今回ご紹介するのは、世界中のメディアを多言語分析できるソーシャルリスニングプラットフォーム「Crimson Hexagon ForSight Platform」です。

【ここがポイント】
ポイント1:Twitterの2010年7月以降の全データを分析可能
ポイント2:13の言語に対応可能
ポイント3:リアルタイム分析が可能

Crimson Hexagon ForSightとは?

「Crimson Hexagon ForSight(クリムゾンヘキサゴン・フォーサイト)」は、ソーシャルメディアを多言語で分析できる「ソーシャルリスニングプラットフォーム」です。
「ソーシャルリスニング」とは、TwitterやFacebookなどのSNS上に流れる自社ユーザーの声を収集・分析し、マーケティングに落とし込む施策を指します。

「Crimson Hexagon ForSight」はSNSだけでなく、ブログやニュースサイトなど幅広いメディアの投稿分析が可能です。
特に、Twitter社とはFirehose契約をしているため、2010年7月以降の全データを対象とした分析ができます。
多言語対応も可能で、英語・日本語をはじめとした13ヶ国の言語データを収集、分析できます。

・ユーザーの声を自動収集し、内訳を詳細に分析可能
・マーケティング施策に活かすための分析が簡単に行える
・日本語、英語をはじめ13ヶ国語に対応

ソーシャルリスニングツールは、座談会やアンケートだけでは得られない、ユーザーの生の声を収集できます。
一般的なソーシャルリスニングツールの場合、ポジティブ・ネガティブ分析がメインとなるため、ユーザーについての細かな情報は得られません。
「Crimson Hexagon ForSight」の場合は、ポジティブ・ネガティブ分析に加え、詳細なユーザー属性を取得できます。

Crimson Hexagon ForSight
取得したデータは自動的に分析して整理されるので、担当者はほとんど作業する事なく、データを元にした戦略を設計できるでしょう。

現状13ヶ国語に対応しているため、訪日外国人や海外での自社の反応もほぼ漏らすことなく収集できます。

Crimson Hexagon ForSight担当者のメッセージ

Crimson Hexagon ForSight

株式会社ブレインパッド デジタルソリューション統括部 マーケティングG プロダクトマネジャー 福江 孝史氏(右) 営業部 シニアアカウントエグゼクティブ 松井 智雄氏(左)

SNSは、未だにマーケティングの素材、つまりユーザーの声として活用することが一般的とはいえません。「偏った意見」というイメージが強いですよね。
でも、今は流通しているデータ量が多く、毎日数億件のデータが流れています。これは、企業として分析する価値が大いにあります。

ぜひ、「Crimson Hexagon ForSight」をSNS上の定量的なデータを分析、保管できる場として、ビジネスに活用してほしいです。
企業とSNSとの接し方は、今後少しずつ変わるでしょう。ずっと消費者側でいるなら投稿しているだけで十分ですが、ビジネスに活用するならSNSを分析する対象としてみてほしいです。

自然とそのような視点を持てるように、まずはソーシャルリスニングを普及させたいです。

編集部より一言コメント

「ソーシャルリスニング」というキーワードに対して、あまり馴染みがないと感じる方は多いでしょう。
「エゴサーチ」と何が違うのかわからない方もいるかもしれません。

「エゴサーチ」はWeb上に流れている自社(もしくは自分自身に関連する)情報を検索することで、「ソーシャルリスニング」はWeb上に流れている自社情報を検索してマーケティング施策に活かすところまでを指します。

今、SNSには多くのユーザーが存在しており、プラットフォームとして無視できません。
これほど多くのデータが集積しているのですから、活用しない手はないでしょう。