「ヒラメ筋」から「昭和かよ~」まで。BtoBマーケを読み解く鍵は『終わらない昭和問題』
毎朝ひとつ、BtoBマーケ観を更新するferretのツイート連載を一本の記事にまとめた「One day, One UPDATE.」
今回のテーマは「終わらない昭和問題」について。
最近テレビCMを見かけることも多くなったBtoB広告。少し前だと「ヒラメ筋」、最近は「昭和かよ~」が話題。これらのメッセージの裏を読むとビジネス現場の時代性が見えてきます。共通点は『終わらない昭和問題』。テックの進化に、ヒトがついて行けないという苦悩は、御社だけではないようです。
各企業内にターゲットとなる人が散在するBtoBマーケティングにおいては、デモグラや業種・職種などによるターゲティングよりも「共通の悩み」にフォーカスしたターゲティングの方が近道になることも。普段なかなか共有できない内に抱える悩みを「代弁」されると受け手は喜んで拡散してくれます。
本来は合理的・効率的であるはずのビジネス現場に意外と多い「不合理・無駄・矛盾」の背後にニーズが潜んでいます。仕事とは、ビジネスパーソンにとっての「日常」でもあるので、通奏低音のようにココロに重く響くストレス源が解消できることは毎日のQOLアップという側面もあります。
「なんとなくモヤモヤ」に名前をつける
「ネーミング」とはプロダクトに対してつけるもの。ですが、ターゲットが抱える「共通の悩み」に対してつけるというワザもあります。マーケターなら「一人マーケター問題」、経理なら「ハンコ出社問題」など、『〇〇問題』と名付けることで「なんとなくモヤモヤ」をニーズとして顕在化できます。
各社がテレビCMなどで啓蒙している「終わらない昭和問題」は、既に問題意識として顕在化してきており、その認識を援用したコミュニケーションはスピーディで有効といえます。次の一手に悩むBtoBマーケターは、まずは自社サービスが解決できる「終わらない昭和問題」は何かを定義してみましょう。
言語化のコツについては「働き方上手さんの言語化術」でも詳しく解説しています
「顧客が抱える問題」へのferretのネーミング事例
プロダクトではなく「顧客が抱える問題」に対してネーミングをした例として、社外に専属のクラウドチームが持てるサービスでは【職場の「あと0.5人足りない」問題】と定義。社員を採用するまでもないけど、常に何か手が回っていない状態に名前を付けることで、ベネフィットを浮き彫りにしています。
職場の「あと0.5人足りない」が一気に解決。“手が回らない”業務が回りだす「クラウドタスクフォース」とは
今あるチームの外側に、専属の作業チームを置いて慢性的な「あと0.5人足りない・・・」をぴったり解消する。まさに「クラウドタスクフォース」というべき次世代型チーム編成にすることのメリットをご紹介します。
また、インフルエンサーのマッチングプラットフォームサービスでは「とりあえずリストください問題」と命名。膨大な作業で代理店やメディアを日々悩ませるミドルインフルエンサー探しの作業についての解決策を鮮烈に提示しました。
「とりあえずリストください問題」に終止符を打つ。インフルエンサー施策を一気にラクにする画期的サービスとは
現場の担当者の新たな頭痛のタネとなりつつあるのが「とりあえず、インフルエンサーリストをください」という依頼。数千~数万規模のフォロワーと強い絆で結ばれている「ミドル~マイクロインフルエンサー」はフォロワー数が少ないぶん起用すべき人数が多い上に、投稿テーマも特化しているため案件ごとにピックアップせざるを得ないのが現状。
ferretの新連載企画「BtoBマーケティングアカデミー」を要チェック!
ferretではこれからBtoBマーケティングを志すマーケターに向けての新連載「BtoBマーケティングアカデミー」を連載中。BtoBに特化したマーケティングツール『ferret One』の顧客支援を通じて得た生のマーケノウハウを、新たに体系立てて読者にお届けしていきます。
ビジネスの動力は、若手の「手」でつくる。BtoBマーケティングアカデミー
先輩のように瞬時の切り返しトークはできなくても、それをコツコツとコンテンツ化することはできる。全ての「打ち手」を積み立てられる。資産運用のように、どんどん成果が膨らんでいく。それが、BtoBマーケティングの魅力。
Twitterにて、インスピレーション投稿も配信中!
また同時に、通勤電車や在宅ワークの始業のお供として、平日毎朝8:00にBtoBビジネスをテーマとするモーニングツイートを配信中。毎朝一つずつ、読者に「気づき」をお届けします。気になる方はferretの公式Twitterアカウントをフォロー!
- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
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- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- BtoB
- BtoBとは、Business to Businessの略で、企業間での取引のことをいいます。
- ベネフィット
- ベネフィットとは、「利益」「恩恵」「便益」などの意味で、マーケティングにおいては、「顧客が商品から得られる良い効果」のことをいいます。 人は、商品やサービスを購入する際、商品そのものではなく「その商品を使用することによってもたらされるもの」を購入しています。例えば、ドリルを購入する人は、ドリル本体ではなく、そのドリルで開けられる穴を購入しているといえます。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- BtoB
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- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。