今やあらゆる企業のプロモーションに必須のチャネルとなっているSNS。自社アカウントを立ち上げるとまずは基盤となるフォロワー集めを行いますが、一定数の獲得ができたら次に考えるべきはそれをいかに「ファン化」させるかです。

SNSを含むメディアを介したコミュニケーションとは、基本的に「情報」をやりとりするもの。「ファン」とのコミュニケーションは情報を超えた「気持ち」のやりとりが必要になってきますが、それには一定のセンスやスキルが必要になってきます。

そうした素養は急に身につけられるものではありませんが、センスやスキルに頼る以外にも方法はあります。フォロワーに対し、上手に気持ちを届けられる「メディア」があるのです。

上手に「気持ち」を贈れるメディアとは?

デジタルギフトサービス

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そのメディアとは「デジタルギフト」です。本来「贈り物=ギフト」とは、モノに想いを込めて上手に気持ちを伝達するコミュニケーション手段。日本では昔からお歳暮や暑中見舞いなど、様々なシーンでさりげなく真心を伝える知恵としてギフトが活用されてきました。

改まって手紙や電話で感謝の気持ちを表現しなくても、ギフトを介して上手に伝えられる。これをマーケティングに応用すると、デジタルギフトは企業(ブランド)から生活者へ「気持ちを贈るメディア」として活用できます。

時に企業活動で気持ちのやりとりをしたい対象は膨大な人数になりますが、デジタルギフトであれば配送の手間や配送費などのコストを省いてスピーディに贈ることが可能。この利便性から各社デジタルギフトの活用を進めており、市場は毎年14%ペースで成長を続けています。

ギフト選定は、メッセージ選定である。

とはいえ、単にモノをプレゼントすればいいというわけではありません。あくまで目的は「気持ちのやりとり」なので、上手に伝達するためのコツを押さえる必要があります。

デジタルギフト術①:ギフト選定にメッセージを込める

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最も基本的な方法は、ギフトの中身やネーミングに伝えたい想いを詰め込むこと。お歳暮のビールには「年末は家族とゆっくり楽しい時間を過ごしてくださいね」という想いが込められているように、フォロワーへのデジタルギフト選定もメッセージを意識して行いましょう。

たとえば近年マーケティングでよく活用されている「ご褒美消費文脈」に沿って、自分へのごほうびを提案するのも有効でしょう。フォロワーを励ましたい時は上図のスターバックスの「元気がでるセット」や「GOOD LUCKセット」などを選定すると、単なるバラまきではなくメッセージも一緒に贈ることができます。

デジタルギフト術②「選ぶ愉しみ」も贈る

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近年結婚式の引き出物でもすっかりお馴染みになった選べるギフトセット。参加者一人ひとりの好みをハズす心配がないという利点の他に、もう一つ大きな魅力が。それは「ギフトを選ぶ愉しみ」も相手にプレゼントできるということ。

コト消費文脈を受けて、最近はモノではなくテーマパークやホテルステイなどの「体験」を贈るギフトセットも人気です。ここでもただ体験を贈るのではなく、あくまでブランドメッセージを踏まえたギフト選定が大事。

たとえばデジタル一眼カメラのマーケティングの場合、愛用のカメラを存分に活用できる「画になるシーン」がたくさん撮れる体験型ギフトセットがいいでしょう。ギフトを選びながら、カメラの活用シーンをワクワクとイメージすることで、ブランドへの愛着も深まることでしょう。

デジタルギフト術③「プチ海外旅行気分」を贈る

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もう一つ、是非いまのタイミングで検討したいのが「海外」のギフトです。長らく続いたコロナ禍ですっかり遠のいている海外旅行の高揚感を、海外ギフトによって思い出してもらうことで一味違った「ワクワク」するブランド体験を創出できます。

国内の銘品もいいのですが、ふるさと納税の返礼品選定などで見慣れてしまっている生活者も多い中、海外のギフトは新鮮な印象も与えられます。

ファンへの「気持ち」をカタチに。

ここまで紹介してきたデジタルギフティングは「Giftto(ギフっと)」というサービスを使えば全て簡単に実施可能です。国内ギフトはもちろん韓国のギフトも充実しているので、伝えたいメッセージを自由自在に選定できます。

単なるバラまきのプレゼントキャンペーンではなく、想いを込めた「ギフト」を介してフォロワーをファン化させるのに最適なサービスといえます。

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Gifttoは相手の住所がわからなくても贈れるので、SNSを介してあらゆるユーザーにギフティングが可能。ユーザーは専用のアプリなどをダウンロードする必要もなくそのまま受け取れるので余計な手間をとらせる心配もありません。

日本/韓国の幅広いギフトのラインナップから選べる上に、越境ギフトなので韓国のユーザーにも気軽に贈ることができます。デジタルギフトなので国内・海外問わず配送コストなどの心配もありません。

以前の記事でもご紹介した、SNSの「手ごたえ」を創出できるキャンペーンツールBoosterとの相性も抜群。上手く併用することで、フォロワーを徐々に熱いファンに育てていくことが可能です。