CSS3で追加された機能

CSS3は2011年に発表されました。
全体がモジュール化(まとまりのある要素、という意味)され、ユーザーはどのモジュールを利用するのか、自由に選択できるようになりました。

なお、モジュールごとに仕様の策定が進められていて、まだ草案段階のものもあるため、今度も仕様が変更されていく可能性はあります。
CSS3とHTML5はそれぞれ独立した技術ですので、必ず組み合わせて使わなければならないということはありません。

また、HTML4とCSS3、XHTMLCSS3といった組み合わせでも問題なく利用することができます。

CSS3に追加された機能としては、以下のようになっています。

グラデーション

グラデーションを指定することができます。

変形

要素の回転など、2Dの範囲内で変形することができます。

角を丸くする

四角の要素などの、四隅を丸くすることができます。
指定する際は、半径をpxで指定します。

ボックスレイアウト

どこに子要素を並べるのかを指定することができます。

ボックスシャドウ

ぼかしの陰を入れることができます。

テキストシャドウ

文字に影がついているような表示にすることができます。

段組み

要素の内容を段組みにすることができます。

アニメーション

色の変化など、アニメーションを指定することができます。

複数背景

背景画像を複数枚指定することができます。

ブラウザの対応状況

まだ全てのブラザに完全に対応している訳ではないので、プロパティによっては、独自のプロパティを用意する必要がある場合があります。

対応しているブラウザ

・Internet Explorer 9/10/11
・Firefox 29
Google Chrome 34
・Safari 5
・Opera 12

まとめ

CSS3についてご存知の方は多いかもしれませんが、各バージョンごとの違いまで知っている方は少ないと思います。

細かい内容まで把握しておく必要はありませんが、どのような機能が追加されてきているのかで、今Webデザインに求められる要素を垣間みることもできます。
なかなか調べる機会もないと思いますので、まめ知識として知っておくとよいでしょう。

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