耳に残るサウンドロゴの作り方のポイント

サウンドロゴにはキャッチコピーとして魅力的なもの以外にも「救心」や「マツモトキヨシ」など、メロディがつくからこそ印象に残るものがあります。
このような耳に残りやすいサウンドロゴはどうやったら、作れるのでしょうか。

モチーフを繰り返す

音楽用語でモチーフとは、「二つ以上の音が集まり、一つの音楽的意味を形作り、楽節の基本となるもの」を指します。
わかりやすい例でいうと、ベートーヴェンの『運命』の冒頭「ダダダダーン」というメロディ(モチーフ)は、楽曲内で複数回使用されています。

シンプルなモチーフを繰り返すと聞いている人にとってはメロディが覚えやすく、口ずさめるようになります。
この手法は「ぞうさん」の「ぞうさん、ぞうさん」、「チューリップ」の「さいた、さいた」など童謡でも多く使われている手法です。

「救心、救心」のように、メロディにのせたモチーフを繰り返すことで耳に残りやすいサウンドロゴが作れるでしょう。

参考:
第2回 人に好まれるメロディーの秘密|株式会社インターネット

また、モチーフを繰り返す際は、飽きられない工夫が大切です。
3回以上は音の高さを変えたり、リズムを変えるようにしましょう。

まとめ

企業にとって、商品名やサービスのキャッチコピーだけでなく、音も大切な資産です。印象的なメロディとフレーズを生み出すことができれば、顧客に自社の印象を強く持ってもらうことも可能です。

店内や街頭を対象にして流すだけでなく、現在ではyoutubeなどの動画配信サイトを使って気軽に動画を配信することができ、サウンドロゴの活躍する場所が増えています。
普段生活している中で、フレーズが耳に残ったら、なぜ印象的なのかを考えてみる癖をつけましょう。