「サーバーの動作が重く、ネットが繋がりづらくなってきた」
「ずっと同じレンタルサーバーを使い続けているけど、容量が小さい割に価格が高いかもしれない」

3年以上同じサーバーを利用していると、上記のような問題を感じるケースが多いようです。

レンタルサーバーは年々品質が向上し、費用感も下がっています。
ひと昔前のサーバーは、現在提供されている最新のサーバーと比較してコストパフォーマンス面で大きく劣るものが多く、最新のサーバー環境にアップデートされていない場合もあります。
より高性能、高コストパフォーマンスなレンタルサーバーを選ぶためには、今契約している内容が適切なものかどうかを判断する必要があります。

今回は、Zenlogicを提供するファーストサーバ株式会社監修のもと、レンタルサーバーを選ぶときにチェックしておきたいポイントをご紹介します。
3年以上レンタルサーバーの契約を変えていない方は、ご自身の契約状況と照らし合せながらチェックしてみてください。

レンタルサーバーとは

レンタルサーバーとは、その名の通り「レンタルサーバー事業者が貸し出しているサーバー」を指します。
一口にレンタルサーバーと言っても、様々な種類が存在し大きく3つに分類されます。

・専用サーバー
・共用サーバー
・クラウドサーバー

専用サーバー:1台のサーバーを1社で利用できる

1台のサーバーを1社(1名)で独占して使えるのが専用サーバーです。
1つの土地に一軒家を建てているイメージです。

サーバーを独占利用できるため、利用できる容量が大きく安定性も高い反面、コストは高くなる傾向にあります。
アクセスが多い大規模サイトや、社員数の多い大企業の場合は、専用サーバーを利用すると良いでしょう。

共用サーバー:1台のサーバーを複数社で利用する

1台のサーバーを複数社(複数名)で共有して利用するのが共用サーバーです。
1つの土地にマンションを建て、各部屋に住人がいるイメージです。

現在利用されているレンタルサーバーのほとんどは共用サーバーです。
専用サーバーに比べると安価で、よほどの大規模サービスでない限り共用サーバーでも十分な容量が確保できます。

アクセスの急増や、重いデータの処理などサーバーに負荷がかかる操作が発生した場合、他の利用者に迷惑がかからないよう使用容量を制限されるかもしくはそもそもそのような負荷のかかる操作ができない場合があります。

とはいえ、一般企業のホームページであればそれほどの負荷がかかるような事象が起こることはほとんどないでしょう。

クラウドサーバー:仮想サーバー。容量を自由にコントロールできる

物理サーバーを持たない仮想サーバーを指します。
Webサービスの状況に合わせて自由に容量を調節できる点が特徴です。

共用サーバーのような物理サーバーの場合は月額課金制がほとんどですが、クラウドサーバーの場合は従量課金制で提供されている場合も多く、初期の導入コストもかからないため予算をそれほど割けないスタートアップ企業などに適しています。

年間予算をしっかり立てたい場合は月額課金制のクラウドサーバーを利用すると良いでしょう。

サイト規模や用途によってサーバーの種類を使い分ける

FS比較表.png
各社の条件によって異なりますが、レンタルサーバーの使い分けは以下を目安にしてみましょう。

専用サーバー;大規模サイトの運営や社員数の多い大企業
共有サーバー:上記以外
クラウドサーバー:費用をかけず、容量もそれほど必要としないスタートアップ企業~サーバー負担の変動が激しい業種

レンタルサーバーの性能は年々進化

レンタルサーバーを取り巻く環境は年々改善されています。
95年代中盤から提供開始されたレンタルサーバーは、参入企業が増えたことと機器の性能向上、通信環境の改善により急速に高性能低価格を実現しています。

家庭用のパソコンやスマートフォン、タブレットなどのモバイル端末が年々スペックアップしているのと同様に、サーバー環境も大幅に変化しています。
長らく同じサーバーを使い続けている企業は、以下の7つのポイントを現在の契約状況と照らし合わせてみてください。その上でサーバーを乗り換えることを検討してみてはいかがでしょうか。

レンタルサーバーを検討するときにチェックすべき7つのポイント

1.サーバーのディスク容量

・初期設定で十分な容量があるか
・契約途中で拡張ができるか

サーバーは、ホームページやメール、ファイルの保管・共有、スケジュール管理など様々なシーンで活用できます。将来のサーバー活用を見越して、十分な容量を利用できるかどうか確認しておきましょう。

また、契約途中でディスク容量が拡張できるかも見ておきたいポイントです。  

共有サーバーでは200~300GBの容量で月額1,000円程度のものが多いので、現状の契約状況と乖離がある場合は他のレンタルサーバーを検討する必要があるかもしれません。

2.料金設定

・初期費用は必要か?
・サーバー自体の費用は?月額費用/年額費用なのか、従量課金制なのか
・途中でプランの変更が可能か
・どのオプションが必要なのか、オプション費用はどの程度発生するのか

サービスごとに様々な料金体系が用意されています。
初期費用の有無や月額固定制なのか従量課金制なのかなど、自社が希望する支払い体系に沿っているかどうか確認しましょう。

同じ機能でも、サービスによって標準でついている場合とオプションでつけなければいけない場合もあります。
自社で必要な機能がどれなのかも事前に決めておくようにしましょう。
契約する前に見積もりを取るとより安心です。

必要な容量が増えた、もしくは予想よりも少なかった時のために、契約途中でもプラン変更が可能かどうかも確認しておきましょう。

3.サポート体制

・マニュアルが充実しているか
・休日でも対応可能な365日の電話サポートがあるか
・対面サポートはあるか
・運用にあわせたサーバーの個別チューニングは行なっているか

ホームページやメールにトラブルが発生した場合、ビジネスに大きな影響が出てしまいます。
トラブルが起こったときにすぐに相談できる窓口があるか、マニュアルやよくある質問(FAQ)が整備されているかは契約前に必ずチェックしておきたいポイントです。

また、レンタルサーバーは専門知識が必要となるため、問い合わせ窓口がメールのみだと問題解決が難しいケースが見受けられます。
サポート体制として、メール以外にも電話や対面などがあるか、土日祝も対応しているかなどもチェックするようにしましょう。

4.ドメイン関連

・独自ドメインの設定ができるか
・(複数ドメインを運用する場合)マルチドメインの利用可否を確認
・マルチドメインの設定可能数
・複数ドメインでのホームページ公開、メール利用の可否

自社で独自ドメインを取得している場合は、サーバー契約時に独自ドメインの設定ができるかどうか必ず確認しておきましょう。
また、複数ドメインを運用している場合も、1契約内で複数設定が可能なのか、上限数がいくつなのか知っておきましょう。

最近のレンタルサーバーは基本的には無制限でドメインを追加できますが、プランによっては制限がある場合もありますのでご注意ください。

また、SNI(Server Name Indicationの略。SSL/TLSの拡張仕様の1つ)に対応している場合、1契約内で複数サイトをSSL対応できます。複数サイトを運営する場合は、SNIに対応しているかをあわせて確認しましょう。

5.サーバーの稼働率

・稼働率は公開されているか
・SLA(サービス品質保証)は提示されているか

サーバーはどれだけ安定性があるかが重要です。安定性を測る指標として、「稼働率」と「SLA」が挙げられます。
「稼働率」は、サーバーが年間でどれだけ稼働しているかを表す指標です。これを公開しているサービスは安定性に自信があると捉えられます。

また「SLA」は「 Service Level Agreement」の略で、サービス事業者が契約者に対して、品質をどの程度保証するのかを提示するものです。
レンタルサーバーの場合、SLAでは「稼働率」が保証されているものがほとんどです。

「稼働率」と「SLA」が公開されているサービスを選ぶと安心して利用できます。

6.バックアップ体制

・データのバックアップがされているか(有料か無料かも確認)
・データセンターを複数拠点で所有しているか

バックアップ体制も必ず確認しておきたいポイントです。
データバックアップがあるか、ある場合は有料サービスなのか無料なのかを確認しましょう。

また、1つのデータセンター(物理サーバーを保管する拠点)が事故や災害で消失しても対応できるよう、複数の拠点でデータセンターを持っているかどうかも、データを守るために把握しておきたいところです。

7.セキュリティ対策

・SSL(ホームページの暗号化通信)の利用ができるか
・メールウィルス/スパム対策がなされているか
・WAF(Web状のアプリケーション用のファイアウォール)が設定されているか
・Webサイトへの不正な通信(不正アクセス)を遮断し、攻撃や乗っ取りなどから防御するシステムはあるか

個人情報漏洩事件が頻繁に発生し、信頼回復に苦労する企業の姿を見ていれば、ホームページやメールのセキュリティ対策は必須だということは理解できるでしょう。
企業の信頼に関わる重要なポイントなので、セキュリティ対策がどれだけ充実しているかも確認するようにしましょう。
標準機能で提供されているものや、オプションの場合もあるのでその点もチェックが必要です。

ホームページのセキュリティを強化する上で必須のSSLについても、サーバー会社が取得代行し、初期設定や年ごとの更新が自動化されている場合は手間が大幅に省けます。

レンタルサーバー会社によって、取扱っているSSLサーバー証明書が異なりますので、コストや用途に応じて選べるように複数のラインナップが用意されていると安心です。

中小企業向けクラウド型レンタルサーバー「Zenlogic」

レンタルサーバーならZenlogic(ゼンロジック)__ファーストサーバ株式会社.png
https://zenlogic.jp/

クラウド型レンタルサーバー「Zenlogic(ゼンロジック)」は、クラウド型でありながら共有サーバーと同じような使い勝手の良さ、専用サーバーと同じレベルの安定性を実現しています。
もちろん、クラウドならではの拡張性にも優れ、メモリを自由に増減できます。
セキュリティ性能も高く、国内で唯一、シマンテックグループのSSLサーバー証明書を無料で取得できるレンタルサーバーでもあります。

Zenlogicの強み

【1】 十分な容量
・300GB~最大2TBまで拡張可能。(契約途中でも拡張OK)

【2】 安心価格
・初期費用なし。月額/年額の固定費用のみ。

【3】充実したサポート体制
・電話、メールサポートは365日対応。
・メール問合せの場合、15時までに受付けたお問合せは原則として当日中に回答。
・ログインしなくてもマニュアル閲覧が可能(他社からの乗換えマニュアル、スタートアップガイド、FAQ、動画による設定案内など)
・直観的でわかりやすい管理画面
・利用状況にあわせてサーバーの個別チューニングを実施
・作業代行サービスあり

【4】充実のSSLサーバー証明書ラインナップ
・シマンテックグループの独自SSLを標準提供(無料)
・SNIでSSLサーバー証明書の複数設定も可能
・SSL証明書の申請、発行、設定、更新が自動化で安心

【5】ドメイン設定無制限
ドメイン取得・更新・管理が可能
・マルチドメイン無制限
ドメイン名ごとのホームページ、メール利用もOK

初期費用無料・2週間無料期間あり。お問い合わせはお気軽に

Zenlogicの機能一覧や料金設定などは以下よりご確認いただけます。この機会に、より高性能で高コストパフォーマンスなレンタルサーバーに切り替えてみてはいかがでしょうか。

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