ホームページにおいてポップアップとは、現在見ているホームページの上に、重なるような状態で、新たな画面が開き、その最前面面に表示されることを言います。より目立つ、注目を集めることが出来る反面、見ている画面を遮るように表示されるので、不快に受け取られる傾向があります。

ポップアップとは

1990年代、ホームページが普及拡大し、多くのホームページが乱立しはじめた時期に登場した技術です。JavaScriptと呼ばれるプログラム言語で簡単に実現でき、かつ、ユーザーを注目させることができるため爆発的に、その表現方法が広がりました。

しかし、ポップアップはユーザーが見ているホームページを遮る形で、新たな画面が表示されるため、また、その注目の高さから広告で利用されることが多く、広告を見たくない、ページを見ている行為が妨げるのが不快だ、などの理由から、それらを遮断する動きが増えることになります。

ポップアップをブロックする

ホームページを見るソフトウェアをブラウザと言います。そのブラウザに、ポップアップを遮断する機能が実装されはじめます。ポップアップ自体は、新たに開くそのページ数を実質無限にしコンピュータをフリーズさせてしまうなどの迷惑行為も横行したたため、それらをブロックできると、多くのユーザーに支持されることになります。

現在のほとんどのブラウザでその機能は実装され、ポップアップの表現は2014年6月現在、ほとんど見ることは無くなりました。

会話例

ポップアップってうざいよね」
(現在見ているページが遮断されるため、不快に思うユーザーも多いため。)

ポップアップブロックの設定ってどこにあるっけ?」
(多くのブラウザでは、ポップアップの機能を無効にする機能が実装されています。一方で、その機能をオンにするメニューはどこにあるのかは、ブラウザにより異なります。)

「パスワード変更のお願いはポップアップで注意喚起しよう。」
ポップアップは強制的にユーザーに見せることが出来るため、どうしても見せたい告知などの場合には効果的なこともあります。)