かつて一部のマニアだけのものであったLinuxは今や、サーバーや組み込み機器などビジネスで広く活用される主要なOSになっています。そういった背景からもLinuxをこれから学ぼうとしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一方で、コマンドで操作するケースも多く、初めての方にとっては難しいイメージですが、実は10個のコマンドを覚えるだけでも十分使いこなせるのです。

さあ、この記事を読んであなたも明日からLinuxを活用してみましょう。

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これだけ覚えたら使える!Linux基本コマンド10選

Linuxの参考書として有名な「Linuxコマンドポケットリファレンス(技術評論社)」を見ると数多くのコマンドが載っていて、どれから手をつけたら良いのか、なにを覚えたらよいのか分からないというのが最初に感じる正直な感想ではないでしょうか。

実はこのような参考書は、ある程度Linuxを使いこなしている方がコマンドの使い方やオプションを調べたりする目的で使うことが多く、はじめての方が使うのはあまりお勧めできません。

例えば、コマンドが120個も載っていたときに、全てを覚えるのは現実的に難しいはず。だからこそ、はじめは本当に必要なコマンドを覚えていき、ステップアップしていく中で新たなコマンドを覚えていきましょう。

今回は、以下の10個にしぼってみました。意味も解説していきますので参考にしてみてください。

1.cd

使い方:cd
作業ディレクトリを移動するコマンド。

使用例)
 cd /usr/local → /usr/localディレクトリに移動する
 cd	 → 移動先を指定しないと自分のホームディレクトリに戻る

2.ls

使い方:ls (オプション) <ディレクトリ>
ファイルやディレクトリの情報を表示するコマンド。

主なオプション
 -a:隠しファイルを含むすべてのファイル・ディレクトリを表示
 -l :ファイルの詳細(作成日、パーミッションなど)を表示

使用例)
  ls –a /usr/local → /usr/localにあるファイル・ディレクトリを表示

3.cp

使い方:cp (オプション) <コピー元> <コピー先>
ファイルやディレクトリの情報を表示するコマンド。

 主なオプション
 -r:ディレクトリを再帰的にコピーする

 使用例)
  cp file1 /usr/ → file1を/usrディレクトリにコピー
  cp file1 file2 → file1をfile2にコピー
  cp –r /dir1 /dir2 → /dir1ディレクトリをすべて/dir2にコピー

4.mv

使い方:ls (オプション)  <元ファイル/ディレクトリ> <先ファイル/ディレクトリ>
ファイルやディレクトリを移動、名前を変更するコマンド。

使用例)
 mv file1 /dir1/ → file1を/dir1ディレクトリに移動
 mv file1 file2 → file1をfile2に名前を変える

5.rm

使い方:rm (オプション) <ファイル/ディレクトリ>
ファイルやディレクトリを削除するコマンド。

主なオプション
 -r:ディレクトリを再帰的に削除する
 -f:削除の際に注意メッセージを表示しない
 -i:削除の際に注意メッセージを表示する

使用例)
 rm file1 → file1を削除
 rm –r /dir1 → /dir1ディレクトリを再帰的に削除

※不用意にシステムファイル等を消さないように注意すること。例えば、不注意で特権ユーザー(rootユーザー)で「rm –rf /」を実行してしまうとシステムが回復不能になってしまう可能性もあります。

6.mkdir

使い方:mkdir (オプション) <ディレクトリ>
ディレクトリを作成するコマンド。

主なオプション
 -p:同時にサブディレクトリも作成することが出来る

使用例)
 mkdir dir1 → dir1ディレクトリを作成する
 mkdir dir1/dir2 → dir1ディレクトリとサブディレクトリdir2を作成する

7.more

使い方:more <ファイル>
ファイルの内容を一画面ずつ表示するコマンド。

使用例)
 more file1 → file1フォルダの一画面ずつ内容を表示する

8.cat <ファイル>

使い方:cat <ファイル>
ファイルの内容を一度にすべて表示するコマンド。

使用例)
 cat file1 → 	file1フォルダの内容を表示する
 cat file1 file2 → file1とfile2をつなげて表示する

9.shutdown

使い方:shutdown (オプション) (時間)
システムを停止、もしくは再起動するコマンド。

主なオプション
 -h:システムを停止する
 -r:システムを再起動する

時間
 now:今すぐに実行する
 時刻:指定した時刻に実行
 +(分):指定した時間後(分)に実行

使用例)
 shutdown –h now → 今すぐシステムを停止する
 shutdown –r now → 今すぐシステムを再起動する

10.exit

使い方:exit
システムからログオフするコマンド。

使用例)
 exit → システムからログオフする

まとめ

Linuxを使うにあたってコマンドを覚えること、使い方を習得することは大きなポイントです。今回取り上げたコマンドは基本的なコマンドですが、これを覚えるだけでもLinuxの活用や今後の習得がスムーズになるでしょう。

コマンドが難しそうだからと、Linuxを敬遠してしまいがちですが、Linuxは簡単なコマンドをいくつか覚えるだけでもすぐに使えるようになるOSなので、本記事をキッカケに改めてLinuxを使っていただければと思います。

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