今や社会の基盤のひとつともいえるSNS。情報感度の高い個人に情報を届けるためには欠かせないチャネルでもあるため、企業のプロモーションチャネルとしても確固たる位置を占めるに至っています。

低コストでファンとの接点を持てるため、何はともあれ「まずはSNSアカウントを開設」するという企業も多いでしょう。しかしあらゆる企業・ブランドが活用するということは、それだけ競合も多いということ。

ファンとのオープンなやりとりが魅力のSNSですが、その裏返しとしてあらゆるユーザーからその様子が「見える化」されてしまいます。つまり、とりあえず作ってうまく運営ができていない場合は「盛り上がってなさ」が可視化されてしまうというリスクもあるということです。

SNSを担当しているが文章が苦手で手ごたえが感じられない」「投稿が続かず盛り上がらない」といった悩みを抱えるマーケターも多く、そうした悩みを解決するためのノウハウもまたSNS上には山のように溢れています。

SNSの「手ごたえ」はツールでつくれる。

しかし、盛況なアカウントの運営者の全てが文章が得意だったりネタを考えるのが好きなわけではありません。SNSを盛り上げるには努力や才能も要素のひとつではありますが、他にも手段があります。

業務としてSNS運用を行う場合は確実性が求められますが、それには「ツール」を活用することが最も確実です。何万人ものフォロワーを抱えて競合の盛り上がっているアカウントを横目に見ながら「自分の努力が足りないばかりに……」と嘆く前に、ツールを活用することを考えてみましょう。

ツールでできること①:まずはフォロワーを集めて盛り上げる

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自社と同じくらいの規模のブランドなのに圧倒的にフォロワーを集めている場合、多くの場合はSNSキャンペーンをフックに効率的なフォロワー獲得を行っています。ツールを活用することで、上図のような本格的なインスタントウィン(その場で当選がわかる)キャンペーンが手軽に実施できます。

ツールを使えばLINEやTwitter、Instagramなど複数のSNSにまたがるキャンペーンを一括で実施・管理することも可能ですし、それぞれのSNSの特性に合わせた応募条件の設定も自由にできます。

当選者の選定やプレゼントの発送なども全てツールにお任せできるので、ひとりマーケターでも充分にキャンペーン実施はできます。自社の想定する顧客像とあまりにかけ離れたユーザーはある程度フィルタリングが可能なツールもあります。まずはコミュニケーションの基盤となる「フォロワー数」で競合に追いつきましょう。

ツールでできること②:立体的な施策でブランド体験を促す

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フォロワー数という「量」の問題を解決したら、次はいよいよSNSを通じてどのようなコミュニケーションをフォロワーと継続的に積み重ねていくかという「質」の問題に着手できます。

自社商品の写真や活用術などの投稿を届けることで定期的なブランド想起を促すことは基本ですが、一方的なコミュニケーションばかりでは飽きられてしまいます。時にはフォロワーを巻き込んだ企画をスパイス的に実施することでリテンションを図る必要があります。

これもツールを使うことで「ギフトキャンペーン」等の企画が手軽に実施できます。しかし単に景品をバラまくだけではブランド価値として積みあがるものはありません。コツはフォロワーをうまくブランドに巻き込んでいくこと。

たとえば自社商品を誰か大切な人に無料で贈れるキャンペーン。「どのような気持ちをそのギフトに込めて贈りたいか」を投稿してもらうような設計にすると、ギフトに込める想いを考えながらフォロワーはそのブランド価値に様々な角度から触れることになります。さらにその集約された想いは、投稿としてその人の友人に拡まっていきます。

配送不要で、当選者にリアルタイムでギフトを贈れる「デジタルギフト」は、SNSキャンペーンでの利用にも最適。たとえば「Giftto(ギフっと)」というサービスなら、日本はもちろん韓国のデジタルギフトも充実しているので、一味違ったギフト体験を創出できます。

ツールでできること③:謎解きでユーザーを巻き込む

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ツールを活用することで、ギフト以外にも様々な仕掛けが可能。上図のような簡単なクイズのようなものから、アイデアと工夫次第では少し込み入った「謎解きキャンペーン」なども実施可能です。

たとえば社員が実名・顔出しして各自がTwitterを運用し、社員の「顔」の総和がその企業・プロダクトのイメージになっていることも多いBtoBの場合。ある日なんらかの「事件」が起き、各社員の「証言」ツイートでリアルタイムにヒントが追加され、徐々に容疑者が絞り込まれていくような「ミステリー企画」を仕掛けることも可能。

ミステリーの登場人物」として社員それぞれのキャラクターをより深く認識してもらうことで、直接的にブランディングにつながります。

「手ごたえ」は、やりがいにつながる。

SNSの特徴は、良くも悪くもユーザーの「反応」がダイレクトに現れるところ。ターゲットの反応を手ごたえとして積み重ねることは「マーケティングセンス」を磨くことにもなります。

ツールを活用して上手くアカウントを盛り上げることは、ブランドの盛況感を演出するのはもちろん、マーケター自身のやりがいや成長につながります。

今回例としてお見せしたキャンペーンのイメージ画像は、全て「Booster」というツールを活用して実施したもの。多機能で定評のあるキャンペーンツールなので、ふと閃いたキャンペーンアイデアも大抵は実行可能です。

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Boosterは低コスト(月額4.9万円~)で多機能。またTwitter、LINE、Instagram、YouTubeなど主要なSNSサービス全てで実行可能で、しかも複数のSNSで同時にキャンペーンの実施・管理ができます。

キャンペーンのボトルネックとなる当選者の選定・連絡、クーポンや景品の大量発送などの「工数」も大幅に削減してくれるので、ひとりマーケターでも気軽にキャンペーンの実施が可能。メイン画像が一枚あればキャンペーンLPもブログ感覚でサクッと作れます。

アンケート機能もあるので、アンケートも簡単に実施でき、その結果は自動で分析・レポーティングされるのでフォロワーの人物像やインサイトを知るためにも有効です。

また直感的に操作できるため、ツールの操作方法に習熟するための「学習コスト」がほとんどかからないのも大きなポイントです。