この記事は2015年9月18日に公開された記事を再編集したものです。

最近は、ポスターや冊子もののデザイン以外にもWebコンテンツを作成する際に目を惹くような画像が多数使用されています。
それらの目を惹く画像の多くは、Photoshopを使って加工される場合が多いです。(もちろん、中には加工もしていない綺麗な画像の場合もあります)。

今回は、Photoshopの機能を活用して見た人の目を惹く魅力的なデザインチュートリアル10選をご紹介します。

Photoshopチュートリアル10選

1.焦点を集中させる光フレアの作成方法

光フレア作成方法
出典:PHLEARN

光を強調するためにレンズフレアを作成し、より印象的な画像を作成できます。
作成できる画像は、太陽を写しているような強い光が見える画像が適しているなど、光フレアが可能な画像は限定されますが、より光の効果を強調することができます。
トーンカーブの赤と緑のチャンネルを効果的に使い、マスクで処理するところを削りだし、陰影の差をつけています。

2.ぼかしエフェクトを効果的に使用する方法

ぼかしエフェクトを効果的に使用する方法
出典:PHLEARN

パスぼかしを使用して、オブジェクトの周りを効果的にぼかす方法です。
ぼかしの設定をより細かく指定することで全体をぼかします。ぼかしたくないところは選択範囲で除外し、数値を調整することで、勢いのあるブラーのかかった画像が生成されます。
PhotoshopCCより強化されたぼかし機能をしようすると今までではできなかったことが手軽にできるようになります。

3.モデルの髪の毛の色のみを変える方法

モデルの髪色のみを変える方法
出典:PHLEARN

モデルによっては、髪の色を変えたくなる場合があります。
使用する写真と記事やテーマのイメージが合致しなく、髪の色を修正することでイメージが近くなることもあります。
その際は、思い切ってモデルの髪の色を変更させることで可能です。

髪の毛の色を変更するのはそれほど難しくなく、「特定の色域の調整」を行い、髪の色を決定させてから、それ以外の部分をレイヤーマスクで適応外にしてしまう方法です。
一度マスクを作成してしまえば、あとは髪の毛の色をブラシで変更したり、色調補正によって変えることができます。

4.背景を完全に真っ白に飛ばしてしまう方法

背景を白で飛ばしてしまう方法
出典:PHLEARN

写真において白い背景を利用して撮影したとしても、光の関係で純粋な白の背景は存在しないため、Photoshop上で完全な白を再現する必要があります。
逆に、背景を完全に黒にする方法も同時に紹介されています。

これらは、ショッピングサイトなどの商品画像に利用できる機能なので、ぜひマスターしましょう。

5.幻想的なエフェクトが付加された3Dテキストをデザインする方法

幻想的な3Dテキスト
出典:PSDVAULT

幻想的なエフェクト素材を用意し、それを3Dテキストと合わせることで、幻想的なエフェクトが付与されたデザインが完成します。
3Dテキストのエッジの部分は、レイヤーマスクを使用し、背景と溶けこませることであたかも背景と一体化した状態になります。。

この方法を覚えることで、様々なエフェクトを使用したテキストを作成することができます。

6.絵の具を使用した様な文字、ペイントストリークタイポグラフィの作成方法

ペイントストリークタイポグラフィ
出典:EVERY-TUESDAY.COM

MEGA PaintStreak Packというテクスチャを使用して、それを3D変形ツールを活用し作成したい文字に沿って変形させていきます。
アンカーポイントを使う必要がありますが、加工する上で必要なスキルですので慣れることをオススメします。
下書きの文字に沿った加工が上手くできたら、あとは完成させるために色味の調整や光を入れたり影を入れていきましょう。

7.写真を水彩画のように加工する方法

水彩画囲う
出典:PhotoshopRoadmap

写真はそのままでも素晴らしい物が多いですが、味のある水彩画のようなタッチを表現した画像を作成したい場合もあります。
このチュートリアルでは、元の写真をフィルターを使用し、水彩画のような表現を行う方法が紹介されています。
写真から輪郭を抽出し輪郭を強調します。
別のレイヤーに用意しておいた元写真をフィルター:アーティスティックにて加工し、ぼかして輪郭と重ね、レイヤーマスクを利用して適応するところとしないところを分けていきます。

フィルターのアーティスティックを上手く活用することで様々な味のある水彩画のような写真を作成することができます。

8.ノスタルジックな色彩を創るフォトレタッチ方法

フォトレタッチ
出典:PhotoshopRoadmap

普通のデジカメやスマートフォンで撮影した写真は綺麗ですが色味が単調なこともあり、いい意味で現実的な画像が生まれます。
Photoshopを活用することで、幻想的な色味の写真にレタッチすることができます。
フォトレタッチに共通することですが、光の入り方などデッサンなど普段から知っておくとより自然な仕上がりを見せることができます。

背景を調節し、人物をその背景に合うようにブラシで加工していけば、作成する画像の幅が広がっていきます。

9.複数枚の画像を合成し、幻想的な画像を作成する方法

画像合成
出典:Photoshop tutorials

複数枚の写真を合成させ、まったくイメージの違う幻想的な画像を作成するチュートリアルです。
トーンカーブやカラーバランスなどの色調補正を上手く活用し、画像の境界はぼかしながらフェードアウトさせていきます。

効果的な画像の合成の方法を覚えることで、自分の手元にある画像を使って幻想的なイメージを作成することができます。

10.SFの様なビジュアルエフェクトを追加する方法

ビジュアルエフェクト
出典:PHLEARN

目の上にSFの様なビジュアル・エフェクトを作成する方法ですが、長方形の形を作りフィルター:変形:極座標を使用し円形に変形させます。
それを数種類重ねあわせることによって、エフェクトの形を作成します。レイヤーの効果、光彩(外側)を活用し、周囲を光らせます。
そして、レイヤーモードもスクリーンやオーバーレイ、覆い焼きカラーを上手く活用し、幻想的なエフェクトに仕上げていきます。

光が強ければ、レイヤーの不透明度やブラシで調節してレタッチしていきます。
一通り覚えてしまえば応用が利く内容ですので、ぜひチュートリアルの映像を見ながらマスターしましょう。

まとめ

Photoshopチュートリアルをマスターすることで、デザインスキルをワンランク上に高めることができます。
チュートリアルは一つの手順なため、応用も利かせやすいです。
まずは、チュートリアルをひと通り覚えて自己流でアレンジを加えてもいいでしょう。

チュートリアルを通して様々な機能を覚え、Photoshopの活用方法の幅を広げてみてはいかがでしょうか。

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