8.フレーミング効果(≒リフレーミング)

見方や基準を変えることで、同じ物事でも全く違う印象を持ってしまうことを「フレーミング効果」といいます。
少し表現を変えるだけで、受ける印象はマイナスにもプラスにも転換させることができます。例えば、リピート率が30%の商品を

訴求する場合、

「30%のユーザーがリピート」

と表現するより

「ユーザーの3人に1人がリピート」

と表現するほうが多くの人がリピートしている印象をうけやすくなります。

9.シャルパンティエ効果

大きさや重さの単位を変換することで錯覚が起こることを「シャルパンティエ効果」と呼びます。

例えば、

「ビタミンC1g」
「ビタミンC1,000mg」

は、どちらも表している量は同じなのに後者の方が大量のビタミンCが入っているような印象を受けます。

10.権威への服従原理

人は権威のある者の言動には無意識に従ってしまいます。これを「権威への服従原理」といいます。

例えば健康食品や化粧品を販売する場合は、キャッチコピー「皮膚科医が推薦」「専門医が開発に協力」というような文言を盛り込むことができると、一気にその商品に対する信頼性を高めることができます。

11.認知的不協和

矛盾する2つの感情を抱え、不快感を感じることを「認知的不協和」といいます。
例えば「タバコは吸いたい。肺に悪いことはわかっている」という状態は「認知的不協和」といえます。

多くの人が潜在的に抱えているであろう認知的不協和に対して、

「痩せたいけど食べたいものは我慢したくないあなたへ」
「スキンケアをさぼりがちでもつるつる肌を手に入れられる」

というように解決策を提示するようなキャッチコピーを作成すれば、当てはまる人には強い関心を抱かせます。

まとめ

短い文章で強い印象を残す必要があるキャッチコピーは、最も心理学が応用されやすい場所だとも言えます。世に溢れるキャッチコピーをよく見てみると、そのほとんどは心理学を踏襲しているものばかりです。
効果的なキャッチコピーを作成するためには、上記で挙げたような心理学用語は基礎知識と捉え、そのうえで自社サービスのユーザーにはどのような表現が響くのかを考えましょう。
ただし、心理的効果を高めようとするあまり、実際の商品の効果を過剰に高めるような表現をすることは厳禁です。法律に抵触する場合もあるので、節度は保ちつつ、効果的な表現を模索しましょう。

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