1639名から回答、コロナ禍での学びについての意識・実態を調査!

株式会社キャリアパワーでは、当社登録スタッフおよび一般の方(無作為)を対象に、学びに関するアンケートを2022年1月にWEB形式で実施、1639名(男性11%、女性89%)から回答を得ました。生涯学習やリカレント教育への認知度や、学びの傾向、目的、新型コロナ禍での学びの状況などをまとめています。
こちらでも掲載中。
https://www.careerpower.co.jp/research02/

【実施期間】2022年1月14日~1月30日
【対  象】当社登録者(無作為)
【実施方法】WEBアンケート
【回答人数】1639名
【概況】
■66%の人が、過去1年間のあいだに、何かを学んだり習ったりしている
■生涯学習の認知度は74%
■リカレント教育の認知度は28%
■学ぶ目的は「現在の仕事や転職に役立てるため」が1,120回答で最多
■学ぶ頻度は週1~2回が最多だが、ほび毎日学ぶ人も14%いる
■学ぶ費用は月額5,000~10,000円未満が最多
■学ぶ課題は「時間の確保」が最も多い
■コロナの影響は少ないが、全体としては在宅時間の増加や家庭とのバランスなどが様々に影響している

【66%の人が過去1年間のあいだに何かを学んでいる】
生涯学習についての認知は高い反面、リカレント教育についての認知は28%と高くありません。一方で、66%の人がこの1年の間に何かを学んでおり、学びに対する意識の高さが伺えます。学校へ行って学び直すというようなことにはハードルが高くても、仕事にや趣味に関することを日常的に学んでいる様子が伺えます。


(https://prtimes.jp/i/48683/8/resize/d48683-8-619b6659c91f544d5fad-4.png)

【学習のきっかけや目的は、仕事に関連することが最も多いが、純粋に「学びたい」欲求も一定数存在】
学習のきっかけは「自分の知識が浅いことを感じた時」が全体の4割弱を占めトップ。目的は「現在の仕事や転職に役立てるため」「家庭や日常生活に役立てるため」が併せて過半数を占め、必要に迫られることが最大の動機となっていることが伺えます。ただ、「その学習分野が好きだから」が3番目に多いことと、「その他」回答の中にも、純粋に学びたい、学ぶことが好きである、といった回答が多く寄せられ、学びそのものを楽しんでいる層が一定数存在することが読み取れます。

【今後の学びについては、仕事に関連するものと直接関連しないものとが拮抗。学ぶ頻度は「週1~2回」が最多】

設問6では、これから先1年の間に学びたいことについて聞きました。設問3の実際にこの1年の間に学んだことと比較すると、これから先の1年はより仕事に必要な知識や語学に関する知識を身に着けたいと考える人が多いようです。学ぶ頻度は週1~2回が最多で約半数を占めますが、ほぼ毎日学ぶ人も15%おり、学びに対する意欲の高さを確認することができました。

【学ぶにあたっての最大の課題は時間。費用も大きな課題だが、上手に無料サービスやアプリを利用するケースも】

学ぶにあたっての最大の課題は時間と費用という結果となりました。月額費用は10,000円未満が65%を占めていますが、「その他」回答の中には、無料のオンライン講座やアプリを利用しているといった内容が一定数寄せられ、無料講座を上手に利用しているケースも多いことが分かります。

【コロナ禍でも学びへの影響は少ない。ただ、個別回答からは、プラス・マイナス面で様々な影響が見てとれる】

新型コロナウイルス感染拡大下での学びについて、約40%が「特に影響はなかった」と回答しました。ただ、自由回答欄では、在宅オンラインでの学びを肯定的に捉える人と、外出が減ったことにより学ぶ機会を失ったと捉える人とに二分されており、プラス・マイナス面で様々な影響が見てとれます。


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