『若者のライフスタイルに関するアンケート調査』20歳のいまの悩みは「今後の未来」、今年は「趣味」を積極的に取り組む
コロナ禍の若者、「コスパ」は過去のもの?消費・生活・未来いずれも「自分」を重視する傾向に ~将来「地元に住みたい」人は5割、就職先は人間関係の良い大手企業が希望~
CCCマーケティング株式会社は、18~20歳の男女600名に、インターネット上での意識調査「Tアンケート」によって、『若者のライフスタイルに関するアンケート調査』を実施しましたので、お知らせいたします。
若者のライフスタイルに関するアンケート調査ダイジェスト
●いま悩んでいることはなに?漠然とした不安感が!?「今後の未来」と「お金」が上昇傾向に
18歳では1位「今後の未来のこと」 2位「お金のこと」 3位「勉強のこと」
19歳では1位「お金のこと」 2位「今後の未来のこと」 3位「仕事・就職のこと」
20歳では1位「今後の未来のこと」 2位「お金のこと」 3位「仕事・就職のこと」
●2022年に積極的に取り組みたいことは?今年は学問より趣味!1位「趣味」 2位「学問」 3位「アルバイト」
コロナが将来に影響を及ぼしたと思っている若者は6割
●将来「地元に住みたい」と思っている人は5割、地方部に住んでいる若者の5割が「地元に住み続ける」
就職先は4割が「大手企業」を希望、理想の職場は「人間関係が良い」が7割
●今後どういった生活スタイルを望んでいる?昨年より「自分を磨く生活スタイル」が男女ともに減少
3割が「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」を希望
●消費に対する考え方は?若者の買い物に対するエンタメ感がジワリ減少し、コスパ意識も低下
1位「買い物は楽しい」 2位「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」 3位「自分に必要な物だけを買う」
いま悩んでいることはなに?漠然とした不安感が!?「今後の未来」と「お金」が上昇傾向に
18歳では1位「今後の未来のこと」 2位「お金のこと」 3位「勉強のこと」
19歳では1位「お金のこと」 2位「今後の未来のこと」 3位「仕事・就職のこと」
20歳では1位「今後の未来のこと」 2位「お金のこと」 3位「仕事・就職のこと」
2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられますが、18歳成人が施行される前の最後の「成人の日」が1月10日にやってきます。2016年より実施している若者世代の意識を紐解く調査「若者のライフスタイル」を、18~20歳の男女600名を対象に実施いたしました。
まず、いま悩んでいることが何であるかを複数選択で聞いたところ、1位は「今後の未来のこと」(48.0%)、2位は「お金のこと」(47.2%)、3位は「仕事・就職のこと」(39.2%)となりました。
この結果を年齢別に見てみると、18歳と20歳の1位は「今後の未来のこと」が過半数を占め、また昨年と比較しても「今後の未来のこと」が1.7ポイント、「お金のこと」が1.5ポイント増え、将来に対する漠然とした不安感が募っていることが見て取れました。
回答者を20歳に絞って2016年から経年※比較をしてみると、2016年では1位が「今後の未来のこと」、2017年では「今後の未来のこと」、2018年では「今後の未来のこと」、2019年では「お金のこと」、2021年では「仕事・就職のこと」となり、2022年では再び「今後未来のこと」が1位に浮上する結果となりました。
※2020年はアンケートを実施しておりません。
2022年に積極的に取り組みたいことは?今年は学問より趣味!1位「趣味」 2位「学問」 3位「アルバイト」コロナが将来に影響を及ぼしたと思っている若者は6割
続いて、2022年に積極的に取り組みたい・チャレンジしたいことは何であるかを複数選択で聞いたところ、1位は「趣味」(46.7%)、2位は「学問」(43.7%)、3位は「アルバイト」(33.7%)、4位は「資格取得」(32.0%)、5位は「旅行」(27.7%)となりました。
この結果を昨年と比較してに見てみると、上位3つに大きな変動はないものの、昨年は2位だった「趣味」が今年は逆転の1位となり、コロナ禍での若者のプライベートをより重視する傾向が強くなっていることが見て取れました。
また新型コロナウイルス感染症が将来に影響を及ぼしたかどうかを聞いたところ、「とても影響を及ぼした」「まあまあ影響を及ぼした」の合計は57.5%となり、半数以上の若者にとって、コロナは何らか影響を与えてしまっていることが分かりました。
将来「地元に住みたい」と思っている人は5割、地方部に住んでいる若者の5割が「地元に住み続ける」
就職先は4割が「大手企業」を希望、理想の職場は「人間関係が良い」が7割
続いて、地元(故郷)に対する居住の考えを聞きました。最も多かった回答は「今も地元(故郷)に住んでいて、将来も住み続けたい」で41.2%となり、また「今は地元(故郷)に住んでいないが、将来は地元(故郷)に住みたい」が6.3%と、若者の2人に1人が地元居住をしたいという思いがあることが分かりました。
また、現在の居住地域が「都市部」「地方部」のいずれかで選択してもらった結果をもとに比較をすると、都市部および地方部に住んでいる若者の8割がいまも地元に住んでいて、都市部・地方部ともに5割の若者が引き続き地元に住みたいという意向があることが分かりました。
また、理想の職場について複数選択で聞いたところ、多かった回答の上位から「人間関係が良い」(71.8%)、「賃金が高い」(52.0%)、「有給休暇が取りやすい」(51.3%)、「やりがいのある仕事ができる」(49.0%)、「尊敬できる上司・先輩がいる」(41.8%)となり、性別で比較をすると男性よりも女性の方が職場に対する理想や環境を重視する傾向が強く、男性は自分の力量次第という意識が多少あることが見て取れました。
加えて、理想の会社を聞いたところ1位と2位はあまり変わらず「大手企業」(26.8%)、「中堅・中小企業」(22.8%)となりました。一方で「自分で起業・自営業」も10.2%と1割に及び、若者世代のスコープに自ら事業を立ち上げる「起業」がしっかりと含まれていることが分かる結果となりました。
今後どういった生活スタイルを望んでいる?昨年より「自分を磨く生活スタイル」が男女ともに減少
3割が「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」を希望
続いて、今後、どのような生活スタイルを望んでいるのかを聞いたところ、最も多かった回答は「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」(28.8%)となりました。
続いて「自分の好きなことややりたいことに、時間と手間を集中させる生活スタイル」(18.0%)、「のんびり気ままな自然志向の生活スタイル」(16.3%)となり、若者世代には、自分の好きなことを中心に置いた生活スタイルが好まれていることが分かりました。
なお、「自分を磨き、新しいことにどんどんチャレンジして、世の中に自分を表現する生活スタイル」は昨年よりも3.8ポイント減少、また「家族の幸せを第一に考え、子どもによりよい教育を与えられる生活スタイル」も2.3ポイント減少しました。
消費に対する考え方は?若者の買い物に対するエンタメ感がジワリ減少し、コスパ意識も低下
1位「買い物は楽しい」 2位「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」 3位「自分に必要な物だけを買う」
最後に、消費に対する意識を複数選択で聞いたところ、上位から「買物は楽しい」(48.0%)、「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」(44.8%)、「自分に必要な物だけを買う」(37.3%)、「外でお金をかけて遊ぶよりも、家でくつろぐほうが好き」「買い物にコストパフォーマンスを求める」(ともに31.3%)となりました。
昨年と比較すると、「買い物は楽しい」の減少とともに「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」や「自分に必要なものだけを買う」が増加し、買い物に対するエンターテインメント感は減っている一方で、頻繁に買い物をしない傾向が強まっていることから、コストパフォーマンスという考え方自体も薄まっている傾向が見て取れました。
■調査概要
調査方法:インターネット (Tアンケート)
調査期間:2021年12月17日(金)~12月23日(木)
調査地域:全国
調査対象:18~20歳の男女(T会員)
サンプル数:600名
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- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
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- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
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