
誰でも手軽にIoT(モノのインターネット)の仕組みをつくれる「MESH」、新たにRaspberry PiをMESHのハブとして利用可能に
- 2017年9月28日
- ferret×PR TIMES
Raspberry Piに対応したMESHハブ アプリ を年内に配信開始
ソニー株式会社MESHプロジェクトは、Raspberry Pi向けMESHハブアプリケーションを年内にリリースいたします。本アプリケーションをRaspberry Piにインストールすることで、スマホや タブレット が近くになくても、MESH アプリ で作成したIoTの仕組みを常時動作させることが可能になります。加えて、株式会社スイッチサイエンスにより、MESH GPIO用拡張アクセサリーのラインナップが追加され、今まで以上にセンサーモジュールやデバイスとの拡張が可能になります。これら2つのリリースにより、誰でも手軽にIoT(モノの インターネット )の仕組みをつくれる幅がさらに広がります。2017年10月3日より開催される「CEATEC Japan 2017」(於:千葉市美浜区・幕張メッセ、MESH展示ブースNo. H052)にて、本リリースのデモを先行展示いたします。
ソニー株式会社(以下、ソニー)の新規事業創出 プログラム (Seed Acceleration Program)から生まれたMESHプロジェクト(http://meshprj.com/)は、Raspberry Pi向けMESHハブアプリケーション(以降、MESHハブ アプリ )を年内にMESH公式サイト(http://meshprj.com/)上で公開します。Raspberry PiにMESHハブ アプリ をインストールすることで、Raspberry PiをMESHのハブとして利用できるようになります。これにより、MESH アプリ で作成したレシピをRaspberry Pi上で常時動作させることが可能になります。
加えて、株式会社スイッチサイエンス(http://www.switch-science.com)により、MESH GPIO用拡張アクセサリーのラインナップが追加されます。これにより、USB給電で動作する
デバイス
の電源オン・オフやサーボモータのコントロール、そして、littleBitsやGroveのさまざまなセンサーやアクチュエータと接続することができるようになります。MESH
アプリ
は、IFTTTアプレットにも対応しているため、今回のラインナップ追加によって、さらに多種多様なセンサーや
デバイス
と
インターネット
上のサービスを組み合わせることが可能となり、MESHで実現可能な仕組みづくりの幅が広がります。
なお、2017年10月3日より開催される「CEATEC Japan 2017」(於:千葉市美浜区・幕張メッセ、MESH展示ブースNo. H052)にて、誰でも手軽にIoTの仕組みをつくれるMESHのRaspberry Pi用ハブアプリケーションのデモと、さまざまなモジュールをつなげることが可能なGPIO用拡張アクセサリーを展示します。
■MESHについて
MESH(メッシュ)は、無線でつながるハードウェア・ブロックと専用
アプリ
内のソフトウェア・ブロックを組み合わせていくだけで、「あったらいいな」と思うIoTの仕組みをつくれる、ユニークなプラットフォームです。難しい電子工作やプログラミングの知識がなくてもつくることができ、直感的でわかりやすく、プログラミング教育やSTEM教育にもご活用いただけます。
スマートフォンや
タブレット
用のMESH
アプリ
でアイコンをつなげていくことで、センサーを活用した「MESHレシピ」をお手軽に作成することができます。
■Raspberry Pi上でMESHレシピを常時動かすことができるように
MESHハブ
アプリ
を使うことで、スマホや
タブレット
が近くになくても、MESHレシピを常時動作させることが可能になります。これにより、センサーなどの
デバイス
と
インターネット
上のサービスを連携させた仕組みの活用が、さらに広がります。
※MESHレシピの編集や管理には、スマートフォンまたは
タブレット
端末向けのMESH
アプリ
が必要です。
また、SORACOM AirなどのIoT向けSIMを合わせてご活用いただくことにより、Wi-Fiやネットワーク環境がない場所でも仕組みを構築することができるようになります。
利用方法 : Raspberry Pi 3 Model B(以降、Raspberry Pi)に、MESH公式サイトからダウンロードできる専用のMESHハブ アプリ をインストールすることで、Raspberry PiをMESHのハブとして利用いただけます。(2017年内に公開予定)
対応Raspberry Pi : ・Raspberry Pi 3 Model B
使用例:人感センサーなどのデータを
Google
Sheetsに記録し、見える化
MESH人感センサーを使って、人がいる時間帯を
Google
スプレッドシートに自動で記録したり、SDKを活用して独自の
サーバ
にデータを送信したりというような、センサーデータを活用した仕組みづくりの幅がさらに広がります。
使用例:通知や自動化、見える化など目的に合わせた仕組みをお手軽に
MESH温度・湿度センサーを利用して、一定の湿度以下の乾燥した状態になったときに自動的に通知を送ったり、部屋の温度を自動でコントロールしたりなど、センサーデータを活用した通知や自動化、データの見える化など、目的に合わせてさまざまな仕組みをつくることができます。
■さまざまなセンサーモジュールやデバイスが拡張可能に
株式会社スイッチサイエンスにより、MESH GPIO用拡張アクセサリーのラインナップが追加されます。これにより、USB給電で動作する
デバイス
の電源オン・オフやサーボモータのコントロール、そして、littleBitsやGroveのさまざまなモジュールと接続することができるようになります。MESHでつくれる仕組みの幅がさらに広がります。
MESH GPIO用USBパワースイッチ
MESH GPIO
タグ
を使ってUSB給電で動作する
デバイス
の電源オン・オフを切り替えることができます。
MESH GPIO用サーボボード
MESH GPIO
タグ
を使ってサーボモータをコントロールすることができます。
MESH GPIO用Groveボード
MESH GPIO
タグ
からGroveシステムのデバイスを使用するためのボードです。さまざまな対応可能なモジュールセンサーやアクチュエータを接続することができます。
MESH GPIO用ビットモジュール
MESH GPIO
タグ
を経由してMESHとlittleBitsを接続するためのモジュールです。
※Groveボードとビットモジュールの対応可能なモジュールの一覧は、MESHのサポート
ページ
にて公開いたします。
これらの拡張アクセサリーは、今秋よりスイッチサイエンスウェブストア(https://www.switch-science.com/)にて、購入可能となる予定です。各拡張アクセサリーの販売詳細については、スイッチサイエンスにお問い合わせください。
使用例:USB給電で動作するポンプを使って、お手軽自動水やり機を作成
新たに追加されたGPIO用USBパワースイッチを使用して、USB給電で動作する小型ウォーターポンプとMESH GPIOを組み合わせて、思い通りの自動水やり機をつくることができます。水やりの時間をタイマーやセンサーの条件で指定するなど、さまざまな応用が可能です。
■製品の主な仕様や詳細は、下記
URL
をご覧ください。MESH公式サイトhttp://meshprj.com/
MESH Hub
アプリ
についてhttp://www.get.meshprj.com/hub/
GPIO拡張アクセサリーについてhttps://meshprj.com/jp/parts/
MESHはどのような
OS
、機器で利用できますか?http://support.meshprj.com/hc/ja/articles/212601267
対応するサービスおよびスマート
デバイス
の一覧http://support.meshprj.com/hc/ja/articles/115003652408
■MESHプロジェクトとは
MESHプロジェクトは、誰でも簡単に「あったらいいな」をつくれる世界を目指して活動しています。
ソニーの新規事業創出
プログラム
「Seed Acceleration Program」(“SAP”)から生まれた、新規事業のひとつです。
■新規事業創出
プログラム
「Seed Acceleration Program」(“SAP”)とは?
既存の事業領域外の新しい事業アイデアを集め、育成することを目的に生まれたソニー独自の
プログラム
です。エレクトロニクス、エンターテインメント、金融等さまざまな事業領域の垣根を越えた技術・才能のコラボレーションやベンチャー企業との連携を加速していくことにより、ソニーならではの手法で新たな事業を立ち上げ続け、イノベーションを創り出していくことを目指しています。
※記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
お客様からのお問い合わせ先 : http://meshprj.com/mediacontact/