LP制作ツールのおすすめ18選を徹底比較（無料あり）選び方や作成手順を解説【2024年版】

ランディングページ（LP）は、Web広告などをクリックしたでユーザーが最初に着地する重要なページです。ユーザーに印象付ける内容の濃いLPを作ることが求められますが、外注せず内製で制作し、成果を出している企業も多数あります。

ここでは、自社でLPを制作する場合におすすめのツール9選を紹介します。あわせて、LP制作から成果に結び付けるためのポイントも見ていきましょう。

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目次

1. LP制作ツールとは
2. LP制作ツールの選び方
3. BtoC向けおすすめのLP制作ツール12選を比較【無料プランあり】
   1. ペライチ｜日本製ツールで馴染みやすい。簡単操作と決済オプションで人気！
   2. ジンドゥー｜AIによる自動制作も可能で楽々！世界で170万人利用の大人気ツール
   3. STUDIO（スタジオ）｜デザインの自由度が高い！オリジナリティ溢れるLP制作向き
   4. MOSH（モッシュ）｜スマートフォンひとつで制作・編集が完結！小規模サービスの力強い味方
   5. Wix（ウィックス）｜初心者から上級者まで対応。プランにより外部サイトとの連携も
   6. Strikingly（ストライキングリー）｜海外発、おしゃれデザインのサイトが完成。ストア＆ブログ機能も
   7. Canva（キャンバ）｜無料テンプレートで簡単にLP作成が可能
   8. WordPress（ワードプレス）｜世界中で圧倒的なシェアを誇るLP作成ツール
   9. SIRIUS2（シリウス2）｜初心者でも直感的に作成できるWebサイト制作ツール
   10. Instapage｜テンプレートが豊富なLP制作ツール
   11. Mixo｜たったの1行でAIがLPを自動作成
   12. Make LP｜簡単なLP作成ツール
4. BtoB向けおすすめのLP制作ツール4選を比較
   1. LP One（エルピーワン）｜パワポ感覚でLP制作！BtoB事業に特化したLP作成ツール
   2. HubSpot（ハブスポット）｜オールインワンのマーケティングツール。総合プラットフォーム作成に！
   3. AIR Design（エアデザイン）｜200万件以上のデータから勝ちLPを制作！数字にコミットするサービス
   4. smart LP（スマートLP）｜AIを活用したノーコードLP制作ツール
5. LP作成に役立つ補助ツール2選
   1. フォームメーラー｜約20分でLP完成
   2. Lectea（レクティー）｜オリジナルのオンライン講座を作成できるオールインワンツール
6. 制作したLPを成果につなげる4箇条
7. LP制作ツールを導入するメリット
8. LP制作ツールを導入するデメリット
9. LP制作ツールを利用した LP制作の手順【8ステップ】
10. 無料のLP制作ツールを導入する際の注意点
11. LP制作ツールとCRM（顧客管理）を併用したマーケティグ活動も視野に
12. LP制作ツールで成果の上がるページを作ろう

LP制作ツールとは

LP制作ツールは、Webデザインやプログラミングなどの専門知識がなくても、簡単にLPが制作できるツールです。テキストや画像を流し込むだけで制作できるため、LPを簡単に作ることができます。

これまでのLP制作は、制作会社に依頼しコンセプトのすり合わせから校了に至るまで多くの時間や経費がかかる場合がありました。

しかし、LP制作に特化したツールを自社で使用することでコスト削減や効率化にも貢献するため、注目が集まっています。

LP制作ツールの選び方

LP制作ツールを導入する際は、以下3つのポイントを基準に選びましょう。

• LP制作の目的
• 求めるクオリティ
• 自社のノウハウやITリテラシーに適したサポート体制か

LP制作の目的

ツールを選ぶ際は、まずLP制作の目的を明確にしましょう。目的は、大きく以下の2つに分けられます。

• BtoBマーケティング：自社の製品・サービスを企業に対して訴求したい
• BtoCマーケティング：一般消費者に向けて商品・サービスを訴求したい

前者が目的の場合は、BtoBマーケティングを支援してくれるアクセス解析やリード管理、外部ツール連携などの機能が備わったツールがいいでしょう。

一方でBtoCマーケティングを行う場合は、オンライン決済や予約管理、クーポン発行など、一般消費者向けの機能が充実したものがおすすめです。

また、すでに自社でCRMやMAを使っている場合は、それらと連携可能かもチェックしましょう。

求めるクオリティ

LP制作ツールは、求めるクオリティに合ったものを選びましょう。

例えば、シンプルなLPを手軽に作りたい場合は、ドラッグ&ドロップ操作などで簡単に作成できるツールがおすすめです。また、デザイン性や機能、テンプレート数などが最小限のものを選ぶことで、費用を抑えられます。

一方、高いデザイン性のLPを作りたい場合は、高品質なテンプレートが豊富に用意されているものやレイアウト調整の自由度が高いもの、アニメーションを挿入できるツールなどを選ぶといいでしょう。

自社のノウハウやITリテラシーに適したサポート体制か

自社のノウハウやITリテラシーに適したサポートが受けられるLP制作ツールを選びましょう。

ツールによっては、問い合わせによる個別対応がなく、Q&A・FAQページで検索するしかないこともあります。

こうした場合、「各種ツールを使える人が社内にいない」「LP作りのノウハウが不足している」などの状態だと、LPをスムーズに作れなくなってしまいます。

そのため、自社のITリテラシーやLPに関連する知識が不足しているときは、操作方法や運用をアドバイスしてもらえるサポートの充実したサービスを選びましょう。

BtoC向けおすすめのLP制作ツール12選を比較【無料プランあり】

BtoCマーケティングにおすすめのLP制作ツールとして以下の12個のサービスをご紹介します。

ペライチ｜日本製ツールで馴染みやすい。簡単操作と決済オプションで人気！

引用元：ペライチ

ペライチは、豊富なテンプレートが用意されているためデザイン性豊かなLP作りが可能です。操作マニュアルもあるので、Web制作の知識がなくても安心。決済オプションや予約機能が搭載されているため、BtoCとの親和性も高めです。

また、アクセス解析ができるのでSEO対策もしやすく戦略的なWebサイト構築ができるのも大きなメリットです。

ただし、無料版では1ページしか作れないのでLPのみの制作なら問題ありませんが、月間閲覧回数に制限もあるため、大きなサイト構築には向いていません。

途中で大きくデザインを変更したい場合には限度があり、自由度は低くなっています。

【料金プラン】

ジンドゥー｜AIによる自動制作も可能で楽々！世界で170万人利用の大人気ツール

引用元：ジンドゥー

ジンドゥーは、初心者やWeb制作の経験がなくてもLPを作成でき、気軽に扱えるのが特徴です。テンプレートのデザインを選び、文字・写真を挿入するだけの簡単操作が魅力で、世界に170万人のユーザーがいる人気のLP制作ツールです。

初心者にも使いやすいよう、無料のプランがあり、メールアドレスとパスワードのみの登録で利用可能です。

ただし、あらかじめ広告が埋め込まれていたり、SEOの細かい設定ができなかったりなど、制約もあります。

【料金プラン】

STUDIO（スタジオ）｜デザインの自由度が高い！オリジナリティ溢れるLP制作向き

引用元：STUDIO

STUDIOは、デザインの再現性・自由度が高く、直感的なWebデザインを行いたい場合に向いています。おしゃれなサイトを簡単に作ることができ、他サイトとの差別化が可能です。

テンプレートを使用すれば、イメージの配置、全体レイアウトを考えることなく、見たままの状態を確認しながら、ドラッグ＆ドロップでデザイン作成ができ、さらにサイト作成から公開、運用・保守までもまとめてできます。

複数人でサイト制作ができるのも特徴のひとつです。「招待」機能でメールアドレスを指定するだけで、チームとしてサイト制作ができます。

注意点として、メニューはすべて英語表記となっています。しかしヘルプの説明はすべて日本語で、チュートリアルビデオで確認もできるので安心です。

【料金プラン】

MOSH（モッシュ）｜スマートフォンひとつで制作・編集が完結！小規模サービスの力強い味方

引用元：MOSH

MOSHは小規模サービス（個人営業のスタジオ、クリニックなど）で、予約機能を利用したい場合に効果を発揮するツールです。

デザイン性は高い半面テンプレートはシンプルで、カスタマイズできる予約やオンライン決済機能完備のLPがすぐ制作できます。

また、制作はスマホのみで完結できるため、手軽に扱えるのもメリットです。ブログやSNSと連携できるなど、集客や認知を広める機能が充実しています。初期費用・固定費は無料でサービスを開始でき、決済金額の8％を手数料として支払うだけです。

注意点として、InstagramなどのSNSやブログからの流入を想定した集客に力点をおいているため、SEO対策は低くなっています。検索キーワードで流入を図る場合は、キーワード選定は細かく戦略的に行う必要があります。

【料金プラン】

初期費用・月額費用：0円
手数料：決済手数料3.5％＋サービス利用料3.0%＋99円

Wix（ウィックス）｜初心者から上級者まで対応。プランにより外部サイトとの連携も

引用元：Wix

Wixは、世界で2.5億人以上に利用されているホームページ作成ツールです。専門知識がなくても、画像や文字の挿入だけで簡単にLPを制作できます。

有料版であれば、ネットショップや独自ドメインの取得、SEO対策などの機能が利用できます。プレミアムプラン以上であれば、HTML埋め込み機能を利用してSpotify、Amazon、広告ウィジェット、PayPalボタンなど外部サイトと連携でき、個人からビジネスまで幅広くカバーできるのが特徴です。

注意点は、無料版だとかなり簡易的なサイトしか作れないなど、できることに制限があることです。また、海外ツールのため、翻訳機そのままの日本語が難点です。また、公式ホームページの記述など日本語のサポートが不安要素としてあります。

【料金プラン】

Strikingly（ストライキングリー）｜海外発、おしゃれデザインのサイトが完成。ストア＆ブログ機能も

引用元：Strikingly

Strikinglyは、50種類の動画を埋め込むことができるのが特徴です。また、おしゃれで使いやすいテンプレートが評判で、専門知識がなくてもクオリティーの高いサイトを制作することができます。

プランは無料版を含め4種の料金プランがありますが、料金プランがドル建てのため、為替の影響で日本円に換算したときに料金が変わるのは懸念となります。

また、海外サービスであるため日本語のサポートがないのも不安材料です。無料版の場合は広告が表示されたり、独自ドメインが使用できなかったりと、制限があります。

【料金プラン】

Canva（キャンバ）｜無料テンプレートで簡単にLP作成が可能

引用元：Canva

Canva（キャンバ）は誰でも簡単にデザイン作成ができる無料ツールです。

61万点以上のテンプレートや1億点以上の素材（写真、動画、イラスト、音楽）など豊富にクリエイティブ素材が用意されています。

また、ドラッグ＆ドロップで直感的に操作できるため、デザインやプログラミングの専門的知識がなくても誰でも簡単にデザインを作成できます。

もちろん、Webサイト制作やLP作成にも利用可能です。

パソコンやスマートフォンなどの複数のデバイスでも同期ができることや無料のドメインで公開できることもLP作成に役立つ便利な機能のひとつです。

【料金プラン】

WordPress（ワードプレス）｜世界中で圧倒的なシェアを誇るLP作成ツール

引用元：WordPress

世界中で圧倒的なシェアを誇るWordPress（ワードプレス）は、Webサイト制作ツールのイメージがありますが、LP作成もできます。

利便性や機能性ではLP制作ツールよりも劣ってしまうかもしれませんが、WordPressでのLP制作も選択肢のひとつです。

有料でも無料でも豊富なテーマが用意されているため、LP向けに提供されているテーマを利用するといいでしょう。

5万以上ものプラグインで自分好みの機能をカスタマイズできます。

【料金プラン】
初期費用・月額費用：0円

SIRIUS2（シリウス2）｜初心者でも直感的に作成できるWebサイト制作ツール

引用元：SIRIUS2

SIRIUS2（シリウス2）は、純国産のWebサイト制作ツールであり、専門的な知識がない初心者でも直感的に作成できます。

目次やボタンリンク以外にも、以下のようなデザインパーツが豊富にあります。主なデザインパーツは以下のとおりです。

• 画像ギャラリー
• 画像スライダー
• フローチャート
• CTA
• FAQリスト
• 口コミリスト
• 会話リスト
• ランキング
• 問い合わせフォーム

これらは一部にすぎませんが、これらのデザインパーツを組み合わせることで、理想的なプロ品質のデザインに近づけることができます。

【料金プラン】

• 買い切り：28,800円
• 分割：11,580円（初回のみ）+1,580円/月

Instapage｜テンプレートが豊富なLP制作ツール

引用元：Instapage

Instapage（インスタページ）は、ノーコードでプロ並みのLP作成ができるLPOツールです。

500種類以上もある専門的に設計され、カスタマイズ可能なレイアウトを利用できるため、業種や活用場面によって使い分けができるほど自由度は高くなっています。

また、Googleが推奨するモバイルページの表示速度を高速化する技術である「AMP（Accelerated Mobile Pages）」に対応しています。ページの表示速度を向上させることはユーザーの満足度向上につながるため、LPOの施策としても有効です。

プランによってはABテスト機能やヒートマップツール機能などもあるため、LPOによる効果的なマーケティング分析ができます。

【料金プラン】

Mixo｜たったの1行でAIがLPを自動作成

引用元：Mixo

Mixoは、AIに対して商品・サービスの特徴をテキストで伝えるだけで簡単にLPを自動生成してくれるLP制作ツールです。

特筆すべきは、たった1行の商品・サービスに関する説明をテキストを伝えると、あとはAIがLPを自動作成してくれる点です。これは他のAIを使ったLP制作ツールと大きく異なります。

セクションごとに編集可能なため、LPの土台が完成したら、あとは自分でテキストや画像を差し替えるだけで制作完了できます。

最新のAI技術を活用したLP制作をしたい人やLP作成の工数を削減したい人にはおすすめです。

【料金プラン】

Make LP｜簡単なLP作成ツール

引用元：Make LP

Make LPは、テンプレートのなかからデザインを選択し、ノーコードでできるLP制作ツールです。

直感的な操作で要素の追加や削除ができるため、誰でも簡単に短期間でLPを作成できます。

ツールで作成したLPデータを納品データとして書き出せるため、レンタルサーバーでもクラウドでもアップロードすることで、すぐに運用可能です。

また、サーバーレスであることによって、サーバーの読み込み速度も速いことがメリットのひとつです。

【料金プラン】
2,970円/月

BtoB向けおすすめのLP制作ツール4選を比較

BtoB向けのおすすめのLP制作ツールは以下の4つです。

LP One（エルピーワン）｜パワポ感覚でLP制作！BtoB事業に特化したLP作成ツール

引用元：LP One

LP Oneはパワポ感覚で「見たまま編集」できるLP制作ツールです。
HTMLなどの専門知識は一切不要で、テンプレートを選んでテキストや画像を差し替えていくだけで簡単にLPができ上がります。もちろんスマホ対応済みです。

LPの複製も1クリックで簡単。セクションをクリップボードにコピーして他のページにペーストできる「クリップボード機能」が便利です。

テンプレートはLPの勝ちパターンの構成となっており、ビジネス向けサイトやセミナー集客用のLPでよく使われるパーツも用意されているので、特にBtoB事業のLPにはおすすめです。
フォーム作成機能、レポート機能、お問い合わせ管理機能も搭載。SalesforceやHubspotなど、主要なSFAやMAとも連携できます。

さらに、AIがキャッチコピーの提案や文章の添削をしてくれるAIアシスタント機能もオプションで利用できます。

【料金プラン】
月額料金：9,800円〜

HubSpot（ハブスポット）｜オールインワンのマーケティングツール。総合プラットフォーム作成に！

引用元：HubSpot

HubSpotはオールインワン型のマーケティングツールとして、マーケティングに高い効果を発揮するLP作成ツールです。

サイト構築（CMS）・MA・SFA・CRMの機能が一通りそろっていて、マーケティング、セールス、カスタマーサービスの各ソフトウェアを一気通貫でつなげられるのが魅力。

自社サイトの構築はもちろん、訪問者、見込み客、顧客それぞれのニーズに合わせて、コンテンツ、フォームをフレキシブルに変更できる点が大きな特徴です。

ただし、英語表記が多いため運用面でハードルの高さを感じる場合もあります。

【料金プラン】

AIR Design（エアデザイン）｜200万件以上のデータから勝ちLPを制作！数字にコミットするサービス

引用元：AIR Design

AIR Designは、AIを活用し、成果が出るクリエイティブを高速で制作するサービスです。
毎月200万件のクリエイティブデータをAIで学習し、勝ちパターンを分類。データに基づいてクリエイティブを最短で制作できます。

制作だけでなく、現状の分析から改善提案、テスト設計まで、マーケティングに伴走したサポートがあるのも特徴です。

業界ごとの勝利パターンを収集しデザインに活かすため、業界を問わず利用できます。BtoB、美容、食品、教育関係など、さまざまな業界のクリエイティブ改善実績があり、400社以上に導入されています。

【料金プラン】
要問い合わせ

smart LP（スマートLP）｜AIを活用したノーコードLP制作ツール

引用元：smart LP

smart LPは、LPの制作から運⽤をアップデートするアクセス解析機能が充実したノーコードLP制作ツールです。

LPに表示されるポップアップでさえもノーコードで作成できます。アクセス回数や滞在時間などポップアップを表示させる条件も設定可能です。

AIを活用している点も大きな特徴のひとつです。いくつかの質問に答えるだけで、コンテンツをAIが自動生成してくれます。

また、SalesforceやHubSpotなどの顧客管理に関する外部サービスとも連携ができます。

【料金プラン】

• FREE：0円/月
• LAUNCH：900円/月
• ACCELERATE：2,500円/月
• PROFESSIONAL：4,500円/月

LP作成に役立つ補助ツール2選

LP制作に特化したツール以外にも、フォームやオンライン講座を作成できるツールのなかにLP作成機能が含まれている場合もあります。

そのなかで代表的なツールを2つご紹介します。

それぞれの特徴をみていきましょう。

フォームメーラー｜約20分でLP完成

引用元：フォームメーラー

フォームメーラーは、直感的な操作で時間をかけずに作成できるLP制作ツールです。

55万アカウント以上（※2024年4月時点の情報）もの登録数を誇ります。その利用者は個人から大企業、教育機関、官公庁まで幅広い層に支持されています。

アクセス解析ツール（Googleアナリティクスなど）やチャットツール（ChatworkやSlackなど）などの外部サービスと連携することによって、業務効率化の実現が可能です。

また、これらのツールで取得したデータは、管理画面で一覧表示できます。

操作に慣れてくれば、5分程度でフォーム作成ができ、20分程度でLP作成ができるため、手軽にLPやフォームを作成したいと考えている人にはおすすめです。

【料金プラン】

• Free：0円
• Lite：1,485円/月
• Entry：1,980円/月
• Standard：3,960円/月
• Premium：7,920円/月

Lectea（レクティー）｜オリジナルのオンライン講座を作成できるオールインワンツール

引用元：Lectea

誰でも簡単に独自サイトやオンライン講座を作成できるオールインワンツールです。LPの作成もできます。

オンライン講座を始めるにあたって必要な以下の機能が搭載されています。

• LP作成
• 決済サービス
• 会員サイト作成
• メール配信サービス
• セグメント配信
• 顧客管理
• 動画講座の作成

このようなオンライン講座を提供するのに必要な機能が豊富です。

費用面に関しては、販売価格に対して販売手数料と取引手数料のみかかり、初期費用や月額利用料などはかかりません。

【料金プラン】

• 取引手数料（Lectea利用料）：6.4%
• 販売手数料（stripe利用料）：3.6%

制作したLPを成果につなげる4箇条

ここでは、制作したLPを実際に成果につなげるためのポイントを解説します。

• ユーザーの導線を考慮する
• PDCAで改善できる流れ作りを
• 費用対効果を見極める
• PCかスマホか？重点デバイスを明確に

1. ユーザーの導線を考慮する

LPを制作する場合に重要なのは、ユーザーの導線を考慮した上で制作するということです。LPは簡単に制作でき、ツールによってデザインもきれいなものに仕上げることができます。そのため、その後のユーザー導線に沿わない内容になりがちです。

LPは、ページ遷移することなく、1ページ内で購入や契約まで導くことが求められるものです。どのような導線を経てLPへ訪れるか、カスタマージャーニーとの整合性はどうかなど、マーケティング的な設計や想定を必要とします。

ユーザーの導線を無視したサイト作りは、成果につながりにくいページになってしまうことが多いです。それでは、せっかく内製できてもページからの売上が伸びず、結局は工数のムダになってしまうため、マーケティング的な視点でLP制作を行うことが重要です。

2. PDCAで改善できる流れ作りを

LPは、長く運用するうちにユーザーの興味が薄れ、飽きられてしまうことが多々あります。また、せっかく制作しても効果が出ない場合もあります。

そうしたことを防ぐためにも、定期的にPDCAを回して素早くページを改善し、継続的に効果を上げていく、という運用をすることが大切です。

さらにユーザー視点に着眼し、さまざまなユーザーの解析・分析もセットで行っておきましょう。

3. 費用対効果を見極める

自社でLP制作を行う場合、外注と比べてコストが大きく削減できるのが大きなメリットです。しかし選ぶツールが自社の目的と合わなかったり、ツール機能で過不足がある場合は余計なコストがかかる恐れがあります。

さらに、操作・運用上の問題が発生したときにサポート体制に不備があると、工程の遅延や操作担当者の実務時間が増え、非効率となる場合もあります。

成果に結び付けるためには、導入から成果達成までの費用対効果をしっかり見極め、見通しを立てることが重要です。コストをかければいいものはできますが、成果の見通しとのバランスをどうとるかが大切です。

4. PCかスマホか？重点デバイスを明確に

LP制作ツールを選ぶ場合、スマホユーザーを中心としたスマホ向けLPを制作したいのか、PCユーザーを中心としたPC向けLPを制作したいのかなど重点デバイスに着目することも重要です。

BtoCの場合、ユーザーの多くはスマホで閲覧するため、スマホの表示領域を超えないインターフェースやフォントサイズが求められます。

スマホでの制作ができる制作ツールもあるので、無料版がある場合はスマホで制作を試しておくとよいでしょう。

以下の記事では、LPの役割や必要性、効果的なLPの作り方などを解説しています。この記事を読めば、正しいLPの使い方で高い広告効果が期待できます。
関連記事：広告効果の出ないLPは何が原因？作成の基礎から改善のチェックリストまで解説

▼LP制作の基礎を一から学びたいという方はこちら

【BtoB向け】LP作成の入門書！ランディングページ作成・改善ガイド

本書は、LPの基礎について一から学びたいというマーケティング担当者様必読の1冊です。

LP制作ツールを導入するメリット

LP制作ツールを導入する主なメリットは、以下のとおりです。

• 専門的な知識がなくてもLP制作が可能
• 制作・運用コストを抑えられる
• 情報更新が自社でできる

専門的な知識は必要なし。簡単にLP制作が可能

Web制作の専門的な知識や経験がなくても、簡単にLP制作ができます。デザイン知識やプログラミングを学習する必要がないので、時間をかけることなく自社でサイト構築が可能です。

制作・運用コストが抑えられる

LP制作ツールによっては無料版から試し運転ができるので、いきなりツールを購入・契約して自社の施策に合わずに無駄に終わるということを避けられます。

また、制作会社に依頼した場合は、初期費用・維持管理費、さらにコンサル料などのコストがかかる上、公開までに多くの打合せなどが必要になりますが、LP制作ツールを利用することでさまざまなコストをまとめて削減できます。

以下の記事を読むことで、LP制作の費用相場やその内訳などを把握できるため、自社の予算とLP制作の相場を照合して外注と内製化を選択しましょう。
関連記事：LP制作の相場とは？費用の内訳や発注先の選び方を解説

情報更新が自社で素早くできる

Webサイトの大きなメリットは、公開後掲載内容に問題があった場合即座に修正が入れられることです。しかし制作会社に依頼している場合、労働時間などの関係で修正がすぐできない場合があります。

その点、自社制作だと、問題がわかった時点ですぐに修正ができるので処理がスピーディに行えます。

LP制作ツールを導入するデメリット

LP制作ツールを導入するデメリットを以下にまとめました。

制作ツールのサービスが存続するか不透明

世界的展開で、多くのユーザーが利用しているツールは比較的安定感がありますが、成長途中のツールの場合、将来サービスを停止する可能性もあります。

制作ツール運営会社のバックグラウンドや経営状況を確認し、安定感のある企業のツールを選ぶのも危機管理のひとつです。

LP制作費用の相場や内訳、料金事例などを知りたい人は以下の記事を読むことで、より費用対効果の高いLP制作につなげられます。
関連記事：LP制作の相場とは？費用の内訳や発注先の選び方を解説

LP制作ツールを利用した LP制作の手順【8ステップ】

LP制作ツールを使用することは作業効率化につながるため重要ですが、それだけではなく、成果につなげるためにもLP制作では適切な手順で進めなければいけません。

LP制作ツールを使用したLP制作の手順は、次の8つのステップに分けられます。

1. LP作成の目的や目標を決める
2. ペルソナを設定する
3. 競合調査や訴求方法を決める
4. 構成を作成する
5. ライティングやコンテンツを作成する
6. デザインをする
7. コーディングをする
8. 公開作業と効果測定をする

それぞれ順番にみていきましょう。

ステップ1.LP作成の目的や目標を決める

LPを作成する際にまずはじめにするべきことは、LP作成の目的や目標を決めておくことです。

売上高や成約数などビジネスの最終目標である「KGI」とそのKGIを達成するための中間目標である「KPI」を設定しましょう。

一般的に、LPの最終的な目的・目標としては、以下のような内容が設定されます。

• 申し込み
• 資料請求
• 問い合わせ
• メルマガ登録

目標を設定する際は、より具体的な数値的目標を掲げると、目的に沿ったLP作成や効果測定がしやすくなります。

ステップ2.ペルソナを設定する

次に、LPのターゲットになるペルソナを設定しておきます。

ペルソナとは、商品・サービスを利用するユーザーの具体的な人物像のことです。

ペルソナが曖昧になってしまうと、ターゲットに統一性がないため、思うような成果が期待できません。

つまり、初期段階で具体的に明確化されたペルソナを設定しておくことで、適切なニーズを踏まえたLP作成ができます。

詳細に決める解像度としては、以下のとおりです。

• 年齢
• 性別
• 職業
• 居住地
• 家族構成
• 悩みや解決したいこと

このように、できるだけ細かくペルソナを分析・設定することで、ユーザーニーズを満たすLP作成ができるでしょう。

ステップ3.競合調査や訴求方法を決める

LPを訪れるユーザーはすでに商品・サービスに興味や関心が高いことが多い傾向にあります。

そのため、USP（Unique Selling Proposition）を訴求することで、CVRの向上が見込めます。

USPとは、ユーザー目線での自社商品・サービスがもつ独自性のことで、マーケティングでの差別化戦略のひとつです。

USPを活かすためにも、競合調査や訴求方法を決めておきましょう。

差別化できる自社独自の強みを訴求するためにも、競合他社LPサイトを調査することは不可欠です。

ユーザーが魅力を感じる訴求ポイントの具体例としては、以下のようなものが挙げられます。

• 価格が安い
• 品質が高い
• 希少価値がある
• 効果が高い

比較表を用いて競合との違いをアピールすることやライティングを工夫するなど、デザイン面とコンテンツ面の両方から効果的に訴求するよう心がけましょう。

ステップ4.構成を作成する

ペルソナ設定や競合調査が終わったら、LPの構成を作成します。

LPの構成は、大きく分けて以下のように分類できます。

• ファーストビュー
• ボディ
• クロージング

ファーストビューはLPに訪れたユーザーが1番最初に目にする部分であり、アイキャッチ画像やキャッチコピーに工夫が必要です。

ボディでは、商品・サービスの詳しい説明を補足します。基本的には、以下の順番で展開します。

1. 興味・関心：商品・サービスの効果訴求、ユーザーの課題や悩みへの寄り添いなど
2. 説得・エビデンス：効果、実績、活用事例など
3. 信頼：よくある質問、料金表、購入までの流れなど

クロージングでは、CVまでの導線をシンプルにすることやCTAボタンのデザインやキャッチコピーをわかりやすくするなど、ユーザーがアクションを起こしやすいように工夫しましょう。

LPでは、相手を納得させるために、どのような順番で伝えるかの優先順位が重要です。

まずは、ターゲットの抱える課題や悩みに共感したうえで、解決策として自社サービスにつなげるような構成が理想的です。

ステップ5.ライティングをする

構成作成ができたら、ライティングしていきましょう。LPサイトのライティングでは、ユーザーに商品・サービスの購入を促すための文章を書く必要があります。

これは、セールスライティングと呼ばれ、ブログやレビューなどのライティングとは書き方が異なります。

商品・サービスの特徴やベネフィットだけでなく、ユーザーの課題や悩みに寄り添って心を動かすセールスライティングを意識することが重要です。

ステップ6.デザインをする

LPの構成とライティングまで終わったら、デザインラフをもとにデザイン制作を進めていきましょう。

デザイン制作をする際も、画像やフォントのサイズ・カラー・デザインなどペルソナに沿って制作することが求められます。

ファーストビューをインパクトのあるテイストにすることやCTAボタンを目立つようにすることなど、ユーザー目線でのデザイン制作が大切です。

LP全体のデザインは以下のポイントに注意して作成しましょう。

• サービス・商品のイメージにマッチするデザインにする
• 設定したペルソナが好む色使いや画像を意識する
• ユーザーが快適に読み進められるよう視線を誘導する
• 画像や写真を使い分かりやすくする
• 1ページに入れる情報は適切な量にする
• リンクやボタンは目立つ場所に配置する

ステップ7.コーディングをする

デザインまでできたら、あとはブラウザで閲覧できるようにコーディングするだけです。

デザインの工程で制作したデザインデータをもとに、HTML・CSS・JavaScript・PHPなどの言語を使ってコーディングを進めていきます。

これらの言語では専門的な知識やスキルが必要になりますが、LP制作ツールを使用する場合は基本的にコーディング作業は必要ありません。

ただし、LP制作ツールでもカスタマイズをしたい場合などはコーディングの知識やスキルが必要になることがあるため、LP制作ツールのユーザーでも知っておいて損はないでしょう。

ステップ8.公開作業と効果測定をする

LPが完成したら、いよいよ公開作業へ移ります。ただし、LPを公開したら終わりではありません。

LP公開後は、アクセス解析ツールなどLPOツールを活用して効果測定を行います。

当初設定した目的や目標を達成可能か、離脱率は悪くないかなど、具体的に検証していくことでより効果的なLPを作成できます。

LPの効果を最大化させるためにも、課題解決と改善を繰り返して、効率的にPDCAサイクルを回しましょう。

無料のLP制作ツールを導入する際の注意点

無料のLP制作ツールを導入するときの注意点は以下の2つです。

• 機能やデザイン、サポートが限定的
• 提供元のロゴや広告が表示される場合もある

無料プランで使用できるデザインやテンプレートの種類、機能はあらかじめ決まっているため、自社のLPが他社サイトと似通う場合があります。

また、LPに提供元のロゴや広告が表示されることもあり、自社ブランドのオリジナリティが損なわれる可能性もあるため、注意しましょう。

LP制作ツールとCRM（顧客管理）を併用したマーケティグ活動も視野に

LP制作を行う背景には、自社の商品・サービスの認知を広げ、見込み客から顧客へと導くといった目的があります。

そうした目的を達成するために、導入したLP制作ツールをCRMと連携することで、自社の顧客層のど真ん中にひびく、ムダのないマーケティングが可能となります。

CRMは顧客情報の管理がメインのサービスですが、そのほかにも営業活動のサポートや、マーケティング、カスタマーサポートなど自社の多くの部門で使用されるツールです。

LP制作ツールで制作したLPに訪問した顧客情報をCRMに連携して分析し、営業部門や新たなマーケティング施策のソースに活かすことができます。

LPを訪問した顧客に関わりのある部門間で情報を共有することで、顧客へのより効果的なアプローチが実現できるでしょう。

CRMを導入する企業が増えているなか、顧客情報を最大限に活用するためにCRMを自社でも導入しようとしている企業も多いと思います。そのような企業のために、以下の記事ではCRMの基本機能や導入事例、導入によって実現できることなどを解説します。CRMの導入で効率的な顧客管理や売上増加を目指しましょう。
関連記事：CRMとは？機能や選び方、導入事例、SFA・MAとの違いなどを解説

LP制作ツールで成果の上がるページを作ろう

LP制作ツールを活用することで、Web制作の経験がなくても簡単に自社でLPの制作ができるため、外注する場合と比べて、時間・コストの面で大きなメリットを得られます。

LP制作ツールを選ぶ際にチェックしたいポイントは、以下の3つです。

• LP制作の目的
• 求めるクオリティ
• 自社のノウハウやITリテラシーに適したサポート体制か

また、制作したLPを成果につなげるには、以下4つのポイントを押さえておきましょう。

• ユーザーの導線を考慮する
• PDCAで改善できる流れ作りを
• 費用対効果を見極める
• PCかスマホか？重点デバイスを明確に

さらに、以下の資料ではLPデザインのポイントをまとめているため、制作時にあわせてご覧ください。

▼成果の出るLPデザインのポイントをまとめた資料はこちら

成果の出るLPデザインのポイント【チェックリスト付き】クリエイティブ例も紹介

▼ LP改善を自分ですぐ実行できるツールはこちら