スマートフォンのカメラは年々高機能になり、一般的なデジタルカメラと同等の画質で撮影できるようになりました。

それに伴い、画像編集アプリも充実しています。写真の明るさや色味を補整できる「Lightroom」や、個性的なフィルター効果を施せる「SNOW」など、PCソフトを使わず、簡単に高度な編集ができます。

そこで、画像編集の目的に合わせて「明るさ調整用」「フィルター用」など複数のアプリを横断的に利用することもあるのではないでしょうか。

とはいえ、アプリごとに画像を読み込んで加工することで、手間が掛かるほか、書き出しを繰り返すことで画質が劣化する可能性があります。なるべくなら単一のアプリで加工できるのが理想です。

じつは、写真の明るさ調整からフィルター効果、レタッチまですべて1つで可能なアプリがあります。それが、「Enlight Photofox」です。基本的に無料で利用することができます。

今回、「Enlight Photofox」の基本的な機能と使い方をご紹介します。写真加工をシンプルに行いたい方は、ぜひ活用してみましょう。

「Enlight Photofox」とは

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https://itunes.apple.com/jp/app/enlight-photofox-enlight-2/id1191337894?mt=8

「Enlight Photofox」とは、画像や動画の加工アプリを提供するLightricksの画像編集アプリです。

アプリの前作にあたる有料の画像編集アプリEnlight」は、2015年にAppleの「The App of the Year」、2017年に「Apple Design Awards」に受賞した、いわば“Appleお墨付き”の編集アプリです。

明るさやコントラストなど、一般的な明るさ補整はもちろん、フィルター加工やレイヤーの合成などPC版の画像編集ソフトのような機能を備えているのが特徴です。

基本機能や利用料金について

「Enlight Photofox」で行える画像編集機能は次のようになっています。「正統派な補整」と「個性的な加工」両方を行えるのが特徴です。また、レイヤーの合成など、Photoshopに使い慣れた方にとって、馴染み深い機能ではないでしょうか。

・明るさの補整
・現像(有料のみ)
・詳細な画像編集(有料のみ)
・レタッチ(一部有料のみ)
・フィルター加工
・テキスト入力
・特殊エフェクト(ライトFX)
・レイヤーの合成

「Enlight Photofox」には、無料版と有料版(Pro版)があります。有料版は、機能は同一ですが2種類の課金プランがあります。年額2,200円の継続課金プランか、4,800円の買い切りプランの2種類です。

ほとんどの機能を無料のまま利用できます。ただし、現像(アプリ内では「暗室」)や、詳細な画像編集など一部の機能は有料版のみで利用できます。

通常の画像編集であれば無料で問題ないですが、一眼レフで撮影した写真の現像なども視野に入れているのであれば有料版を利用しましょう。