インスタ映えは“綺麗”だけが正解じゃない

Instagramといえば、ユーザーの目を引き付ける「綺麗な写真」が重要と考える方も多いでしょう。しかし、インスタ映えは必ずしも綺麗だけが正解とは限りません。

弊社では、新作コスメや人気コスメ、という観点を始め、色数が多くて見極めが難しいコスメや、需要が多いけれど色味が似ていて違いがわかりにくいブラウン系のアイシャドウなど、パーソナルカラーの観点で考えた時にニーズが多いと思われる情報を厳選し、色味を自らチェックして画像にまとめ投稿をしていきました。

結果、1つ目の投稿時から「この情報を待っていました!」というフォロワーからの声が殺到し、弊社の投稿を見て商品を買いに行ったという声が続々寄せられるようになりました。

続けていくうちに、投稿内容のリクエストも何百といただくようになり、パーソナルカラー×コスメといったらStyle Worksであるというブランディングが確立されてきた実感もありました。

Instagramは「綺麗」だけではなく、「ユーザーの為になる情報があるか」の視点が重要だと言えるでしょう。

常識を疑い、次の常識を作る

従来のInstagramは、見ていて癒されるような、綺麗で写真映えする世界観が支持されていました。そのため、そうした動きとは対照的な弊社のようなアカウントは稀で、綺麗で作り込まれた世界観の中に、良い意味でノイズを起こす存在だったと言えます。

しかしどんな時も大切なのは、ユーザーの心理や動きを注意深く観察し、次の先手を誰よりも早く打つこと。それから、それまでの常識を疑い、次の当たり前を自ら作っていくことです。

無償で使えるSNSだからこそ、新しい試みを積極的に取り入れることが必要なのではと考えます。

まとめ:良い意味のノイズで存在感をアピールすることも大切

SNSでは、このツールはこのように使うのが一般的であり正攻法である、といった見えない暗黙のルールがいつしか確立している印象があります。

しかし、スタートアップがその正攻法をただ愚直に取り組んでいては、差別化に繋がりにくく埋もれてしまう恐れがあるでしょう。

時にはその中に良い意味でのノイズを起こし、存在感をアピールすることが突破口につながることもあります。影響力を増してきたSNS、今こそ改めてその価値や運用方法を見直して、強いファン作りを目指しましょう。