売れている商品・サービスから時代の変わり目を迎える消費者の実態を探る

連日テレビのニュースでは、コロナ終息時期について議論されていますが、未だ終息の見通しは立っていません。外出自粛が長引くことで、私たち消費者は工夫を凝らしながら少しずつ現状に適応し始めています。消費者の自宅での過ごし方が変わる時を迎えていると同時に、企業にとっては、この時代の変わり目の消費者ニーズを上手く捉えることが、生き残る道と言えそうです。

出典:「USEN-NEXT」決算:動画配信など好調もコロナ禍で計画据え置きへ | Strainer

U-NEXTは株式会社U-NEXT(ユーネクスト)が提供する国内最大規模の動画配信サービスです。2020年8月時点で閲覧可能な動画コンテンツ数は190,000本以上とボリュームがあります。ジャンルも国内ドラマ、海外ドラマ、洋画、邦画、韓流・アジアドラマ、アニメ、と幅広いコンテンツを取り扱っています。また、音楽アーティストのライブのオンライン配信も行っております。

業績を見ると2020年2Qでは今までの売上伸び率に対して、高い水準を出しています。コロナ自粛により自宅の滞在時間が多くなったことから、動画コンテンツ系のサービスは全体的に利用率が高くなっており、国内サービスである「U-NEXT」も売上を伸ばしています。

映画などの動画コンテンツ配信サービスは、ネットフリックスやAmazonプライムなどの外資系サービスのシェア率が高いが、国内企業のU-NEXTは見放題サービスの作品数の多さを他サービスに対する強みとするべく毎年配信コンテンツ数を増やしている。コロナ需要で市場全体の動きが活発する中で、その中での競争原理も当然働くため、ユーザーニーズに即したサービス展開が求められる。

参考:
「USEN-NEXT」決算:動画配信など好調もコロナ禍で計画据え置きへ | Strainer
IR情報 | USEN-NEXT HOLDINGS

コロナの影響で今後需要が高まる事業を予測

コロナの影響で需要が高まる事業は?

コロナの影響で需要が高まる事業は?

新型コロナウイルスの影響で、ビジネスマンは在宅勤務などのテレワークとなり、家で過ごす時間が大幅に増えています。もちろん、自宅にいても仕事は発生しますが、通勤時間がなくなり、休日も外出を控えていることで、いつもよりも自宅での過ごし方について考える人も多いのではないでしょうか。ここでは、需要が増えそうな業界を予測します。