2019年春、LINEの企業向けサービスは「LINE公式アカウント」に生まれ変わり、既に利用している企業には使いやすく、検討していた企業は導入しやすくなりました。

最近では、LINEを顧客とのコミュニケーションツールとして利用している企業が増えています。

LINEをanybot(エニーボット) のような外部ツールで運用すると、従来のテキストや画像のほか、ボタン、イメージマップ(タッチで会話が進む画像)、動画、商品一覧の表示など、リッチなUIUXコンテンツ配信や、LINE上のチャットボットでの自動接客ができます。

LINE公式アカウントは、顧客満足度と売上アップに役立つ、セールス・マーケティングツールになるのです。

今回は、LINE公式アカウントに使えるリッチコンテンツの活用方法やメリットをご紹介します。

目次

  1. LINEはもっと進化できる!
    1. リッチコンテンツとは
    2. リッチコンテンツのメリット
    3. LINEにリッチコンテンツを使う方法
  2. LINE公式アカウントのリッチコンテンツ活用法
    1. 売上アップ
    2. コスト削減
  3. リッチコンテンツはどこから始める?
    1. リッチメニュー(固定メニュー)の設定
    2. イメージマップ
    3. LINEで販売・予約受付

LINEはもっと進化できる!

リッチコンテンツとは

リッチコンテンツとは、カラフルな画像や動画などを使ったインタラクティブなコンテンツです。

リッチコンテンツを使ったLINE上のアンケートや予約フォームは、テキストだけを用いた場合よりも見やすく答えやすくなるため、より多くのユーザーの声を収集できます。

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【図】anybot でつくった「テキストのみ」と「リッチコンテンツ」を利用したアンケートの比較

リッチコンテンツのメリット

企業のLINE公式アカウントに、イメージマップ(タッチで会話を進める画像)などのリッチコンテンツを取り入れると、ユーザーにとってはわかりやすくて答えやすく、企業にとってはブランドイメージを保った情報を届けることができます。

LINEにリッチコンテンツを使う方法

LINEの運用にリッチコンテンツを使うには、自社でコーディングを行うか開発会社に依頼する以外の手段も増えてきました。

anybotのような外部ツールを使うと、プログラミング知識や開発経験がない方でも、リッチコンテンツを使ったチャットボットを作り、誰でもいつでも自由に変更や修正を行うことができます。

LINE公式アカウントのリッチコンテンツ活用法

LINEの運用にリッチコンテンツを用いることで、企業に必要な「売上アップ」や「コスト削減」につなげることが可能です。その活用法を見ていきましょう!

売上アップ

anybotを使うとLINE上でEC販売や予約受付、決済までを完結できます。

イメージマップを使って予約を受け付けるチャットボットを発動させたり、販売している商品一覧をインスタグラム風、スワイプ式、一覧表示など様々なフォーマットで表示させたりすることが可能です。

わかりやすい見た目で、LINE上で完結し、ブラウザのアプリに遷移させられないため、ユーザーは再度ログインするためにIDとパスワードを思い出す必要がありません。そのため、企業にとっては次回の販売や予約への促しも簡単になります。

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【図】anybotを使って設定したリッチコンテンツを使用した予約画面・EC画面

コスト削減

anybotはイメージマップのボタンやチャットボットの会話を元に、LINEユーザーのセグメント(属性)分けも自動で行います。

例えば、生年月日で星座のグループ分けや、お気に入り店舗のグループ分けなどが可能です。

セグメント分けで、LINEの配信は関係のあるユーザーのみに「セグメント配信」が可能になり、配信コストを削減できます。

その他、イベント参加後のアンケートを自動で配信するなど、手動で行っていたフォローアップの自動化で人件費コストの削減も可能です。
リッチコンテンツはどこから始める?

では、実際にLINE公式アカウント運用にあたり、どこからリッチコンテンツを設定すればよいかをanybotを利用した例としてご紹介します。

リッチメニュー(固定メニュー)の設定

リッチメニューとは、LINE公式アカウントの下に表示される固定メニューです。

ユーザーに紹介したい情報を、いち早く簡潔に紹介できるので、初めてLINE公式アカウントを運営する方はぜひ設定しましょう!

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【図】anybotで作成したリッチなUIテキストのみのリッチメニューを比較

イメージマップ

イメージマップは、スマホ上でタッチして外部リンクや他の会話に進めることができるリッチコンテンツです。

anybotのイメージマップは、ユーザーがタッチしたボタンを元に、ユーザーをセグメント分けでき、そのセグメントグループだけに適切な情報配信が可能となります。

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【図】anybotで地図のイメージマップを使って細かい地域セグメントが可能

LINEで販売・予約受付

BtoCに限らず、BtoBの業界であっても、LINE上で販売や事前注文、予約受付などを行い、決済させることが可能です。

例えばECの場合、anybotに商品登録をし、商品一覧などのリッチコンテンツとして公開すると、ユーザーは簡単にLINE上でショッピングや注文を完結できます。

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【図】anybotでECのための商品登録とユーザー画面

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LINE公式アカウントを既にお持ちの企業も、利用を検討している企業も、anybotの無料プランで試しにリッチコンテンツを使ったLINE上のチャットボットをつくって、テスト環境でユーザーからどのように見えるかを確認できます。

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次回は、実際にLINEのリッチメニューの作り方と設定の仕方をご紹介します!