせをしてくれるユーザーはほんの少しで、ほぼすべてのユーザーは離脱をしてしまいます。

Webサイトに来訪してくれるということは、何らかのニーズを感じているユーザーであると言えます。そこでBow NowでWebサイト来訪者のうち、「自社のターゲット属性」で検索をし、営業リストとすることで、自社と何の関係もないユーザーにアプローチするよりも商談率が向上しやすくなります。

さらにBow Nowでは企業情報に社内の営業担当を割り当てることもできるため、マーケティングの担当者がリストをわざわざ営業部門に渡さなくても、営業担当が直接ログインして対応することが可能です。

またBow Nowではリード獲得に必要な「問い合わせフォーム」も作成可能ですし、メール配信システムも搭載されています。

まとめ

いかがでしたか？「価格」や「使いこなせない」という理由でマーケティングオートメーションを導入することが難しかった企業であってもBow Nowであれば、まずは「Webサイト来訪者を可視化」することで「営業リスト」を生成することができます。

しかもWebサイトのPV数が50,000までの場合は無料で使うことができます。

いきなり高機能なマーケティングオートメーションを導入するということがハードル高く感じる方は、まずはBow Nowを試してみてはいかがでしょうか。