残業理由、部長クラス以上は「プラスでやっておきたい業務がある」、課長クラスは「業務が終わらない」が高い

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、残業しない人を除く、デスクワーク比率が高い20~50代のビジネスマンに「残業に関するアンケート調査」を実施し、その結果を4月28日に公開しました。
※調査日は2022年4月11日(月)~4月13日(水)です。


【調査結果】
2019年に政府により働き方改革が提唱されてから、大企業だけではなく、いまや中小企業においても多様な働き方が実現されつつあります。コロナ禍でのリモートワークの浸透も働き方改革に大きな影響を与えたことでしょう。
多様な働き方が浸透しつつある現在、従業員の残業実態はどうなっているのでしょうか?また、残業に対してどのようなイメージを持っているのか?性別、年代別、役職別、月の平均残業時間別、残業の理由別などで、残業に対する実態を調べてみました。
<トピックス>

残業理由、部長クラス以上は「プラスでやっておきたい業務がある」、課長クラスは「業務が終わらない」が高い傾向
残業時の働き方、40代男性の3人に1人は「ダラダラ働いている」
課長クラス以上、係長・主任クラスや一般社員クラスに比べ「残業はしたくない」傾向が高い
月に45時間以上残業をしている層は、自身の職場を「残業をする人が評価される」と認識している傾向が高い

※調査結果のダウンロードはこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202204overtime/
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SC.あなたの月の平均残業時間をお知らせください。(1つ選択)

ビジネスマンの4人に1人が残業をしていない。
月の平均残業時間は、10時間以上45時間未満が半数を超える。
月の平均残業時間
■残業の理由
Q.あなたが残業をする理由について、最も当てはまるものをひとつお知らせください。(1つ選択)

性年代別では、30代女性、50代女性の約7割の残業理由が「業務が終わらない」。20代男性の残業理由は、「プラスでやっておきたい業務がある」「残業代が欲しい」が高い傾向。
また、役職別で見ると、部長クラス以上の残業理由が「プラスでやっておきたい業務がある」で他と比べ高く、課長クラスの残業理由が「業務が終わらない」で高い傾向。
残業の理由
■残業時のパフォーマンス
Q.定時内と比べた際のあなたの残業時のパフォーマンスについて、最も当てはまるものをひとつお知らせください。(1つ選択)

20代は他の世代と比べ、男性は残業時のパフォーマンスが高く、女性はパフォーマンスが低いと自認している傾向。40代男性の15%が、残業時の「パフォーマンスがとても低い」と回答。
残業時間別では、月の残業時間が45時間以上では、「定時内と同じパフォーマンス」を保っている層が低くなる。
残業時のパフォーマンス
■残業時の働き方
Q.あなたの残業時の働き方について、最も当てはまるものをひとつお知らせください。(1つ選択)

残業時の働き方、40代男性の3人に1人は「ダラダラ働いている」。
「残業代が欲しい」ため残業している層は、残業時になると「ダラダラ働いている」「あまり仕事をしていない」という傾向が他の層と比べ高い。半数以上が仕事に対し積極的な姿勢ではないことが伺える。
残業時の働き方
■残業に対する意識
Q.残業に対するあなたの考えに最も近いものをひとつお知らせください。(1つ選択)

課長クラス以上は、係長・主任クラスや一般社員クラスに比べ「残業はしたくない」傾向が高い。
残業時のパフォーマンスが低いと自認している層は、「残業はしたくない」と考えている傾向が高い。
残業に対する意識
■職場で浸透している残業のイメージ
Q.あなたの職場では、残業に対してどのようなイメージが浸透していますか。(1つ選択)

月に45時間以上残業をしている層は、自身の職場を「残業をする人が評価される」と認識している傾向が高い。
残業時のパフォーマンスがとても高い層と、とても低い層の両極で、自身の職場が「残業をする人が評価される」と認識している傾向が高い。
職場で浸透している残業のイメージ
【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202204overtime/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロードしていただけます。
【調査内容】
<スクリーニング>

デスクワークの比率
役職
月の平均残業時間

<本調査>

残業の理由
残業時のパフォーマンス
残業時の働き方
残業に対する意識
職場で浸透している残業のイメージ

【調査概要】
調査名  :残業に関するアンケート調査
調査対象者:20-50代男女
「残業しない」を除く、デスクワーク比率が高いビジネスマン
有効回答数:800サンプル
割付   :年代均等
調査期間 :2022年4月11日(月)~4月13日(水)
調査方法 :Webアンケート
調査機関 :株式会社アスマーク

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