
ウエスタンデジタルと国連「グローバルパルス」、「Data for Climate Action」チャレンジの受賞ソリューションを発表
民間セクターデータへのアクセスを気候対策の知見や革新的ソリューションにつなげる
データストレージ技術とソリューションを提供するグローバルリーダーであるウエスタンデジタルコーポレーション(NASDAQ:WDC、以下、ウエスタンデジタル)と、国連によるビッグデータとデータサイエンスに関するイノベーションイニシアチブである「グローバルパルス」は、国連気候変動枠組条約締約国会議COP23で行われたイベントで「Data for Climate Action(D4CA)」チャレンジの受賞ソリューションを発表しました。今年初めに創設されたこのチャレンジは、データサイエンスやビッグデータを活用して気候変動対策を推進するオープンイノベーションを競うこれまでにないコンペティションです。このチャレンジは国連の「グローバルパルス」が、スコールグローバルスレット財団(Skoll Global Threats Fund)とウエスタンデジタルの協力のもと実施されました。
ウエスタンデジタルのコーポレートマーケティング&コミュニケーション部門シニアバイスプレジデントのデイブ・タンは、次のように述べています。「データの規模、速度、種類、価値が拡大していることは、そこに無限の可能性が広がっていることを示しています。このチャレンジは、当社があらゆる種類のデータの取り込み、保存、アクセス、移行を実現することで地域や世界の繁栄に貢献するソリューションを可能にしていく取り組みの一例です」
D4CAチャレンジは官民セクターが連携して、よりよい社会の実現に取り組むことで何が可能となるかを示すものです。プライバシー保護のため非特定化され集約された膨大なデータにアクセスすることで、より正確なソリューションを提供するための知見を引き出し、予測アルゴリズムを開発することが可能となります。
国連グローバルパルスのディレクターであるロバート・カークパトリック氏は、次のように述べています。「このチャレンジで得られた素晴らしいイノベーションは、気候の専門家、データサイエンティスト、企業が連携することで、どれほどの気候対策の実現が可能かを証明するものです」
国連グローバルパルスとウエスタンデジタルは、ドイツのボンで開催されたCOP23の中で行われた「Data Innovation: Generating Climate Solutions(データイノベーション:気候対策の創出)」と題されたイベントで、D4CAの受賞者を発表しました。このイノベーションイベントでは、受賞プロジェクトの表彰のほか、ビジネスリーダー、データサイエンティスト、気候の専門家を集め、データの可視化やイノベーションに関するインタラクティブな対話、議論、デモを行いました。
カークパトリック氏は、さらに次のように述べています。「このチャレンジが成功したことは、連携する企業、そして特に各受賞企業のたゆみない努力と取り組みの証です。官民セクターが連携してこれらの取り組みをより大規模に実践していくことで、あらゆる持続的開発目標に変革をもたらす非常に大きな可能性があります」
チャレンジには、データサイエンティストや研究者などの専門家による67カ国450チーム以上からの応募がありました。このうち、セミファイナルに選ばれた97チームが、11社により提供されたデータセットやツールを活用したイノベーションプロジェクトの開発に取り組みました。
受賞チームについて
最優秀賞
・「エレクトロモビリティー:ビッグデータと気候政策によるメキシコシティーの大気浄化」
最優秀賞はカリフォルニア大学バークレー校と国立エコロジー・気候変動研究所(Instituto Nacional de Ecología y Cambio Climático)の研究者によるメキシコシティーの交通パターンに関する研究に贈られました。これはWazeのデータを解析し、大気汚染や温室効果ガスの排出を削減するための様々な交通電化政策を評価したものです。
テーマ賞
・「温暖化抑制に向けた道路冠水の予測および緩和」
ジョージア技術研究所(Georgia Institute of Technology)のチームが、通信事業者オレンジ(Orange)のデータを活用し、セネガルの道路網の冠水対応力を強化し、一定の予算内で道路状況改善の優先付けを行うための枠組みを作りました。
・「管理アプリケーションのためのエコシステム監視(EMMA: Ecosystem Monitoring for Management Application)」
ケープタウン大学およびバッファロー大学のチームがPlanetの衛星データを活用して、南アフリカのケープ植物区における森林火災の影響をほぼリアルタイムに予測、監視するプラットフォームを開発しました。
・「大気汚染による微細変動―消費支出への影響」
エール大学のチームが、BBVA Data and Analyticsの金融取引データおよびEarth Networksの気象データを活用して、スペインにおける大気の質の変化に関連する支出パターンの変化を評価しました。
データ可視化賞
・「冬小麦の種まき日を最適化する枠組み」
トルコに拠点を置くチームが、気象データを活用し、気候に応じて冬小麦の種まきに最適な日を特定する枠組みを開発し、Tableauのツールを利用して可視化しました。
・「都市の生理学:都市の気候対策を促進するための、都市部の二酸化炭素排出のダイナミック時空間モデル」
ニューヨーク大学のチームが、Crimson Hexagon、Plume Labsなどのデータを組み合わせ、都市の一時間ごとの二酸化炭素排出を表示する高解像度モデルなどを提供し、都市政策の決定を支援するダッシュボードを作成しました。
このチャレンジについて詳しくは、 http://Dataforclimateaction.org をご覧ください。
イベントの様子は、 http://DataMakesPossible.com/Bonn をご覧ください。
■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタルは、データ社会が発展する環境を創造し、かつてない多様化を遂げるデータの保存、保護、アクセス、変換に必要なイノベーションを推進していきます。先進的なデータセンターからモバイルセンサー、パーソナルデバイスまで、データが存在するあらゆる場所において、業界をリードするウエスタンデジタルのソリューションはデータの可能性を広げます。ウエスタンデジタルのデータ・セントリック・ソリューションは、G-Technology、HGST、サンディスク、Tegile、UpthereおよびWDのブランドで提供します。
■スコールグローバルスレット財団(Skoll Global Threats Fund)について
スコールグローバルスレット財団の使命は、人類に危機をもたらす世界的脅威に立ち向かうことであり、そのための解決策の模索、連携の強化、未来を守るための活動を促進します。同財団は、大きな影響を及ぼし得る画期的なアイディアや活動を見いだし、その開始や共同開発することに積極的に取り組んでいます。詳細については、 www.skollglobalthreats.org をご覧ください。
(C) 2017 Western Digital Corporation or its affiliates. All rights reserved.Western Digital、Western Digital ロゴ、G-Technology、SanDisk、Tegile、Upthere、WD、ActiveScale、BitSpreadは、米国およびその他の国におけるWestern Digital Corporation、またはその関連会社の登録商標または商標です。その他の商標も特定の目的のためのみに使用されるものであり、各権利者によって商標登録されている可能性があります。
- ビッグデータ
- ビッグデータとは、一般に、インターネットの普及とITの進化によって生まれた、事業に役立つ知見を導くためのデータのことを指します。「データの多量性」だけでなく、「多様性」があるデータを指します。
- 4C
- 4Cとは、購買者視点で商品やサービスを考えるマーケティングのフレームワークで、Consumer value(顧客にとっての価値)、Cost(顧客の負担)、Convenience(入手の容易性)、Communication(コミュニケーション)の頭文字をとったもののことを言います。
- コーポレート
- コーポレートとは、日本語の「企業」のことです。インターネット上で「コーポレートサイト」という場合は、企業のホームページであることを表します。また、コーポレートは接頭語として使われることが多く、「コーポレートガバナンス(企業内統制)」などのように、他の単語と組み合わせて使うことが多いようです。会社そのものを指すことが多い「カンパニー」とは使い方が異なります。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- 4C
- 4Cとは、購買者視点で商品やサービスを考えるマーケティングのフレームワークで、Consumer value(顧客にとっての価値)、Cost(顧客の負担)、Convenience(入手の容易性)、Communication(コミュニケーション)の頭文字をとったもののことを言います。
- データサイエンティスト
- データサイエンティストとは、ビジネスに役立つ情報を大量のデータの中から抽出し解析する職業です。
- 4C
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- データサイエンティスト
- データサイエンティストとは、ビジネスに役立つ情報を大量のデータの中から抽出し解析する職業です。
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- ビッグデータ
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- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
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