Webフォントだけではない、Typekitを試してみたい理由

pc.png
画像引用元:stock.io

実は、TypekitはWebフォントを簡単に導入できるという点で非常に便利ではあるのですが、それ以外にも便利な機能があります。
ここでは、Typekitを試す上でチェックしておきたいその他のポイントも確認していきましょう。

1. デスクトップ上のフォントとしても利用可能

Creative Cloudのデスクトップアプリダウンロードすれば、Typekitで使えるフォントをご自身のパソコンにインストールすることもできます

無料プランでも、280個以上のフォントをインストールすることができます。
Adobeのソフトウェア以外にも、WordやPowerPointでもフォントを使うことができるので、文書やプレゼンテーションでもデザインの幅が広がります。

2. アウトラインやPDFへ埋め込みができる

Creative Cloudのデスクトップアプリ経由でダウンロードしたTypekitは、プリインストールされているフォントと同じように使うことができるので、アウトライン化して利用したり、PDFに埋め込みを行うこともできます。

YouTubeなどの動画にテロップとして活用することも簡単です。

名刺やフライヤーなどのデータを印刷会社に持ち込む場合には、必ずアウトライン化してデータを渡すようにしましょう。

さらに多くのフォントを使いたい場合

以上で見たように、Typekitを使えば簡単にWebサイトで日本語のWebフォントも設定することができます。
無料プランでも5つの日本語フォントを含め、950個以上のフォントを利用することができます。

ただし、日本語フォントの数はこれでもたくさんあるとは言えないので、さらに多くのフォントを使いたい場合にはCreative Cloudの各種プランに登録するか、Typekitの単体サブスクリプションを登録する必要があります

12.png
スクリーンショット:2017年9月

Creative CloudのプランのうちTypekitのポートフォリオプランが使えるのは月々2,180円からのプランで、Typekitだけを使いたい場合には年間49.99ドル(約5000円前後、月額450円程度)で利用することができます。

13.png
スクリーンショット:2017年9月

ポートフォリオプランに登録すると、日本語フォントで使える書体は40種類にまで増えます。
中には*「Roぶらっしゅ Std」「TBカリグラゴシック Std」*など、ユニークな書体を使うこともできるので、他のホームページと差別化することもできるでしょう。