ブロックチェーン開発に役立つライブラリ3選

ブロックチェーン作成の概観がご理解いただけたと思いますが、一方で「ゼロからブロックチェーンを組み立てていくのは大変そう」と思われた方もいるでしょう。そんな時には、世界中の優れた開発者たちが作成した、高機能なライブラリを使ってみるのがよいでしょう。

ここでは、数あるライブラリの中でも、特に自社でのブロックチェーン開発に役立つライブラリを3つご紹介します。

1. Web3j

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Web3jは、Javaの技術を使ってイーサリアムベースのブロックチェーンノードを作成するためのライブラリです。開発言語がJavaベースになっているため、Androidアプリへの統合もしやすくなっています。

また、イーサリアムベースということもあり、スマートコントラクトの実装用途としても利用することができます。

2. HyperLedger Fabric

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HyperLedger Fabricは、Go言語で実装されている、オープンソースの共同開発プロジェクトであるHyperLedger名義で公開されているライブラリです。IBMが開発していたOpenBlockChainを、Linuxファウンデーションに提供したもので、IBM Bluemixでもエンタープライズ向けに提供しているため、商用で使う際にも安心して利用することができます。

Fabricによる開発はGo言語のほか、Javaなどの汎用的な言語でならほとんどの言語で記述できます。

3. Blockchain.js

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Blockchain.jsは、ビットコインのような合意形成アルゴリズムを含めたブロックチェーンを、JavaScriptでシンプルに作成することができるライブラリです。

コードはサーバー上のNode.jsでも、クライアントのブラウザのどちらでも動かすことができます。

まとめ

ブロックチェーン自体は、ある特定のデータを含んだブロックをチェーン状に保存した、非常にシンプルなものです。合意形成の考え方は少し難しいものになっていますが、ライブラリを使うことで、高いハードルを下げることもできます。

まだデータの保管にデータベースを活用しているところも多いでしょうが、まずは適材適所で部分的にブロックチェーンを導入してみてはいかがでしょうか。最新技術として話題にもなり、なおかつ安全にデータを記録することができるでしょう。