アクセス解析ツールを自社のホームページブログに導入しているWeb担当者は多いのではないでしょうか。ユーザー数や属性、閲覧ページなどホームページのパフォーマンスを分析することで、集客やコンバージョンの検証や改善に繋げられるというメリットがあります。

アクセス解析ツールの中でも、Googleが提供する「Googleアナリティクス」は無料で利用でき、多機能であることから企業から個人まで様々なホームページで利用されています。とはいえ、多機能ゆえに「難しい」や「使いにくい」と感じる方もいるでしょう。

シンプルな操作性を求める方には「忍者アクセス解析」がオススメです。国産ツールなのでサポートもわかりやすく、アクセス解析に苦手意識を持っている方でも利用しやすいのが特徴です。

今回は、「忍者アクセス解析」の特徴と使い方についてご紹介します。

忍者アクセス解析とは

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「忍者アクセス解析」とは、株式会社サムライファクトリーが提供するWeb制作支援ツール「忍者ツールズ」の中のアクセス解析ツールです。無料で利用することができ、ユーザー動向のリアルタイム解析に強みを持っています。1人単位でアクセスログを取得できるため、自社のホームページに訪れるユーザー層や、アクセスの多い時間帯を可視化することができます。

また、国産ツールなので機能もサポート情報、情報交換用の掲示板もすべて日本語に対応しています。海外製ツールと比べ、機能面で使い方がわからない点があってもすぐに解決できるでしょう。

基本機能や料金比較

忍者アクセス解析は、基本的に無料で利用することができますが、上位に位置する「有料版」プランもあります。機能や料金の違いを確認してみましょう。

【無料版】
初期設定費:無料
月額費:無料
解析ページ数:100ページ
ログ保存期間:4ヶ月
リンク元URL登録:50件
SSLサイト:不可
広告表示:有り(画像とテキスト)
アクセス数上限:無制限

【有料版】
初期設定費:1,260円(初回のみ)
月額費:310円
解析ページ数:100ページ
ログ保存期間:4ヶ月
リンク元URL登録:100件
SSLサイト:不可
広告表示:なし
アクセス数上限:30万件まで

忍者アクセス解析の有料版は、無料版と概ね機能に違いは無く、リンクURL登録数と広告表示にメリットがあります。一方で、有料版にはアクセス数に上限が設定されているなど、一長一短と言えるプラン体系になっています。

商用利用する場合は広告が表示されない有料版を選択しましょう。

参考:
広告を非表示に|忍者アクセス解析

忍者アクセス解析のメリット・デメリット

忍者アクセス解析は、Googleアナリティクスなどその他のアクセス解析ツールと比べどのような点にメリットがあるのでしょうか。

メリット

忍者アクセス解析のメリットは、機能がシンプルで使い勝手が良い点です。表とグラフで視覚的に確認できる仕様なので、アクセス解析の知識に自信がないという方や、初めてアクセス解析ツールを導入する方にオススメです。

ユーザーがどういった検索キーワードで検索し、どのページから訪れてきているのかも一覧で表示させることができるため、SEO対策の効果検証などに役立てることができるでしょう。

また、先にも述べたとおり国産ツールなのでヘルプや掲示板などでサポートを受けやすい環境が整っている点もメリットと言えるでしょう。

デメリット

忍者アクセス解析のデメリットは、アクセスログを記録できるのが最長で4ヶ月間しか無いことです。リアルタイム解析のように瞬発的なアクセス解析には向いているものの、数年単位での長期的なログの比較などは行なえません。

そのため、メインのアクセス解析を別途導入した上で、日々のアクセス解析を行う役割として利用することをオススメします。