ヤフーは、新型コロナウイルス感染症関連の影響分析等に役立てられることを目的に、東京・愛知・大阪・福岡への近隣県からの来訪者数の昨年比を調査したレポートを公開した。

2020年5月14日に、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため「特定警戒都道府県」に指定されていた13都道府県のうち茨城県、岐阜県、愛知県、石川県、福岡県は解除となった。 そこで、特定警戒都道府県にまだ指定されている東京都・大阪府と、解除された愛知県・福岡県への近隣県からの推定来訪者数を前年同月同曜日と比較した日別指数で可視化。対象期間は、5月11日から17日までの1週間としている。

愛知と福岡への来訪は平日が高くビジネス目的と推測

ferret_yahoo_1.png出典:ヤフー・データソリューション、Yahoo!検索
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指定解除となった愛知県と福岡県への近隣県からの来訪指数は、双方ともに土日よりも平日5日間の方が高い。ビジネスでの来訪がそれ以外の目的の来訪より減っていないことがわかる。

大阪も愛知・福岡同様、平日は高いスコアで推移

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依然として特定警戒都道府県に指定されている大阪府では、雨天の影響からか土曜日が落ち込んでいる。また、愛知県、福岡県と同様に平日は土日よりも高いレベルで推移していた。

東京はビジネスの自粛は強いものの、それ以外の外出が多い

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雨天の土曜日のあと晴天の夏日となった日曜日は、神奈川県と千葉県からの来訪指数が1週間で最高となった。平日の近隣3県からの来訪は今回取り上げたエリアの中で最も低い水準のため、ビジネス目的の来訪は自粛が強かったものの、それ以外の外出がこの日曜日に多かったことが示唆されている。